すべてのおすすめ
         2007/01/13 
コインランドリー
ガチャガチャと
歩き出す小銭入れ
中身の薄い独り者
冬至のカボチャを
茹でながら
コインの色に憧れる
カボチャ ....
あの急な下り坂で
自転車のペダルから足離して
猛スピードで駆け抜けた僕等

どっちが早いか競争中
なんていう最初の目的忘れて
風をきる感覚に二人して溺れた

それから
競争だって言っ ....
地下鉄の風に吹かれて 
灰色の階段を上がる 

地上に出る前に 
用を足そうと 
便所にゆく 

入口に 
「 只今清掃中 〜そっと入ってください〜 」 
という看板が立っており 
 ....
いつか君の病気が治ったら
どこにでも行こう
そのときまでに俺は
いろんなところを見ておくから

いつか君の病気が治ったら
カンパイしよう
缶ビールでいいよ
もう薬はいらない ....
貴方と別れてから
気持ちが悪くて全てのものが
次々と身体から流れ出していきます

貴方と別れてから
気持ちが悪くて貴方の映像が
次々と浮かんでは消え
沸いてはこびり付き
どうしたらいい ....
したんです
最近日々が
不真面目で
申し訳ない

のぐそ
したんです
僕の住む街から
工房のある隣の港町まで
海沿いを
くねくね
うねうね
モンテ・ウリアという ....
夜に開いた
隙間を
埋めるように
雨の旋律が
耳に届いて
孤独にいる者の
遊び相手と成りはしないだろうか
滴の奏でる音が
たった一人の為の
優しさとなって
降り注いで
あなたは雨 ....
 砂漠のような街
 愛という水を求めて
 今日の続きが明日
 明日はお得意様
 大好きなあの娘
 連絡ない
 黄色きパトライト点灯
 モチベーションの落ちた枯葉
 どんな時も自分は ....
冬は、しろく息が砕け
朝を浴びて目の前をただよっている
今どこかで
開かれた窓に
外が流れこみ
人に触れた渦が加速して吸われ
熱をうばい、いのちを呼びさます

冬は、空がひびきあい
 ....
 花の悲しみは
 自由に色を変えられないことだ
 今日たとえ世界が終わるとして
 そのことを知っていても
 紅いバラは紅いまま
 その生涯を終えるだろう
 紅いバラは紅いまま
 そのトゲ ....
ひきはじめの風邪と
冬の雨
足元の雪氷

淡い恋をしています と
誰に告げよう

おわるために
生まれるわけではないけれど

指先をゆっくりと冷やす
雪氷よりも
はかないと 知 ....
今から進む時間の中

時計の針は常に右回りでまわりつずける

嘘ついて傷ついた僕の肉体は

ボロボロになって間接がギシギシと

不気味な機会音と共に鈍く動く

ヒカリの ....
闇の中で抱きしめる
体温だけを信じられるように
つまり、それはそう
あなたを想うだけで
私はどんな場所でも
世界の果てにすることができる

孤独は誰かを欲しいと感じる気圧
星だっていつ ....
早く大きくなりなさいと思ったあの日は
ほんの少し前のよう
あれからなんと早い事だろう
あなたはセーラー服が似合う年になり
頬をほんのりと染め
活き活きと出かけてゆく
あなたの頬には春風が良 ....
あぁ
逢いたくない
逢いたくない

いつもは
恋い慕っている彼に
今は逢いたくない
逢う自信がない
そもそも自分に自信がない
だから
比べてしまうんだ
あの子と自分を
比べるだ ....
誰かが扉を叩いてる
今の私では
私からでは開けられないので
そっとその扉を開けてほしい
本当はそれではだめなのは
わかっていることなのに

誰かが扉を叩いてる
いまの私では
私からで ....
雨の匂い
やわらかな思考
霞んだ記憶
眠い風景
もうじき雨が降る
遠くの山が白金に染まる
絡み合った雲との領線の
なんと美しいことか
骨折したら痛いよね
すっごく痛いよね
実を言うと
一度も骨折したことないからわからないんだ

