すべてのおすすめ
雛は鳴いて 朝露流れる 雲白く
つたのからまる古木 陽が射し
巣穴からのぞく 黄緑の小鳥

アイビーの葉陰をすりぬけ
近くの木にとまる
尾をうちふり チチチッ

おはよう ナギ

 ....
かたつむりがね
いないとさみしいよね
木の葉の影の雨宿り
でもね
木のてっぺんにもいるんだよ
きっとね
だって だって
ひなたぼっこしたいから


アリさんがね
いないとさみしい ....
母がいる時

我侭で

祖母がいる時

譲らない台所

誰が最初に教えたの



料理がうまくなるには

見よう見まねが一番で

サトウ、シオ

スッパイ過去の
 ....
時をなくした
厚化粧の白い駅舎から
チョコレート色の客車にのって
町にいく
森の切り通しの影たちを往き過ぎれば
たいらな田園の景色が心の扉をたたく
町の商店街には、小さな旧びた映画 ....
雨粒ひとつ、靴の穴から入った
靴下を少し濡らして、汗に混ざった
雨粒ひとつ、あっという間に体温で消えた

空からまっすぐ靴の穴に、飛び込んで
靴下の泥と汗と混ざって消えて

なあ、やるせ ....
僕の心が歪んだのはいつ頃からだろう
もう覚えてないけど
ふつふつと湧き上がる破壊衝動
広がっていく無気力感

それでも社会に順応する為に
笑ったり泣いたり
怒ったりぼーとしたり
表情を ....
北の地
風車がまわっている
あなたが待っている
わたしを待っていると言う

東の地
高い人造の樹が一本
よく見えるところ
わたしが一人でいるところ

約束ならば忘れるために
形あ ....
ふわふわと揺らぐそらに

一筋の風が吹き抜け

綿毛が飛ぶように生れました

私は私であると理解し
強いものは弱いものに愛を捧げます

いつも真っ直ぐ居なさいと
彼は頭ごなしに言う ....
{画像=120530012115.jpg}



この世の中には
幕間に控えて居る役者は
いっぱいいて
人が羨む役を貰えるかは
まことに運次第なのだと思う


人は与えられた役の ....
おもいうかべる


予感をくすねて
疲れたようにたおれる
肌のあかり 縛られたままで
暗い食事の時間を知る


軽くみすえる
秒針と影の空気
まっすぐに近づくほど信じられる
 ....
夢から覚めると
午後は陽炎の中 寡黙に佇んでいた
翻る あなたの影だけが冷たい魚


見も知らぬ者同士 これが
いつかの夢ではないと言えるでしょうか


ひび割れた心象が決壊する時
 ....
遠雷のひびき
それは、叫び声にも似た、




雨 雨 雨 雨 雨 雨 雨 雨雨雨




ぐっしょりと 濡れそぼり
沢へつづく 林道をす」すむ

すでに谷 ....
いつもいつも誰もいない
角を曲がれば誰もいない
電車に乗れば客はわたし一人
海へ向かえばカモメさえもいない

みたいだけなんです
あなたと一緒に
あなたと一緒のものを
みてほしいだけな ....
窓辺に置かれた
一輪ざしの切子硝子
複雑な光のプリズム
瞳の中の幾何学模様
ああ なんて楽園

だってわたしは
凡庸な人でしかない

透明の硝子は見る角度で
その色や輝きも違ってく ....
白砂と
小さな世界が待っている
柔らかな海水が裸足の親指に触れる度に
小さな世界へと渦を巻いて引き込まれる
何度も何度も 行きては還り
還れば 行くの繰り返しを
日毎に重ねて そしてまどろ ....
空っぽの缶空をふると

からから

空が揺れる

空っぽの私が頭をふると

からから

空が揺れる

なにかしら

からから

空が揺れて

不意に音が止んだ
誰が来るというのだろう
誰か来るとでもいうのか
夜の街角で人を待つ

そうじゃない
僕は君が来るのを待っている
君が僕を呼んだのだから

夜の街角で人を待つ
街灯もない街道の端
手 ....
しあわせなひとは
はなれていても
よりそいあえるひと
わたしのなかの
皮のような
息をしない
過ぎていったふるい ....
台所の窓から見える
枝を切り落とされツタだらけになった
古く太い木に 小鳥が住み着いた
ツタのカーテンは巣穴を塞いで
子を守りやすいのか
ツタの中に入ってゆく
朝ご飯の支度をしながら ちら ....
橋の下市長は
公務員の真皮着色は「そぐわない」と主張する
否、彼の公務員という概念に「フィットしない人体の様態」
という意味だろう
が?
公務員の皮膚に公共性はあるのか。

