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鳴りやまない星が
寝床に降る
重さに抱かれるように目を閉じる
もしかして
もしかして
もしかしてと鳴りながら

おなかの中を撫でられつづける
そのまま長い針がひとまわり
するまで
 ....
ユキオに乳房を噛まれるのをヨシミは歯で叩かれているように感じていた
部屋の窓からのぞく欠けた月を見つめていたらじぶんが死ぬとしたら地球でなんだと思った
そしてなんだか深い愛情をヨシミはじぶんのなか ....
社会をはみ出し
坊主とやくざ

空(くう)に

般若心経撒き散らし
それ 有り難がたや
有り難がたや
老若男女が踊り狂

え〜どえ〜どの断末魔
江戸八百八町
と言える都心は ....
家の夢を見る
なんども なんども

ひとつは
3件ならんだ
森に囲まれた
一番奥の家

あたしの部屋には
天窓がついていて
夜空の星が見られる

とても おちつく
木の匂いの ....
桜が咲き始めた陽だまりの庭
ゆるやかな陽射しに
温かで風の強い春の喜びの日を
過ごせたはずの一日


咳の止まらない夜は長く

いつもなら枕元にあるはずの
サルタノールを
置き ....
{引用=
雨が降っているの
こころの奥深くで
あの夜のような朝からずっと
それでも空は晴れているから
傘もさせずにびしょ濡れのまま
けれどあなには見えない


魔法のような
私を支 ....
濡れたままで立ちすくむ
シャワーがザァザァと音を立てている
頭から水に撃たれたまま僕は
君の記憶すらも流してしまおうとしている

モウドウデモイイヤ

光を感じることができなくて
荒む ....
星空をみてた

指で細い線を描いた



流れ星をみた



折れた花の茎のように


頭を垂れた




空が白む頃

帰りそびれた月が

少しだけ

 ....
 やさしさが舞い降りる夜には
 てのひらの温度が少しだけ
 高くなるのかもしれないね

 指の透き間から流れて行く光たちは
 零れて終わってしまうのでは無くて
 それぞれの辛い道のりを
 ....
ぎごちなくてもいいよ
上手くなくてもいいよ
強くなくてもいい
弱くてもいい

よけいな
無理はやめる
誰かの振りも
やめる

そのままの
自分で
ゆっくり
生きていこう

 ....
私は祖父が嫌いだった
まじめで 正直で 社会のために
人のために自分を犠牲にする人だった
自分だけでなく家族もそれに従わせた

だれもしていない
そんなことは理由にならなかった
し だれ ....
報われない汗が
涙に変わる


きれいごとなんて
もううんざり


もがいても
もがいても


出口なんて見つからないけど


入口だって見失ったから


前だと信 ....
眠れずに
    話し続けて窓から見えた白い月
集合場所は明かされぬ森の中
    獣達は眠らない
獣のような人間も眠らない
    人間もまた獣のように目を光らせる

夜にメスを入れる ....
降り出した雨で
黒い道路がいっせいに音を立てて
激しく破裂した。
アスファルトの色が、
より深い黒に染められていく。
落ちることしか出来ないのに
精一杯、地面を蹴り上げて跳ねたが ....
あなたの詩を読むと

あたしはあたしのことが少し嫌いになってしまうのです

あたしの脳内が創る言葉は美しくないから



それでもあたしは

濡れた髪のままドライヤーさえ忘れて
 ....
{引用=
それぞれに交差する
よっつのひとみ

そのやわらかな表面は
甘いのだろうか
それとも潮の

見詰めれば
卵黄を飲み込むように
喉を滑らかに落ちてゆく

嗚呼

同 ....
鉛色の岸辺


蒼い木馬が燃えている 
塩辛く 蝕まれた 薄い身体を 震わせて 
揺れている 
錫色に泡立った 波頭の拍子を 執りながら 


砂の一粒一粒は 鋭く  ....
あらゆる情念は鳥のように去りゆき、今やもう海の彼方
きみの温めた卵はもう何処にも見当たらない
いづれ粉砕されるのを知りながら体温を分かち
最後まで希望と名付けることはなかった
そんなきみの熱情 ....
変えられないものは
変えられない

変えられないものに
気にしても
悩んでも
しょうがない

考え方は
少しの
努力で
変えられるかもしれない

顔 身体は
生まれながら
 ....
 
