すべてのおすすめ
               100619




きりきりと袋掛けする童かな
見てきたような景色を作ると
桃の季節が近づいて来る
蒸し暑い空のもと
白百合が鷹揚に咲き
散らかった ....
もめんの色
出会い
かりそめ

息をつく
蒸気をとおして
戻すつながり

熱さまし
衣ずれ
目的地

季節と、契る
ちらばった雲に
指をさして
「こんにゃくゼリーの会 発足!」

ある日突然
それはひとつのテロ、いや革命だった
「老人と子供にはあげません」
と貼紙をして
こんにゃくゼリーたちが檻の中に閉じ籠ってしまったのだ

 ....
ナギと呼んで空に心をのばす
心は手になり私になり
ナギに届くと思うのだ

思うのだと思うほど信じてはいない
チチチ と鳴きながら近くを飛ぶのは
警戒の意味もあるのだと
私は警戒にあたいす ....
「君がいなくなった後の話をしましょう」


二人で見つけた、魚の形をした雲
毎日せっせと泳ぎ続けている
月のうさぎはもちつきをして
夏の音は歌を唄い
紅葉は静かに路を染める

 ....
 いつもと変わらない日常のはずだったけど
 携帯電話を持つ手が
 なんとなく違和感をおぼえて
 メールを打つのをやめる。
 誰にも縛られたくはないのに
 何かに縛られることで居場所を探す
 ....
{引用=さあ、懐かしのメロディーを歌ってみませう!}
Ferdinand(ファーディナンド)

イングランド代表ファーディナンド
編み込みヘア
何でやめちゃったんですか
マンチェスターのフ ....
 
電話が鳴った
君は「暇だから・・・」
と言った
白い雲が
空の端から
反対側の端に流れていったのだけ
覚えている

電話が鳴った
君はいつになく無口で
雨音が聞こえていた
 ....
月が雲に埋もれてしまうように
儚い想いを隠したくない

宛先のない手紙のように
本当のことを伝えられない


溜め息をついては
言葉を摘んで誰に渡す?

記憶を信じられなくて
先 ....
【マルボロ】

かあさん あのね わたしがうまれた世界って
本当の本当は しろい正方形だったのでしょう
そこはとても清らかな場所だったのでしょう?

エタノールで消毒した 清らかな ....
光源を探す
おおむね一畳分の
敷布団の上で

そこの始まりには
しん、とした空気があった
同時に
何かが老いたような匂いが
そこら中に漂っていて
わたしは
そこで口からの呼吸を覚え ....
乱暴に脱がす手
手に刻まれた三日月が
赤紫に腫れていた

いつもは白い月なのに
哀しい目をしてのぞきこむ

水晶体に光景が////


湿った砂山
ふもとから
少しずつ掘ってゆ ....
モンパルナスのキキ         
信頼できる男は
愚痴を言う集まりに  
えげつない      
どんちゃん騒ぎ
ロスト・ジェネレーションが       
 ....
淋しい人に
夢をなくした人に
この歌を送ろう

聞けば
元気になれる
前向きになれる

元気で
たからかな
歌声を

淋しい
あなたに
この歌を送ろう

大きく
柔ら ....
目まぐるしく
蘇る過去の記憶に

押し潰されそうになって

無理やり引っ張り出した糸で
あなたと結び付ける


結んで


引っ張って


こじつける



嫉妬 ....
雪のひとひら 概念的な整理や体系化 は 作曲 を 伊豆諸島の鳥島や尖閣諸島の南小島で繁殖する 入り込んだ              
古き時代 に バイオハザード を 災害救助犬の育成 に 政治的な ....
いつ果てるかわからない
通学路の行きつく先について考えていた
履きなれない道で靴擦れを起こして泣いた
あの時頬を叩いたのは母だった

空を水色で塗りたくれば正しいと
押しつけられたような気 ....
泣けないボクは考える

(瞳を想う 唇を想う)

言葉に出来ないもどかしさは

(指先を想う 首筋を想う)

何なのだろう

(肩を抱く 胸に触れる)

悲しいのか 苦しいのか ....
少女は見ている
座って見ている
木のベンチに座って見ている
公園の木のベンチに座って見ている
鳩が降り立つのを
鳩が飛び立つのを
豆が飛び散る
乳母車が通るから