刺青をするよ ....
{引用=
雨がね
未来を運んでくるの



まあるい街路樹や
がらんとした
わたし
の家
すべていまは
透明な線が
つつんでくれて


ふるえるわたしの舌が
線をう ....
掃除をしてくれている人がいなくなった頃に
もう一度、あの人に逢いたい。

僕も一度は句読点と
さよならしたいと思ったことがあったけど
でも結局、駄目だった。

帰ってくる(べき)場所に
 ....
君がたんぽぽなら 僕もたんぽぽ たんぽぽか向日葵 向日葵か太陽 太陽なら たんぽぽとの距離は遠い 約1億5千万キロメートルもある だから太陽はなし。たんぽぽなら、横で咲く。   #恋文


君が ....
まぶたを 閉じれば 海は すぐそこ
関門海峡の潮の音

あっちのほうが長門そどな
長門には 鯨さんのお墓があるそどな
おおけな鯨のちいさな墓に 南無阿弥陀仏を奉じると
波をみな飲み込んでき ....
俯いている
野の可憐
淋しさ
知りつくし
風のなか
すべなく揺れながら
なに思う


誰かにいつか
手折られる
のだろうか
それとも永遠の
忘却が
待っているのか

 ....
目覚めているのは心だけだろうか
雨が降っていた あなたのように
見知らぬ顔でドアをひらいて
涙で濡れたその頬に触れる


  息ができないの
  あなたでなければ、


雨の降る窓 ....
君は踊る
薔薇を 菫を 雛菊を踊る
揚羽蝶を踊る
木洩れ日を 気ままな風を踊る

君は踊る
虹を 青ざめた夜明けを 葡萄色の黄昏を踊る
波を 湧きあがる雲を 嵐を踊る

君は踊る
 ....
瞑ればおちる 喉元の声
ずく で 散り急いだ未明
知られる事は 色づいてからでいい

浮いた草がひろげる風の扉
顔を覗かせては
あわててもどる 七色の瞳

危険な冒険の途中なの
それ ....
がんばって、がんばって、
がんばった結果が今だから

がんばってって言わないよ

しっかり見つめてる
弱音もちゃんと聞くからさ

泣きそうになったら
ぎゅっと
抱きしめてあげる
 ....
化石になったら隠れよう 琥珀になったら閉じこもろう
みずみずしい生き方だったね
まるで魚のような鱗はないけど
剥がしても剥がしても人になんてなれないから

何万年経ってもまだ地球の話をしてば ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ヒキナギ乞う唄- 砂木自由詩22+*12-6-3
きっとね_2011- たま自由詩26*12-6-2
サシスセソ- yoyo自由詩4+12-6-2
Margaret- 月乃助自由詩5*12-6-1
雨降りお月さん、そらみてこんばんわ。- プル式自由詩5*12-5-31
歪いびつ- eris自由詩1*12-5-30
文通- もっぷ自由詩612-5-30
みずのそら- そらの  ...自由詩212-5-30
地に沁みる影が光を含むまで- beebee自由詩31+12-5-30
折れぬ指先- 根岸 薫自由詩3*12-5-29
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遠雷のした- 月乃助自由詩7*12-5-28
面白いから- もっぷ自由詩212-5-28
【_切子硝子_】- 泡沫恋歌自由詩21*12-5-28
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からっぽからから- 灰泥軽茶自由詩9*12-5-27
夜の街角で人を待つ- kauz ...自由詩3*12-5-27
『のぞみ』- あおい満 ...自由詩7*12-5-27
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入墨- salco自由詩7*12-5-26
- 青色銀河 ...自由詩412-5-26
こころの物心- yuugao自由詩212-5-25
_5月23日_#恋文の日らしいので非公式RTした人にラブレタ ...- 北大路京 ...自由詩11*12-5-25
鯨の民- るるりら自由詩20*12-5-25
風のなか- もっぷ自由詩712-5-25
青いサーカス- 石瀬琳々自由詩9*12-5-24
踊るひとのための連祷- 塔野夏子自由詩23*12-5-23
虹夢繭花- 砂木自由詩14*12-5-23
がんばってって言わないよ- 森の猫自由詩12*12-5-22
『アンモナイト』- 東雲 李 ...自由詩4*12-5-22

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