 
ある日曜日
友達の家に遊びに行った
団地と呼ばれていた
うっかりお昼過ぎまで
友達と部屋で遊んだ
お昼ごはんをご馳走になった
コロッケとパン一枚だった

家に帰ると
塩鮭 ....
許してほしかったのは何だったろうか、と
そんなことを久しく考えていなかった頭で考えたけど
分かるはずもなかった


タイムマシンがあれば、今すぐにでも行ってそして抱きしめてあげる
すべての ....
街を貫く
高層ビルに
まだ間に合うかな
私は橋をかけて走っていく
今夜



綺麗な星がきらきら光っているよ
空にも大地にも


私が今
確かにここにいることを
知っ ....
愛でては

水の際 熱さまし
大事に
大事に

玩具に灯した芥子色の
そっと切り立つ夕闇 ひと揺れに

やさしく頬張って

咀嚼した 嘶ぁた
沃土にけぶる童気が

か細い
 ....
この春の終わり
愛猫 そらは

臭腺破裂という
見た目もかわいそうな
おしりを真っ赤に
血に染めた
外傷にみまわれた

抗生物質をブチュッ!と
打たれ
薬をひたすら 猫カリにまぜ ....
ハッピーエンドは幸福の始まり

でも幸福の始まりはハッピーエンドではない

終わりは始まりであるのに

始まりが終わりに続いてゆくのを見たくない


あなたは今年どこで桜を知ったのか ....
君は風船だ
空高く昇って行くのだ
目一杯膨らんで昇って行くのだ
しかし、
パチンと割れたらもうおしまい
だが
君は空の高さを思うのだ
内なる圧力を思うのだ。

僕はポンプだ
君を目 ....
なつかしい
昔歩いた
あの並木道

あの頃
みんな
とても
とても
輝いてた

通った
懐かしい
あの
並木道

今は
思い出すだけ

もう
行くこともない
あ ....
チカラ
なんて
あっても
ひとりぼっちじゃ
意味ナイじゃない

余計に
孤独を
知るだけだもの

守るべきモノがないと
チカラさえ使えないし

そんなの
要らないね
森の中に横たわる

女がなぜ裸体なのかと思いつつ

絵画の前で円弧を描く

切り離された肉体と虐げられた精神は

発光した光の中から産卵し

やがてマンタの核にしきつめられる

 ....
マイケル ジャクソンが
大きなトレーラーで
家の前に現れた

えっ?

トレーラーいっぱいの
彼の衣装や雑貨類を
売って欲しいという

全部 チャリティーに
するそうだ
世界の ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- たちばな ...自由詩8*10-5-12
穴ぼこだらけのレモン色- 吉岡ペペ ...自由詩510-5-12
踊り狂う- ……とあ ...自由詩10*10-5-12
- 森の猫自由詩5*10-5-12
待ち焦がれた朝- 板谷みき ...自由詩2*10-5-12
花のうつろい- 高梁サト ...自由詩10*10-5-11
濡れたままで立ちすくむ- kauz ...自由詩7*10-5-11
おなか異体- 自由詩13*10-5-11
Milky_Way- 鵜飼千代 ...自由詩10*10-5-11
自分らしく- そよ風さ ...自由詩3*10-5-11
祖父からの伝言- 朧月自由詩210-5-11
私は私でいたいから- 夕焼け空自由詩210-5-11
知覚する嬰児- within自由詩13*10-5-11
- 山岸美香自由詩5*10-5-11
五月病- ゆきちゃ ...自由詩210-5-11
半身- 高梁サト ...自由詩14*10-5-10
蒼葬_/_****'02- 小野 一 ...自由詩10*10-5-10
ほとり- 瑠王自由詩8*10-5-10
変えられないものは- そよ風さ ...自由詩5*10-5-10
団地(再投稿)- 小川 葉自由詩4+10-5-10
過去- 三上あず自由詩2*10-5-10
星夜- さき自由詩510-5-9
ゆら- しべ自由詩210-5-9
猫の恩返し_かな?- 森の猫自由詩5*10-5-9
ハッピーエンド- 吉岡ペペ ...自由詩1110-5-9
風船2__ーポンプからー- ……とあ ...自由詩14*10-5-9
今は・・・・- そよ風さ ...自由詩2*10-5-9
チカラ- そよ風さ ...自由詩3*10-5-9
メルカトル図形的散布- yoyo自由詩310-5-9
ガレージセール- 森の猫自由詩4*10-5-9

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