すべてのおすすめ
四角ばったあなたのなまえをみると
どきっとする

はじめてもらったてがみの文字も
やっぱり四角ばっていて
笑ってしまった

あなたの気性だとおもった

なのに
なかみはあったかくて ....
{引用=薔薇よ薔薇
私の体を養分に美しい花を咲かせておくれ}

あの人は行ってしまった
私の手の届かないところへ

ひとり取り残された私は希望さえ失くしてしまった
絶望という名の牢獄に囚 ....
{画像=120506235631.jpg}


きらきら光る
硝子の破片
きらきら光る
小川のせせらぎ


寂しく独りで
光っている


きらきら
きらきら
光っている
 ....
君は右手の人差し指を空に挿し
微笑みながら僕を睨む
一行の眼差し

二行目の僕は
圧倒されて黙り込んでしまった

覚えてないの
私のこと
怒りの女神は叫ぶ
私の名を思い出しなさ ....
ダーウィンはロンドン動物園の小さなジェニーがお気に入り
彼女は言葉を理解しおやつをおねだりし公爵夫人に自分の可愛いドレスを
見せびらかしたり本当に人間の子供のようだった

1832年にビーグル ....
ななめの線は おめめ
口が にっこり
点は よだれ
いや 指って事で

心 って
にっこりマークみたい

コンロの上に鍋があって
コトコトと

音 って
お料理しているみたい
 ....
北国に桜が咲いて幾日も経たず
昨日突風が吹いて花びらを散らして行った

今朝 桜は冷たい雨に濡れそぼち
うつむき滴る 運命を受け入れつつも

儚げな美しさを愛でる者が
その色香に誘われて ....
 無数の車が海になだれ込んでいた
 カプチーノの氾濫
 暴走した都会
 エス、ケープとカレーション


・涅槃・・


ちりちりと水位が増す
いつか髪は乾かないときがきて
それで ....
雨を洗う
プラチナの雨
光漬けになってゆくスリジエ
小さく開いた
指を結んで


単純な日々の曲線を
なぞった軌跡
映し出される度に
周りをやわらかくする


ロ ....
いくつもの
肥え太った想いが
出口に殺到して
立ち往生している

よこしまで
メタボリックな想いが
喉の奥でせめぎ合って
脂汗をかいている

バイパスを回り込んだ
耳障りの良 ....
通う眼差しに灯せない夜はない
瞑り日 損なわれた約束は
名を変えて ほどけつづける

折り返しみつめた指の先も
ひとつひとよ のばして重ねる
掌のまま さしだしても
届かないものに でも ....
お爺さんが訪ねてきた

孫に会いに私を訪ねてきた
しかしお爺ちゃんっ子だった
私の祖父はもうだいぶ前に死んでいる

今自分がどこに住んでいるかも伝えないなんて
随分ひどい話だなぁと
当 ....
野良猫が生垣から顔を出して
じっとこっちを見ている

  /かけとび
  あやとび/
  /ステップとび

去年はできなくて癇癪を起していた
ふふふ、まあ頑張れよコワッパ と思った ....
ぼくたちはことばの国のたびびと
遥かな源流から
ひとひらの花びらが流れてきてそれは
あらたななまえを与えられて言葉となる

ぼくたちは森を抜け荒れ野を辿り
大地から漏れ出た溶岩流に閉じ込め ....
他者の背中を見るように
自分の背中を見ることはできない

他者の背中を見送るように
自分の背中も見送られ

雨あがり
洗濯したばかりの
地球の匂いに包まれる午後

無風、時々背中
 ....
あなたの特上の幸せを想う

そんな試験を毎日二万回する

ため息や胸痛がさいきん

一回だけになったんだよ

そしてちょっぴり悔しそうに

微笑めるようになったんだ


あな ....
頑張りすぎないでいいよ

もうじゅうぶん頑張ってるから

休みながら出来ないことは飛ばしていこう

そうしてゆっくり歩いていこうよ

子供の時間は今しかないよ

楽しいことだけたく ....
おんなはおとこをつれてわたしのいえにやってきます
あるときはひげのひと
あるときはとしのひと
あるときはすごくやさしいおとこでした

おんなはわたしをくらいへやにとじこめます
それがさいん ....
   水々の声をきいたことがある


   うめきに似た
   くるしげな
   声にならない
   声になるまえのだれかの


   花々の声をきいたことがある

 ....
鼻風邪をひいてしまった
五月の初めのあたりの事だ
なんとなく仕事も落ち着き
明日からの長い休みに
何をしようかという日の事だ

鼻風邪をひいてしまった
ズゴゴ、と鼻を吸う
喉の奥に青っ ....
たんすの中で服達が
牛や熊みたいに押し合っている
それぞれに獣毛をマネた人型の
ウールや化繊の上着達
ラム革合革
色とりどりの
似合いもしないスカート達
無用に増えるコート達
毎年足り ....
季節の変わり目に窓の外を眺めている。
外は雨 外出

