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夜の始まりは
もうそこまで来ている
この夕刻の佇まいに

街よ 街よ
幾千人の人が

整備された
君の歩道を歩む時

街路の樹木も色づき
寂しげに 落ち葉も 舞う
この風に
 ....
踊るクレヨン。

薄っぺらいやみを
のたうち回るクレヨン

頭はばくはつし、炎をもやし
うすよごれた体には
雷のさきっちょが落っこちて、
まっさかさまに
突き刺さっている

その ....
なあ
おまえがいないと
おれは飯も炊けなくて
酒の相手もいなくて
洗剤の量もまったくわからないし
だいたい
おれはバター派なのに
あの買ったばっかりのマーガリンどうするんだよ


 ....
これは詩ではない
でも詩ということにしとく
14歳万引きで警察に捕まって
3人のうち俺が主犯だと
引き受けて
それにはいろいろ事情があった
万引きでも相当大きいのだった
裁判所に ....
ほんとうの事が知りたいけど
正しいかどうかはどうでもいい
つまり、とりあえずは磁北を信じて
夜どおし動かない星を探し出す
北極星、と呼ぶのは僕たちだけで
イトスギ達にはきっと別の呼び名がある ....
飴色の過去に浸る君に僕は言う

『ねぇ、果ての存在を信じる?』

ひび割れた壁を伝う光に手をのばして笑う


『ない、ないよ。そんなものただもとの位置に戻るだけだ』

背後から ....
今年こそ
サンタさんの お手伝い
したいと思ってたんだけど
まだまだ力不足
家にいるよ


雪の結晶



三次元の万華鏡

夜空のスクリーンに映し出す装置があるんだよ
 ....
何かを掴もうと 手を伸ばしたら

逆に引っ張られた

欲しい物が手に入った と思ったら

精巧にできた まがい物だった

声をかけられて 振り向いたら

同じ服装の人たちが 手招き ....
誰も知らない小さな広場に
誰も知らないサーカス、星をかかげて
青いテント 青いテント
少年は見つけた 舞台の上に
真昼の光線のしたたりを浴びて
少女が一人 くるくる回る
風のようなピルエッ ....
大好きな人の肌に唇を押し当てるのが好きで、
その熱と、鼓動を。

生きていることに感謝する。
生きていたことに感謝する。
熱と鼓動を確かめる。
余計なことをすべて省いてしまえば、生きるとは ....
やさしい人に出会ったの

笑顔が素敵で

時々いじけるわ

大きな孤独をはらんでる。

あの人が不安な時は

いつも布団を被って縮こまる

暗闇で光を抱えてる 小さな子供みた ....
その頃田舎で独り暮らす老婆は
畳の部屋で湯飲みを手に 
炬燵の上に置いた
一枚の白黒写真をみつめていた 

身に纏う軍服と帽子の唾下から
時間を止めたまま今も微笑む 
あの日の息子 
 ....
月が銀青色に染まる時
ユニコーンが目を覚ます
冷たく輝く月の光に
象牙色の角が光り
キーンコーン
青白い星は夜を彩る

のっそり起き上がったユニコーンは
青い瞳を輝かせ
暗い森の中を ....
図書館のベランダからふう、の数だけうろこ、ひとひらずつ吐息に包まれた言葉が浮かんでいますねと教授、似姿、とでも言うのですか、言葉、の似姿がうろこなのか、うろこ、の似姿が言葉なのか、こたえは貯水塔の .... 目配せを!

広く 薄い
鈍く沈んだ
充血した目で

この曇天から
見つめ続けた 
梵天の瞳

遠くまばたきをしている
曇りの灰降る 夕に

大きく息をして
大気に散る 闇 ....
黒板の粉が
午後の日差しの中で踊ってた
あたしもその消された文字の一粒で
キラキラと笑っていたんだ

ブラウスの隙間から
風がこぼれないように
37℃の痛みを飾って
眼鏡越しに見える世 ....
明日はマンデー
次はチュースデー
次はウェンヅデー
次はサースデー
次はフライデー
最後にサタデー

ダイエーでクレープ食べてこよう!
あの頃に戻れるとして
(時計の針が逆に回ったとしても)

