すべてのおすすめ
朝一番の水を飲んだらさぁ
燐寸を擦って煙草に火をつけてよ
そして右足でブルースを蹴飛ばそう?
ブルージーになんかなってられないよ
今日もクソったれた一日が始まったんだ
ブルージーになんかなっ ....
僕ら、離れ離れになった時には
お互いに精一杯
精一杯手を伸ばして
手がとどいたら
パッとつかんで引き寄せる
絶妙のタイミングが必要だ

手がとどけば
すぐに安心できるからね
君はあら ....
お嬢の小唄を
宙に放れば
おてんと様が照らしてくれる

小僧の小唄を
地に撞けば
根っこの隅々しらべてくれる

手毬唄、ひとつ
この手に優しい
中身かどうか
優しくこの手に帰 ....
約束の時間から3時間も過ぎても サユリは現れない
ぼんやりと待っていても仕方がないので
とりあえず先に出発することにした

目的地は とある湖で
そのほとりに 以前来たときにはなかった小屋が ....
透明な障壁に守られた
箱庭の世界で
自由は素晴らしいと君は言う

なんて悲しいんだ
僕等の享受するエントロピーは
全部借り物なのに

感覚は両親から譲られた血肉
思惟は神様の従僕の言 ....
欲望に勝てるほど強くない
残念ながら

あなたを悲しませることを知っていて
ざぶーん
プールは気持ちいいよ

オトナであることが
条件です

あなたもオトナなら
会員になって
 ....
縁側に近い場所に
房スグリ
隣に
コデマリ
庭を囲むように
南天
ドウダンツツジ
都忘れの花と
なぜか
マーガレットを植え込んで
お花
お花
お花がたくさん
春の匂い
夏の ....
脳みそが
君にとっぷりと浸かってしまって
手がつけられない

引きずり上げても 引きずり上げても
ひたひた滴る君の残像が
後を絶たず 伝って落ちる

もはや私は 君で形成されている
 ....
実家から、何の脈絡もなくメロンが届く。どうもよくわからない。ま、自分の行動も脈絡がないので、おそらく血筋なんだろう。

最近のメロンは、取説付きだ。通販の組み立て家具みたい。メロンの歴史。匂いの秘 ....
どうしましょう
幸せなのです
幸せでたまらんのです
涙も出ます

それは煙草の煙のせいかな

とにかくとてつもなく幸せなのです
不思議な気分です
ほしいものがありません
必要なも ....
寄ってきた子供達に
お菓子をふるまってた 米兵に
自爆テロがつっこみ
多数の子供と兵士が
亡くなられたという

手をだす子らは
わざと 足止めしたわけではないにせよ
いつもそう ....
「樹になっていたのは、英知の実か、生まれたての赤子の眼か?」 
と思っている ねまき姿の女が、砂浜の段丘に坐り
紅いリンゴを齧っていた。夜だった。海面には
たくさんの耳が浮いている。なかには
 ....
ねえ 凜
前にも話したかもしれないけれど
きみが生まれる前に
きみのために考えていた名前が
ほんとうは ふたつあったんだよ

どちらかといえば
ぼくはもうひとつの方が
ほんの少しばかり ....
飛散する朱珠の滴がセピア色の世界を染めていく
刺激過剰で神経麻痺になった鳥の黒い羽が
白く眩い光の矢に貫かれて散っていく

辱められた脳髄の片隅が
ちりちりと焼けるように甘く生臭く香り
視 ....
好きな男の子が悲しんでいるというのに
わたしは何もしてあげられない
せいぜい裸になってあげるくらい
好きな男の子はわたしが好きなだけで
わたしを好きではないから
あまりうれしくもないだろうけ ....
都会の街に充満する廃ガスよりも
前方歩く男がふかすタバコの煙が喉を刺す朝
横断歩道の欄干へ両腕広げて立ってみた

隣には数珠繋ぎのカラスの一群
最左端の僕は異端の新参者
道路の川を下る自動 ....
つくんと

ときおり胸で感じる痛みを
悲しみのせいだとは
思いたくないから、僕らは
うたおうとする

好きな歌を

思い出せないフレーズで
立ち止まってはいけないと
覚えてるとこ ....
左腕に刺青がある。
16の冬に自分で入れた。
自傷って奴に夢中になっていた。
自分を傷つけて、
汚れた血を流したら、
綺麗になれる気がしていた。
穢れ腐ってゆく日々 ....
緋色の風が吹く

