すべてのおすすめ
彼の母親になって
宙吊りの栄光を愛撫していると
日曜日が死んでいた

月曜日は可燃ごみだから
きみの生活を袋に詰める
捨てられていた
卵でわたしは調理をしたけれど
殻に溜まった水が腐っ ....
日曜日
午前11時

3日前の新聞
細く切り裂いてる

ときどき
思い出したように
朝食の皿
トマト
ブロッコリー
の順で口に運ぶ
最下位のウィンナー
干乾びてる

 ....
隣のおじさんが
動いている音
階段を上り
こんこんと何かを打つ
僕も一人でないことを知る
午前7時半から一言も
発言してない
午後5時7分前
心の中で今日も言い続けた
6時ごろ妻が帰 ....
暗闇降りしきる草いきれ
最強のネズミに狙われながら
小型かつ軽量
持ち運び可能な大惨事

プア・ホワイトの白ウサギ
遠い故郷
働き者の日本人を思いだし
受けた命に異を唱える

輝く ....
私の言葉で
どれだけの人を傷つけただろう…?
私の言葉で
どれだけの人を救えたのだろう…?
儚くも未熟な私の言葉
私の夢は
あらゆる人の寂しさや
      憤りや 
      悲し ....
 
そんなふうに
できたかもしれないのに
しなかったことが
いいと思う

しようとしたのかもしれない
けれでも
窓辺の通路がなくなるから
しょうがなく
しなかったと思う

それ ....
                 081021




バブルが弾けて
どこかに消えて
倹約の世となった
倹約汁は薄すぎて
塩辛く
高血圧になりそうだ

鳴りやまない空襲警報が ....
きみに降る雨の日を
ぼくは知らない

いちばん、
知らない

余地の
あり過ぎることが
迷子という方角を狂わせて

ときどきぼくは
ひどくさまよう



ついつい ....
幹線道路を渡ったら
もうペダルを踏まなくても
なだらかに坂を滑り
海に向かう

港町で生まれて
港町で暮らしている

潮風で錆びた自転車のホイール
刻んだ文字
いつかは消える 其れ ....
何処を生きてる、今。
感覚を研ぎ澄まして 鼓動を感じようか

目を閉じれば 架空的空間で
浮遊するボクを掴めるか、
最後のチャンスは?

突き動かされ
波にのまれ
風は遠く
英 ....
「柿色の髪飾り」

私はずっと窓の外を見ていました
お母さんが結婚して、お父さんが新しいおばあちゃんを連れてきました
何を話していいのか分からず
私はずっと窓の外を見ています
おばあち ....
{画像=081019224202.jpg}


今日は窓際の席は止めよう
曇り空にスリットが入り
わずかに日の光が差し始めたけれど
今日は明るい景色を見たくない
風に揺れる梢も
今しば ....
長旅を控え

憂鬱そうな面持ちで空から降り注ぐ雨は

通り過ぎるたびに僕を睨む

僕は引き出された罪の意識に連れられて
目を瞑りタイムスリップ


産まれし宮処に似た感覚
周りに ....
わかったよ。
君が彼を思っていた事を
大切な存在だって
彼が君の全てだって

君は情が深いと
わかったよ。
君の人生を
掛けていた事を

でももう彼はいない。
もう一度他の人の為 ....
届くのかなあ ぷくぷくぷく
最後の空気をこぼしながら
サンダル船長さんは言った

届くさ
サンダルと旅をしてきた岩のかけらは
ひらりと水に舞いながら落ちていく

もうすぐ深くひらかれる ....
そうして僕は消える
大丈夫 さみしくはないだろう
君の静かな寝息が聞こえ
僕はそっとベッドを抜け出す
(空気が入ったならごめんね)
悪いのは君じゃない

君はいつだって約束に確証を求める ....
今夜はブルーベリー酒で、一杯
甘ったるいお酒が好きです
そうして甘ったるいことばを吐く

大した意味などないけれども
わたしは甘ったるさを舌で転がしては
その中に辛さを味わおうとする

 ....
月を遠ざけるものを捜して
迷い込んだ森

薄紙で封印された
わたしを引き裂いて
生まれてくるものがある
皮膚がわたしを押さえつけていた
だから、だ

破りとられて流し続ける
温かい ....
君以上に大切な僕なんて
そんなのは駄目だ

一番大事にすべきは自分だ

それが出来たら
誰かを
「自分と同じくらい」
大切にできるんじゃないかな

突き放しているわけじゃないよ
 ....
僕は何の脈略もなく選び取ったはずだった

図書館でその彫刻の本を手に取ったのは
静かで凛とした佇まいの彫刻が気になったからで

図書館でその詩集を手に取ったのは
背筋を伸ばして凛と生きた作 ....
浅瀬に繁る葦たちを敏く一望に過ぎ、
彼の地エジプトでの安らかな暮らしを恋う
されど、ああ。すでにサファイアの瞳に囚われたこの身
ただ、鉛色の心に惹かれては哀しみを知り、
涙の雫で翼を濡らしてさ ....
足が欲しいなあ
砂にうもれながら
サンダルはつぶやいた
私のもう片方は 波がさらったのに
どうして私は砂にうもれているのかな
私達を歩かせる足があれば
ひとつになれるのに 一足なのに
ど ....
優しい光が降り注ぐ
穏やかに晴れた休日の午後は
微風に吹かれながら
静かに死にたいと思う

毎日が死に続けていて
こころはこんなにも穢れているのに
姿は透明のままで誰の瞳にも映らない
 ....
{引用=縦に瞼をひらく半円形の港 回転扉を転がす
いくつもの歳月 このひっかかり具合に画さ
れカサコソ枯葉が散るから 浴槽のなかで手
拭を頭にのせ、石柱はすこしいい気分になる


てんでば ....
長期的な不満都市国家時代の戦争を戦争遂行の外交的・内政的な問題の発生は喰う完全に消さない
目覚めのような代表的な例の伝統的な侵略方式を報復戦争や内戦に国家の期待する
敵国の戦争指導を妨げる活動尼僧 ....
お金でない
心の
キャッチボール
快感だ

気持ちのやり取り
人がつながる
そこには愛がある
{ルビ絆=キズナ}が強くなる

相手に生きていて
欲しいと願う
その思いが
互い ....
時間が
僕を追い立てるんだ
人の気持ちも知らないで
先へ先へと追い立てるんだ
もう少しゆっくりと頼むよ
そんなに簡単じゃないんだ
午前零時のもやもや月明かりの先に
お猿のシンバル リズムを刻む

 シャンシャン

  シャンシャン

少しずつ大きく
風にそよぐ待宵草も
霞んで遠く消え隠れ

 ジャンジャン
 ....
            081017


横を向いて歩いていった
強者達が
立ち止まり
上を向いて
叫ぶ
ユーフォーだ!
ユーフォー!

駄洒落の神様
怒り出す
強者共をつ ....
デジタルの時計を見ている
タイムスリップを繰り返している
1が出て唐突に2が来て
3がその上に重なっていく



分の十の位が一の位に話しかけていて
突然相手が変わったので
びっくり ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
収集日の朝- 伊月りさ自由詩7*08-10-23
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模様替え- 小川 葉自由詩108-10-21
丁寧な口調- あおば自由詩6*08-10-21
柑橘- 千波 一 ...自由詩8*08-10-20
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あわせかがみ- たりぽん ...自由詩22+*08-10-19
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選び取られた二冊の本- kauz ...自由詩4*08-10-18
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