ここから
あの頃に戻る旅程に費やすものと
これから先に進む時間とは
夕焼けの回数ぐらいしか
違いはないのです

つまり
生 ....
夕映えを湛えた水面は
紅葉の最後に火照り
林に、ひっそりと隠れて

  雲場池

湧き水の注ぐ豊かは
常に清冽を極め
水鳥の、
その羽根の下にある深さを忘れさせる

黄色や褐色の ....
書いておかないといけないのかな
十一月の林檎もぎをする足元に咲く
たんぽぽと

実った林檎をもぎ取る同じ時期に
今年は 林檎の花が咲いている
全部ではないけれど 全部だったら破滅だけど
 ....
足元が霞んでいく
進むごとに
そんなこと
とっくにお見通し
突き出した指の先
新しい冬の風が
舐めていった


夢を見てたんだ
極彩色の
鮮やかな天国
ああ
過ぎていった季節 ....
煙草ふかしながら 流れる人の顔を見る
今夜は誰と飲もうかと ぼんやり考える

ブルースマニアの公務員は 最近付き合いが悪い
オンナができたと噂があったが どうやらホンマみたい

不景気の風 ....
あなたの手首から、ふわりと香る香水が好きでした。
大人びたタバックレザーの香りは少年めいたあなたとの間に
危うい不均衡さを生み出して、不思議とあなたの存在を
空間に焼き付けました。

はい、 ....
心に
焼き付けるものを
得られた

心で
叫ぶものを
獲られた

それなのに
喪失感が
どことなく
ねぇ

ぼくたちは、
もっと、笑っていてもいいと思うんだ

もっと、はにかんでいたっていいと思うんだ



むずかしいこととかじゃなくて
かなしいくらいの澄んだ青空を見上げていて、 ....
空はいつからか
うそをつくことを忘れたようだ






また 冬に近づいた







寄せ集めた言葉で
とりあえず冬を迎える準備をした






 ....
崩れた崖にしか
射せない陽射しがある

とがった石くれが こぼれ
風に拾われた 影を埋めた

朝焼けを浴びて 土の奥が泡立つ
浮かばなかった あの想いが

花のように上を向いて
踏 ....
溢れる私を
指先で小さな歌にして
空に、伝えようとしたら
途端に青く
それは多分
あの人形の瞳くらいに
青く、なってしまったから
私は未だ
その時溢れていた歌を
伝えられないままだ
 ....
おめかししてまいりましょう
からす瓜もほんのり色づいて
アザミの花が熱いため息ついたから
あなたに逢いたくなりました


おめかししてまいりましょう
赤いカエデに負けないように
くちび ....
君がくれたものなら 唇に隠しておいた
手紙にするには 言葉が 足りなかった
誰かが逃がした涙 誰のもか僕にはわからない

今日犯した罪も 明日には覚えていないだろう
書き換えのきくルールに  ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
初冬の街- アハウ自由詩9*07-11-15
あの_鶏- 鴎田あき自由詩7*07-11-15
帰ろう- なつぎ自由詩7*07-11-14
ふとした思い出- 生田 稔自由詩207-11-14
きっと、別の呼び名で- たりぽん ...自由詩27*07-11-13
果てを探して- 比口自由詩407-11-13
クチビルにポインセチア- 北大路京 ...自由詩15*07-11-13
シンジュク- 森下 流 ...自由詩1*07-11-13
サーカス、星- 石瀬琳々自由詩10*07-11-13
残響の鳴り止まない、あらゆる季節とその日々の中で- rabbitfighte ...自由詩8*07-11-13
印象探究①- 短角牛自由詩2*07-11-13
「_詩人の窓_」_- 服部 剛自由詩3*07-11-12
月とユニコーン- 未有花自由詩11*07-11-12
つむぎの日- サトリイ ...自由詩8*07-11-11
梵天(ブラフマン)- アハウ自由詩7*07-11-11
透明だけど、在る- ku-mi自由詩11*07-11-11
今日はサンデー- ペポパン ...自由詩6*07-11-11
ここへは戻らない三百六十五の理由- たりぽん ...自由詩807-11-11
雲場池、入水- 銀猫自由詩15*07-11-10
ゼロの星- 砂木自由詩11*07-11-10
初冬- さき自由詩1007-11-10
なんか_ええことあらへんかいな- 北大路京 ...自由詩6*07-11-10
世界の残り香- 比口自由詩5*07-11-10
糸に土って- FUBAR自由詩6*07-11-10
ねぇ- わら自由詩26*07-11-10
五つ目の季節- なつぎ自由詩27*07-11-10
絵描き- 砂木自由詩11*07-11-9
- 山中 烏 ...自由詩4*07-11-9
あかね色の慕情- 渡 ひろ ...自由詩24*07-11-9
エシックス- 蒼穹自由詩8*07-11-9

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