細い両目から差し込む光の筋だけではイメージの光量が足りない。
そのため、頭蓋骨の内側を照らすプラネタリュームは暗く星の光は毛穴ほどの大きさ ....
あかちゃんは
真似っこ上手
わたしが笑えば
あかちゃんも
笑う
ありがとう

あかちゃんは
真似っこ上手
わたしが泣けば
あかちゃんも
泣く
ごめんね

あかちゃんは
い ....
   樹木の幹を截ち割って
   樹木がうまれてくる

   ひとを截ち割って
   ひとがうまれてくるように

        *

   きょだいな
   ウ ....
里にくだると
花の咲く共同湯がある



音をなす早瀬の
そのほとりで 今は、椿がさきほこり
三ぶ咲きの桜たちが 
うらやましそうに 見おろしている



昼間から入りにくるの ....
愛という甘美な束縛に身をゆだねることで
ひとはみずからくるしみを選ぶのかもしれない

虚ろな自由よりは五感を満たす快楽が
存在の証となることを
本能的に知っているのかもしれない

国が侵 ....
今日はなに話そうか

そうだねえ
知ってる人は知ってるだろうけど
変なことがある
ビッグバンのとき
なんて気軽に使う言葉
ちっともわかちゃいないけど

そのとき極小のところに
極大 ....
家族が寝静まった夜には
そっと家を抜け出し
生と死の狭間で
命についての哲学的思想を弄んでみる

死にたい私と
生きていたい誰かが
相容れない思考の中で
哀しい悲鳴をあげている
世の ....
彼女を少しと呼ぼう

細い、細い煙草を吸っていた
私が知るそれより一回りも細い煙草
少しはそれに相応しい指を持っていた

私たちはジンとコーラと煙草があればどこでも幸福だった
いたずらに ....
街全体がさみどりの煙のなかにあるようだった。

煙が目にしみる。

街道に木々がつらなっている。

そこには生まれたばかりの新緑が散らばっている。

この柔らかな色彩。

時間がま ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
四角- 森の猫自由詩8*12-5-7
いばら姫- 未有花自由詩13*12-5-7
硝子の破片_/_きらきら光る- beebee自由詩25*12-5-6
タイトルと名前で何行?- 乱太郎自由詩22*12-5-6
ダーウィンの愛したオランウータン- 梅昆布茶自由詩1812-5-6
かわいい絵_- 砂木自由詩15*12-5-6
悲恋- ただのみ ...自由詩11*12-5-4
ウォーター、追憶する- ayano自由詩612-5-4
4月29日- エスカル ...自由詩7*12-5-4
おしゃべり- nonya自由詩23*12-5-4
咲きゆく- 砂木自由詩10*12-5-4
お爺さんはお爺さん- 灰泥軽茶自由詩8*12-5-4
なわ跳び- 壮佑自由詩28+*12-5-3
言葉の旅人- 梅昆布茶自由詩1812-5-3
晴れ、時々背中- そらの珊 ...自由詩17*12-5-3
二万一回目の試験- 吉岡ペペ ...自由詩612-5-3
思い- 桜 歩美自由詩6*12-5-2
おんな- そらの  ...自由詩412-5-2
音に棲む- 石川敬大自由詩14*12-5-2
この街に物語は似合わない- プル式自由詩612-5-2
反吐と外皮- salco自由詩11*12-5-2
体調不良- ……とあ ...自由詩10*12-5-1
あかちゃんの頃- そらの珊 ...自由詩7*12-5-1
千年樹- 石川敬大自由詩13*12-5-1
椿の湯- 月乃助自由詩11*12-4-30
卒業- 梅昆布茶自由詩13+12-4-30
再生工場- 木原東子自由詩16*12-4-30
自己満足- 無限上昇 ...自由詩512-4-30
少しと少し前の話- 石川チヨ ...自由詩512-4-30
煙が目にしみる- 吉岡ペペ ...自由詩612-4-30

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528