すべてのおすすめ
百年目の風船が飛んでゆく
百年目の風船は一つではない

それぞれには手紙と花の種が結わえられ
それからヘリウムと
教会の創立百周年なので
天への思いが詰まっている

風船は一つだけでは ....
 チョコレート・ONE

ボクがくわえているのは
うんこじゃなくてチョコレートだよ
こんな物を食べていれば
餓死はしないが虫歯と成人病で
遠からず腐蝕死だ
歯に応えて舌にとろけ口蓋に甘く ....
             考える 考える
             君のことを考える
             君について考える

             油断していた
          ....
明るい空から
さわさわと緑の雨が降るから
おまえの誕生日は
いつも濡れている

水色の
ローラーブレード
畳の上で
肘あてや膝あての
具合を確かめている
それは
おまえを守るため ....
     真っ白な壁にくるまれて
     身じろぎ一つしない 彼女の
     静かな寝息が こんこんと響く

そこは いつも
扉に囲まれていた

円い扉、四角い扉、
ぶ厚い扉、簡素 ....
自然には矛盾がない
人の心が矛盾を作り出している

三回忌法要で坊さんが話された
訓話の言葉を噛み締める

語る言葉が圧倒的に足りない僕は
何を書き残そうとしているのだろうか

語る ....
ベットソファ
枕元のくずかごに
ティッシュを捨ててしまったので
熱射病気味のわたしは
ひと晩中、このかおりの
林をさまよう夢の中でした

不器用に明るい下草を踏みしめると
やわらか ....
特別じゃない人生を
祝福してよ
神様
どうせあなたは
永遠が選ぶ人しか
認めないんだろう
信じる者しか救わない
そんな神様
私は信じない


今日も
街の片隅を
げんこつ握っ ....
祈りを集めて

みんなの分も集めて集めて

そして愛しさも切なさも一緒に

空に解き放とう

あの雲の上の青い世界へ



あぁ、二度と愛でられないあなたは

今どうしてい ....
そんなことしたら

また再会することになっちまうじゃない

愛より弱いこと

ひとりひとり続けようか


大好きだった

いつもそばにいた

いまも影や轍

気にして生き ....
バナナのプロパガンダ

バナナは長い
バナナは黄色い
バナナは湾曲している
バナナは南国産である
バナナは安い
バナナは皮剥きやすい
傷みやすい 黒ずんで行く
バナナは可愛い
バナ ....
ああ

怠惰な自分を変えたくて

・・・


無理なので詩を書いてます




なくしたものを

探してます




ああ、でもそれは失われたものであって

 ....
           あなたのやさしさ ちゃんと通じてる
           秘蜜はね スゴイから 秘蜜なんだ
           だから 秘蜜は 隠れるんだ

           秘蜜 ....
ページをめくって下さい
わたしとあなたで書いた記憶片
その中の詩篇の一行にわたしはうずくまり
うなだれた孤独と対峙をする
生きることは広がることであると知っていて
あなたはこころの深部に釘を ....
だだっ広い雨上がりの空に
僕にはない言葉がさ迷う

地上の、揺れの、草の、言葉
湿気、温度、雲の距離

僕の言葉は枯渇して
君の言葉を吸い上げる

地球、亀、象、

天文学的な、 ....
握りこぶしに八割の水分
寝具に横たわり
タンクトップも脱いでしまって
タオルケットに巻かれてしまえ
コットンが素はだかを優しく撫でる
身体感覚が昇るからうつぶせを楽しんで
ひと ....
帰りたくないとかは

とても言えない。

帰りたくないけど。

とても言えない。


だから

あたしは

また

ぐーをだす。
それは忽然と現れた。
スパニッシュブルーの空を突き刺してそびえ建つ、
研ぎ澄まされた円錐形のオブジェ。
傾斜角75度の強い意志が天を貫いている。
指し示す先はどこまでも高く
その先端から曖昧 ....
{引用=


「嘘は命のバロメーターさ」
と、
歌の文句に教えられ
死なないための一心で
嘘をたくさんついてきた
おかげで気がつけば
嘘は
嘘それ自体で
はばたく羽を持ち
夏の ....
コンタミネーション「ZincAlloyandtheHiddenRidersofTomorrow」をこのところ毎夜退勤時に聴いていますグラムとR&Bの美しきマーブル状のcontamination本来は「 .... 「疼き」