――赤ん坊の目
 ....
モラトリアムの
透明な壁伝いに歩いていたら
いつの間にか
歪な円運動を繰り返していた

足を上げると
そこに階段が出来上がり
振り返れば
過去が螺旋状に積み重なっていた

同じ ....
道の歪みのそこここに
溜まって出来る水たまり
昔の雨にはつきもので
道行く人の迷惑で

車が通れば泥をはね
人が踏めば靴汚し
道の歪みの性格を
そのまま見せる水たまり

そのうち道 ....
タイから帰ってるはずのカワバタから連絡がなかった
カワバタを想うと滝の音と満月が濃くなった
さいきん心癖のように思うことがある
カワバタが独身だったらあたしはユキオと別れているのだろうか

 ....
あたしにとっては
衝撃的な出会いだった

あたしのキモチは
反転し
燃えあがり
熱くなりすぎた

じれるような日々
会えないつらさ

つのる愛しさ

無機質でも
あたたかい ....
億劫な時間に堕ちた鼻声
飲み忘れた風邪薬はじっと息を潜めていて
嫌なことばかりを思い出してしまう

咳払いをする度に捨てられてゆく羞恥心と
塵も積もれば山となりゆく倦怠
冷房の真下で居眠り ....
雨の日に
傘を差して
公園まで行った

ブランコも
滑り台も
みんな
みんな
雨に濡れてた

誰もいない
公園は
とても
静かです

雨の音だけは
聞こえます
 
 
休日の午後
自転車を走らせたら
荷台に乗せた息子が
妹って何、と
わたしに問うのだった

わたしは答えた
おかあさんが
まゆみちゃんの妹で
おとうさんの妹が
かおりちゃ ....
{引用=
紙上に佇む
痩せ細った枯れ木
磨り減ったペン先がつけた
掻き傷の隙間に
深く根を張るインクの滲み
どこに行くとも
なにを残すとも
示さぬままに
埋まってしまった行の終わりの ....
受けた悪意を憎しみで返してはフモウだ、と
そう言われても、この手は随分前から汚れていたんだよ。

笑われたら怒って
陰湿なことにはそれを返すし、
周りのみんなと
同じように汚れていたんだよ ....
お母さんがシンゴのことやさしいひとだね、って言ってたよ、

このまえカワバタをお母さんに紹介した
お母さんにポリタンクふたつぶん水を渡してお母さんからヨシミは電動自転車をもらった
なにかで当て ....
夢の中で

君の腰骨のラインを 指先でなぞる

なめらかな稜線で

硬質なものに触れそうで 触れない

表層を

すべる すべる すべる

光源の分からない 薄明かりの中
 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白百合- あおば自由詩6*10-6-19
はじめて海をみた記憶- あまね自由詩1410-6-19
こんにゃくゼリー革命- 鵜飼千代 ...自由詩14*10-6-19
ヒキナギへ- 砂木自由詩13*10-6-19
エピローグ- 三奈自由詩410-6-19
その瞬間、- 灯和自由詩210-6-18
ABBAば- salco自由詩4*10-6-18
電話の向こうで- 乱太郎自由詩14*10-6-18
紫陽花のように- 中原 那 ...自由詩410-6-18
マルボロ- るるりら自由詩26+*10-6-18
宇宙- 山中 烏 ...自由詩5*10-6-17
人工水晶体- 吉岡ペペ ...自由詩1210-6-17
モンパルナスのキキ- 《81》 ...自由詩7*10-6-17
歌をあなたに- そよ風さ ...自由詩9*10-6-17
めぐるめくるめぐる- くゆら自由詩110-6-17
雪のひとひら- 《81》 ...自由詩5+10-6-16
こどものころ- かんな自由詩6*10-6-16
泣けるといいのに- 板谷みき ...自由詩4*10-6-16
公園- salco自由詩4*10-6-15
螺旋階段- nonya自由詩5*10-6-15
水たまり2- ……とあ ...自由詩14*10-6-15
ギフト- 吉岡ペペ ...自由詩610-6-15
しずかに恋して- 森の猫自由詩5*10-6-15
散らかして、片付けて- 中原 那 ...自由詩610-6-14
だれもいない公園- そよ風さ ...自由詩5*10-6-14
きょうだい- 小川 葉自由詩510-6-14
6月の海- 高梁サト ...自由詩22*10-6-14
生きるカタチ- 山岸美香自由詩5*10-6-14
滝と月- 吉岡ペペ ...自由詩510-6-13
マトリョーシュカ- 月音自由詩410-6-12

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528