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夜のインターチェンジは光の花がつらなっているように

僕の孤独にしみわたってくるし

それを限りなくかみしめてきた気がする


つれない過去など捨ててしまったほうが良いのかもしれない
 ....
嗚呼
女よ嘆くなかれ 
その身から赤い血を流すのは
女に生まれし証 
我ら愛する人の種を残すために
月の女神の洗礼を受け 
柔肌を赤く染めていく

されど男が創りし神は 
女は不浄 ....
 枯れ木の路

たそがれの
枯れ木並木に
湖畔の公園

風吹きて
湖しぶき立ち
湖畔のホテル

夕闇の中
食事は進む
ok・ダブル・酒

五人テーブル
久しぶり肉と魚
 ....
ほぼ黒に近い深緑と
天抜けに明るい西洋スクウォッシュ。

「奥ゆかしさは、秤にかけないで」

南に曲がった道先の足元では
濃淡のついた、それでも多くは
橙の南瓜を、よく見か(欠)けていた ....
琥珀という石を
手にしたことはないけれど
見つめたことがある
黄昏に凍りついた壁の向こうに
眠る葉や虫たち
 ....
やぶ【×藪】
草木や竹が生い茂っている所。

へび【蛇】
《「へみ」の音変化》有鱗目ヘビ亜目の爬虫類の総称。

やぶ-へび【×藪蛇】
《「藪をつついて蛇を出す」から》よけいなことをして、 ....
幸福とはこういうことを言うのだろう

幸福とは

幸福のようなものが

重ねられてゆくことを言うのだろう


叔父夫婦は熱心なキリスト者だった

はじめてのクリスマスの日

 ....
困った
私はどっちを選べばいいのかな?

一つが間違っているからといって
全部間違ってる訳じゃない
 逆に
一つが正しいからといって
全部が正しい訳じゃない

困った
私はどっちを ....
振り切れている一本の針。呼吸し心拍を上げて次の打擲を待つ。時の経過は音や光の揺らぎで知れた。繰り返される規則的な動作を目をつむり、静かに受け入れていればいい。

地球の裏側にはキセツ、季節が浮かん ....
何か
を食う

たったった、と

たっ
たっっ

臆面もなしに
揺れる天秤
秤皿の上にあるのは
したたかな
計算

みっみみ
みみが
みぎ

外は氷点下
忘れられ ....
こんもりと雪に覆われた朝
夢中でついばむすずめたちは
埋もれることもなく
枯草を折ることもない
だがまんまるの愛らしさは鋭い冷気への対抗
食糧不足は天敵も同じ
生きることは戦い
いの ....
僕は雪に魅せられる
とても切ないから

どんなに大切に受け止めても
一瞬にして消えてしまう
大事にしようと思う間もなく
手の中で静かに消える

でも一瞬だけ
ほんの一瞬だけ
その美 ....
笑顔がきたないね
産み落としたその沼から
たばこくさい泡がぶくぶく立ちのぼる

円満とか
円滑とか
そういうのの前ではわたしの思いなんて
あとまわしにされるべきなんだよ

どこに行っ ....
遙かぶりだった信濃路
そこはペダルが都会よりも
緩やかに漕げる

遠慮してくれる
夏の日差しが
あなたの気配りよりも優しかった

裏庭の沼に急ぐ鴨の親子は
人間との僅かながらの境界 ....
月は誰も見てはいない
月は自分を見ているものを
予知している
白く蒼く輝くのは
裏側の過去を隠すため

月には  ....
墨染めの空を映して
ガラス、ガラスの群れ
強い光の訪れを
救済に灼かれる日を
待つ

立体交差の雑踏
四方向に
連れ立つことなく
分かたれることもなく
人々は歩い ....
そと は
つめたくよどみ
暗い

十一時十五分

ガラスのくもりを 手で拭う
駐車場で
           内側から
外側の色彩はさびしい
点滅する蛍光灯
ペンキの剥げた看板『 ....
何かをしようと思うのですが何をしていいのか解らず
家に一人でじっとしているのも寂しいものですから
出来るだけ服を着込んで嵐の様な風の夜に
月を見に出かける事にしたのです

月には雲がかかった ....
白い粉雪が下りてきて
語りかける君からの言づけ
星の数より多くて
願い星が一瞬瞬いたのさえ
逃してしまった

君はいつも大事な事を
僕には伝えない
笑ってごまかして
掌の温もりだ ....
枯れ葉が落ちて
空に向かって木々の枝が
生命の脈絡を
とくとくと
打ちながら伸びている

空はとても澄んでいて
いつもより遠く遠くから
眺めている気分だ

裸の枝は
墨汁画のよう ....
半身を傾けて右足の声を聞きながら
私は君が勧める歌を口ずさむよ

壁は乾いた笑いをむけ
白に囲まれた暖色の夜を待ち
私の青色が足りなくなれば
風をなでる横顔を
塗りつけておくように
人 ....
{画像=111223231202.jpg}


第一章 夢に見る夢の覚め方 / 目覚める夢


目覚める夢を見たことありますか?

ふぅっと首を上げて気が付くと
目を開ければ車窓の外 ....
捨ててきたモノの中になにがあっただろう

後悔と戸惑いの他には

苦いコーヒーのようなものさ


ぼくのこころは柔らかに準備をしているところさ


足りないものを補って

余っ ....
一体どうしてしまったと言うのだ

ぼくはきっと正直に生きすぎ

疲れきったたましい入りの

肉のかたまりだったのだろう

客席はすでに埋まりはじめていた



観客は老夫婦から ....
冬至に至るのだなあ
ゆずだ かぼちゃだ 

忍耐を希望へ切り替える

あとは冬を乗り切るのみだ
小さな種を埋めておくこと
冬至の後は
明るさが増すのみだから

きのうまでとは大違い ....
生物学的にあなたが
好きだ

指でしっかりとなぞって
あたしのスケッチブックに
デッサンしたい

異性として
あなたが好きだ

相性が合うのか
確かめてみたい

手を絡め
 ....
こわがりさんに教えてあげよう
どんなに強く引っぱったって
うさぎの耳は取れたりしない
お星が空からこぼれぬように

ビニルのかばんにボートを入れて
雲母の国まで遊びに行こう
あんまり笑い ....
あんまり寒くて

鼻水が出た



そんな時



あなたが好きだと

ふと気付く
咲き方がわからなかったので
見渡そうと思った


女はホースで庭に水をまく
小さく集まった緑色はより濃厚になり
葉の先からぽたりと落ちる
はねっかえるのは強すぎる太陽


夏だ。
 ....
ね・・、きれいでしょう・・・。


踊り子は楽屋のソファに胡坐をかくように両膝をたてて
物憂い女陰をひろげて見せた
ラッパのふくちゃんは太鼓腹をきゅうくつそうに折りた
たんでひたいに汗を滲 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
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