わたしは女吸血鬼
逞しくばしっと叩くような男が好き
やるかやられるか
そのスリルがわたしを余計興奮させるのよ
でもね最近
草食系とか言って
わたしを見ただけ ....
君に憂鬱が訪れるたび
向日葵が深紅に染まる

太陽に背を向けて
哀しげに項垂れながら

闇を一身に背負った向日葵は
自らを切りつけ
地面へと倒れ込む

ひとつ
ふたつ
みっつ
 ....
数人の人が
現れて退き
出会った白髪の老人
何か言い残して
消えたが
印象に残って

束の間の老人よ
また来ておくれ
私達は風景を食べている
そしてもうひとつの地球のような
そんな世界を造りその上を歩いている
しかしそれはとても、とても小さい

幾つもある小さいを繋いでみようと試みるが
誰も縫い目ひとつに ....
あたしは
バンパイア

夜な夜な 赤い愛の血を
求めてさまよう

あたしのことを
愛してくれる
赤い血は

匂う 匂う
いい匂い・・・

今夜は キミか

かけ引きも大事 ....
くちばしの長く伸びた蚊に足の指を吸われながら
恋人の首をころりと乗せた二の腕の潰れ具合を計っていた。
前髪の先に留まるシャワーの残り水が
目尻を伝ってシーツにつくと、
空は落ち、
圧縮袋のな ....
{引用=

 またいつもの
 自転車にのって
 ぼくがむかっていた
 先とは
 どこだろう

 でも
 いまは
 どこだろうがかまわないおもいでいっぱいなのは
 はたして
 ど ....
昔々(むかしむか〜し)は無関心
徐々徐々にに親しくなって
今は友と呼べる奴

昔々いつも傍らに蹲(うずくま)り
たまには気になるときがあるが
それはいつでも憂鬱さとともに

昔々は青と ....
あの
つらかった
あの頃
唯一つ二つの
悦びとして
隠れるように
買いあさった雑誌よ
今やそれらが
違う形の
脚光を浴び
私は寂しく
阻害された
遠く隔てられた
あの純粋な悦 ....
朝の訪れるたび
切り離されたからだを思う
昨日との交信が途絶えて
寄る辺ない
なまぬるい風に
輪郭を確かめる


季節がしみこんでくるのと
季節に染み出していくのが似ている ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
百年目の風船- N.K.自由詩3*10-7-2
チョコレート- salco自由詩4*10-7-2
考える- 鵜飼千代 ...自由詩13*10-7-2
水色の車輪- 佐野権太自由詩21*10-7-2
虹の扉- 結城 希自由詩7*10-7-2
矛盾- kauz ...自由詩6*10-7-1
ねむれたか_あさまで- たりぽん ...自由詩510-7-1
ポリアンナにはなれない- さき自由詩610-7-1
星に捧げる詩(うた)- 麻生ゆり自由詩1+*10-7-1
再会のこころ- 吉岡ペペ ...自由詩710-6-30
BANANAな- salco自由詩7+*10-6-30
ぼやき- 自由詩3*10-6-30
やわらかな良心- 鵜飼千代 ...自由詩6*10-6-30
休息- かんな自由詩3*10-6-30
夏の来る前に- プル式自由詩1410-6-30
肌のよる- たちばな ...自由詩18*10-6-30
グリコパイナップルチョコレイト- 小鳥自由詩410-6-29
renovation- 渡 ひろ ...自由詩20*10-6-29
嘘は命の- 真島正人自由詩4+*10-6-29
コンタミネーション- 《81》 ...自由詩410-6-28
疼き- 乱太郎自由詩12*10-6-28
深紅の向日葵- うずら豆自由詩310-6-28
束の間の老人- 生田 稔自由詩410-6-28
Patch_Work_#1- 瑠王自由詩11*10-6-28
バンパイア- 森の猫自由詩4*10-6-27
よぶん- 佐藤真夏自由詩5*10-6-27
日曜日のカエルは旅好きである- 石川敬大自由詩2810-6-27
おつきあい- ……とあ ...自由詩9*10-6-27
For_My_Youth_- 真島正人自由詩3*10-6-27
alt- あまね自由詩28+10-6-27

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