すべてのおすすめ
 
シャワーを浴びる 鼻歌がとびだす ホイップクリームみたいな石鹸の泡 全身を包む おいしいイチゴのケーキみたい かみそりを曲線に這わせる 丁寧に洗いながした後 エジプト製バスタオルで拭く きれいさ ....
キミとよく桜を見ていたね。
キミの大好きな桜並木を今は一人で歩いているよ。

風が吹いて
たくさんの花びらが舞い落ちるよ

ひらひらひら

ボクの頬をなでて
髪を滑り落ち ....
あのレストランの前を通り過ぎるといつも 
寂しげな人影が窓の向こうに立っている

何年も前、飲み会を終えた夜 
あなたはいつまでも電車を降りず 
家路に着こうとしていた私は仕方なく 

 ....
私鉄沿線のダイヤに則り
急行列車が次々と駅を飛ばして先を急く

通路を挟んだ窓を
横に流れるフィルムに見立て
過ぎた日を思えば
思わぬ駅で乗り降りをしたわたしが映る


網棚に上着を ....
名残雪が、責めるように頬を撫でる日に。


母が倒れたとき。
自分の愚かさを知り、奇麗事の容易さを悟った
この唇の内側から溢れるのは
偽善者の小さな自尊心、その欠片ばかりで。
吐き気がす ....
春だから って
がんばらなくても
いいんだよ

桜のつぼみが
あちこちで
ちっちゃな
熱気球みたいに
今にも舞い上がりそうでも

はりあうように
がんばらなくても
いいんだよ
 ....
化石になるときに
石と入れ替わってしまった
私の部分
を、さがしているのです

外側の触れている世界から
入れ替わっていくから
私の肌
は、こんなにカサカサとはがれ落ちて

化 ....
おふろばのタイルに 線を
ななめに引く

わたしの、ナチュラルは
メイク落としの途中
まだ、水でながしていないとき
のぞきこむので
ゆぶねの、
なにもないさみしいところに
映りこ ....
涙の色は
愛しさか
憎しみか

流れた川は
想い川
いつしか枯れて
思いも渇く

帰らざる
刻(とき)の終わりの
蜃気楼

散った心の
舞う砂漠

あなたの影を
砂に ....
あなたから
学んだことがある
あなたから
教えてもらったことがある

何が大切で
何を守りたいのか
何が…守りたかったのか


あなたに会って
気づいたことがある
あなたに会っ ....
御覧、世界は暖かくて眩いのだ。
そう言って君が白い手を差し伸べた。


ひやりと気持ち良い 泥の中
暖かな光は 当てないでくれないか
泥が乾いてしまうだろ
ああ、マリア
なぜ こんなに ....
今ぼくの猫が

顔を洗っています

今日は雨が降るのでしょうか?

ぼくの飼っている猫の名前は

虎吉となにかありがちな名前でした

でも凄く可愛いです

人間から見れば

 ....
ボロ布しか
残らぬものを
愛と呼ぶ

あなたのすべて
奪い去る
悲しい人でも
愛せるかい

愛する人が
乞食に落ちて
みすぼらしくても
愛せるかい

光る涙の美しさ
人 ....
はしっこの村にはな
働きもんのじさまと
ばさまが住んでいた

お日さまよりも早起きで
毎日、一汁一菜の粗食
いろり端にはやかんが
チンチンと湯気を上げ
窓辺には四季折々の彩 ....
ぐんにゃり ぽっぽ
雪の草原を 女は
赤い着物着て
歩いたのだ
ちらほら雪は降ったのだ
女は倒れて
吐いたのだ
赤い血を
青白い空が覆いかぶさる
女は血を指先でなぞりながら言った ....
全国の学生が巻き込まれた

受験戦争は終戦した

人それぞれ勝利したものもいるし

敗戦したものもいる

ぼくは最大の敵

志望校に全力で戦った

だが結果は粉々にさせられ
 ....
はっとする。
突然眼の前の道がぼやけるんだ。
遠く先まで道を照らしていた光りが
一瞬何かに遮断されたように弱まるんだ。

トンネルに入った瞬間
視界が暗闇にうばわれるだろ?
まさにあの感 ....
                                 (喪失の物語)


彼女の胸には心臓がなく
代わりに小さな箱が埋まっていて
願いを唱えながら手を入れると
どんなもので ....
朝焼けに燃え尽くされて 空  
「熱を帯びたから、私行くわ。」
そう言うと 彼女の全身から
冷たい汗が吹き出したのだった。


憶えているのは 丸い尻
しっとりと 揉んだ
憶えているの ....
非線の階段上がるとき
見えない飛行機
飛んできて
風の無い
暗い夜空を横切った

夏の朝
ビニール傘の花火師が
吊り天井にぶら下がり
雨乞いの真似をする
一天にわかにかき曇り
 ....
詩集にするために
詩を集めて

何になるんだ
って あなた

詩集になるんですよ

あんまり驚いたので
だって あまり変な事いうものだから

そんなことして どうなるんだって ....
机の上に置いた
理科の問題集にそっと手を置いた
蝋燭の写真が1ページ目に居座っている
実像と虚像に私の心は囚われた

私は物体
直線という名の道に
ただ突き立つ物体
そして目の前に ....
身に覚えのないことで
なぜか{ルビ矛先=ほこさき}はこちらに向いて
誰かの荷物を背負う夜 

自らの影を路面に引きずりながら
へなへなと歩いていると
影に一つの石ころが浮かぶ

理不尽 ....
白いTシャツの下には
ブラジャーしてない
そんなもん一年くらいしてない
めんどくさいから
ってのが理由じゃないけど
ほんとは

I'm here
I'm here

これ昨日読んだ ....
高原行きの{ルビ汽車=ディーゼル}を待つ間
プラットホームの先っぽで
二人は駅弁を食べるんだ

二段になった折り詰めの
おしゃれな駅弁を
うれしそうに開けるんだ

中央アルプスの山嶺に ....
春の暖かさは、寒い雪の降る夜コタツにうずくまっている暖かさとは違う。

外に一歩飛び出しただけで心が ふかふかになるような温かさ。

北風におびえて震えていたのが嘘のよう。

春という響き ....
ピチリ
動きが止まる
その瞬間をねらって
ピチリ

(爪は、どこまでのびるの?

問われた僕は
細心の注意を払うあまり、つい
どこまでもだよ
なんて
いい加減に答えてしまう

 ....
星砂は生物の死骸で
きらきら光ったりはしない
でも星砂はそれなりに夢の結晶
そういうものならあげられる

ビオトープには囚われのメダカ
アクアリウムには透明なナガスクジラ
プラネタリウム ....
風車が
巨きな時計のようだ
三つの針を吹雪にまかせて
早回しで、ゆっくりとまわる

うなっているのは
雪を孕んで吹く北風
だろうか
誘導電流を生み出すコイルの声
それとも
ただの  ....
?


おやすみなさい
の 一歩手前で
あなたが瞼に口づけするたび
生まれて初めて目にした光
を思い出しました


ツキン、と 氷の欠片が飛び散って
あなたが狩人の鋭さでもって
 ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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