骨折した骨ってさ
カルシウムが力を出し合って
前より丈夫な骨を作るんだよね
丈夫な骨はカル ....
きみが
卵をたべたいと
いうから

だから
ぼくは

三匹ならんだ
かえるのひみつを
はなしたんだ

なのに
きみときたら

ながいはなしの
あとに

ひとこと

 ....
 「らんらんらん。

  婆ちゃん、爺ちゃん
   レロレロ ばー
 わけも判らず学校に通う
ぶらぶら歩く道すがら
 ヘンな匂いのする
化学工場の辺り

  湿った塀のつづくデコボコ ....
「卵冷蔵庫にあったっけ?」
「分からないからとりあえず買っておこう。」
計画性の無い二人が
買い物に出掛ければいつもこの調子

「ミルクとビターどっちがいい?」
「どうせだから両 ....
不愉快な覚醒が
北寄りの強い風で更に増して
両手の無意識がコートのポケットを探す
ひんやりとした裏地や
捨て忘れた入場券に
指先は触れているが
今はそれより風から逃れたい


月 ....
キミの大きな出べそと握手をして
今日から 鬱に入ろう
それはそれは 颯爽で


新鮮な野菜たちの頭を
食べさしの歯形だらけに
してやるのだ

豆腐で顔を洗え
おから王子 ....
 おぼろげに見え隠れするのは明日の自分
 どうなるかなんて誰にも分からない
 しっぽをまいて逃げ出したいのに
 エイヤっと飛び込む勇気がほしい
 過ぎ去ってしまえば笑い話
 この壁の向こ ....
             2007/02/16

東京都特許許可局と滑舌の稽古
東京と京都が仲良くなってから
80年
陸蒸気もでかくなったとキンジロウ
EF52型のデッキにもたれては
こ ....
瞳閉じて
ゆっくりとおやすみ
瞼の上に
天使を乗せて

あなたのぬくもり
あなたの愛しさ
あなたを抱きしめる
手の中に命を

瞳閉じて
ゆっくりとおやすみ
 ....
えっ 俺ですか?
俺は ちゃんとやっていますよ
ちゃんと 生きています
ちゃんとしている・・・つもりかなあ

今まで いろんなことがあったけど
長い間 歩き続けて
やっと少し 腰をおろし ....
遥かに遠くに満ちてゆく、夢のような泡立ち。
その滑らかな円を割って、
弱くともる炎。
最後のひかりが、睡眠薬のなかに溶けてゆく。

みどりで敷きつめられた甘い草原。
潤沢なみずをたくわえて ....
想い出が散らばる机の上で
昔の色で塗られた 地図を広げよう

君が指す国の名を 僕が当てて
僕が当てた国の言葉を 君は流暢に喋って

僕達はあまりに小さい国の中に
未来を詰め込むんだ
 ....
陽射しが緩む毎日に
空が
ひとつ
忘れ物をしました

宇宙まで透き通る空は
あおい色を
キラキラ煌めかせて

風に総天然色の花を
ふりまいていても

コートの襟を
かき寄 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
乾燥機- あおば自由詩6*07-2-18
くだらない競争- eris自由詩4*07-2-18
便所のかみさま_- 服部 剛自由詩1207-2-18
チューリップ- 水在らあ ...自由詩43*07-2-18
別れ- 茉莉香自由詩7*07-2-18
のぐそ- 水在らあ ...自由詩13*07-2-18
ノクターン- LEO自由詩42*07-2-18
メッセージ- 山崎 風 ...自由詩307-2-18
冬は、しかし失われ- soft_machine自由詩9*07-2-18
青さのなかに- THANDER BIRD自由詩5*07-2-18
ゆきごおり- 紫翠自由詩6*07-2-17
右回りの時計の法則- こめ自由詩1107-2-17
握りしめる闇、ねじれた雨- たりぽん ...自由詩14*07-2-17
あなたへ贈る詩- さくらほ自由詩7*07-2-17
完璧なスマイルで- 三架月 ...自由詩4*07-2-17
誰かが扉を叩いてる- ぽえむ君自由詩10*07-2-17
呼吸- プル式自由詩8*07-2-17
カルシウム- 緋月 衣 ...自由詩5*07-2-17
へび- 自由詩507-2-17
妖しい色どり- atsuchan69自由詩10*07-2-17
スーパーマーケット- 1486 106自由詩10*07-2-17
ふゆのさかな・2- 銀猫自由詩25*07-2-17
玉ねぎ- ヨルノテ ...自由詩207-2-17
新たなステージ- 山崎 風 ...自由詩407-2-17
- あおば自由詩4*07-2-17
子守唄- なかがわ ...自由詩3*07-2-17
プロローグ- 紙ふぶき自由詩407-2-16
夢の経験- 前田ふむ ...自由詩24*07-2-16
冬の残る_春の中で- ウデラコ ...自由詩3*07-2-16
*光がもどってこない*- かおる自由詩10*07-2-16

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