光は虹を放つと共に 大地の色を塗る

黒い影を一つ、また一つと丁寧に塗りつぶして真っ白な霧に包まれる。

柔らかな綿毛に光を通す蔦のカーテン

暗闇にもがく私を優しく ....
屋台では、
キンタマが売られている
夕方、あぜ道を通ると
牛はがたがた震えた。
そのあとで
顔も上げずにえさを食べる。
まひるに
月が笑いながら
堕ちてゆくのを
見とどけてしまった


サルビアの
紅が憎くて
泣き叫ぶのもかまわず
摘み取ってしまった


こめかみが
痛くてたまらない
や ....
3匹目の獏は道端で
へたりこんでるところを拾った
小さな獏は虚弱体質で
夢はもちろん秘密も嘘も受け付けず
今にも消え入りそうに震えている

私は必死で噂とか言い訳とか  ....
愛してるだのなんだのかんだのと言ったところで
結局はどれもこれも同じような事でしかない
と言う事には随分昔から気づいていて
仕方無いので、10ページくらいにわたって
ずっと「好き」とだけ書いて ....
明日もし君が壊れたら俺は君を殺して逃げて最期には野垂れ死ぬでしょうよ
カカトの削れたラバーソールを履いて足を引きずって
顔中の穴と言う穴から体液を垂れ流して泣きながら君の名前を呟くでしょう

 ....
ビョーキ

アイデンテテェ
狂気
喜び
エデン
楽園
地獄
個別
ツナガリ
孤独
精神的恋愛
肉体的恋愛
アキラメ
希望
絶望

空白
白濁
煙草
珈琲
 ....
街の外れに人工的な自然空間がある
コンクリートの楼閣の変わりに
樹齢重ねた大木のビルが押し並ぶ

針葉樹に広葉樹に
シダにツタに
一年草に多年草に
アジアの繁華街の看板のように
無造作 ....
そうやってであいました。

かぜのあとをたどってきたみたいに。


そうやってであいました。

はじめてほっとするように。


そうやってであいました。

ことばがうつくしくな ....
悪気などないのだから
だから尚更
優しいあなたは嘘つきになる

誰をも騙せなくて
自分を騙すことではじめて嘘つきになる


それがたとえ取り繕いの仮面であっても
優しいあなたは
 ....
まどろむ中での浅き夢
霞んで見えない霧の先
つかもうとしてもつかめない風のように
貴女の影は空へ空へ

消えた

夢の狭間で現実がせまる
貴女の好きな夏の浜で夢を語ったあの時
先へ先 ....
貴方は確かめるように
探るように
ゆっくりと私をなぞる

私はささくれた棘が
貴方を傷つけないかと
息を潜め身構える

何かあったの?と
問うような瞳で見つめる貴方は
髪に触れ ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ろくでなしROCK〜クソったれに金は無し〜- 虹村 凌自由詩6*05-7-15
精一杯手を伸ばして- 葵 悠貴自由詩2*05-7-15
手毬唄- 千波 一 ...自由詩17*05-7-15
湖畔にて- 大覚アキ ...自由詩505-7-15
僕等の錯覚- kw自由詩305-7-15
会員制プール- チアーヌ自由詩605-7-15
箱庭の吟遊- チアーヌ自由詩10*05-7-15
同じ味- スプート ...自由詩4*05-7-15
メロンの時間- umineko自由詩6*05-7-15
とーとつに幸せになってしまった- 佐々宝砂自由詩10*05-7-15
恐い- 砂木自由詩11*05-7-15
独りの浜辺- プテラノ ...自由詩4*05-7-15
- 大覚アキ ...自由詩505-7-15
終焉の祝砲- 紫音自由詩1*05-7-15
好きな男の子が悲しんでいるというのに- チアーヌ自由詩705-7-14
大気に焦がれ- kw自由詩3*05-7-14
そうやってうたえばいい- ベンジャ ...自由詩17*05-7-14
「_流砂の朝。_」- PULL.自由詩5*05-7-14
緋色の風- Ree.自由詩5*05-7-14
屋台- プテラノ ...自由詩6*05-7-14
怯える- 落合朱美自由詩10*05-7-14
偏食_三- 落合朱美自由詩22*05-7-14
あぁへっぽこ色の珍人生!略してポコチン- 虹村 凌自由詩4*05-7-14
黒い靴- 虹村 凌自由詩3*05-7-13
教えておくれよ、そこの詩人さん- 虹村 凌自由詩4*05-7-13
自然物の悲愴- kw自由詩205-7-13
かぜがかぜであるくらい- ブルース ...自由詩4*05-7-13
優しきあなたへ罪状を- 千波 一 ...自由詩20*05-7-13
夢に溶けた貴女- 兎乃 し ...自由詩205-7-12
君ゆえの音- ノクター ...自由詩3*05-7-12

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