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わりゃぁ飛びたいけんど
なんせ高所恐怖症なもんで
どうにもうまくいかね

わりゃぁ死にたいわけじゃねぇんだ


飛びたいんだ


飛んだらよ あいつに追っつけると思うんだ

 ....
雷鳴よ、
私を垂直方向に裁いてから誘拐してください
アイスピックのようなもので行為を強要し
体で完済できたなら、愛してください

雷鳴よ、
胎児のひらめきと死者の虚偽を報告いたします
行 ....
週休出勤の帰り道
駅のアナウンス(それも合成音声)が
曖昧な事を言っている

まもなく、普通、上野行きがまいります

普通って
それじゃ事によると
上野じゃない所にも行くんだ

 ....
泣いてばかりの君も
火をつけられて数時間後には
カスカスの白い骨になっていた。
僕たちは黒をまとっているのに、
彼女だけは彼女じゃないみたいに、
白い針金になっていた
これが君を操っていた ....
宇宙と

そこに存在するものとのあいだには

違和感がある

物理学者も

宗教家も

画家も小説家も詩人も

私たちも

それと折り合いをつけようと

日々をいとなむ ....
気が付けば ボクの尻尾が切られてた
可愛いのにな、ゆらゆら揺れて。


草原を自由気ままに走ればいいの
緑の匂い、土の中を想像しながら


だって
きみと離れてしまえば
流 ....
{引用=*地下の風}啓蟄
三月の風が吹いている
この風は
地下の何処まで届くだろうか

春一番ともなれば
地下一階ぐらいまでは届くのか
台風の日
風とともに地下が
水浸しになってしま ....
沈丁花の、
高音域の匂いがした

夜半から降り出した雨に
気づくものはなく
ひたひたと地面に染み
羊水となって桜を産む

  きっと
  そこには寂しい幽霊がいる

咲いてしまっ ....
たとえば今日
寒い風に吹き晒されているとして
さらに明日は
寒い雨に凍えているかもしれない
それでも破れ傘を差して
ボトボト歩いていくだけだ

たとえば今日
温かい陽射しに抱きしめ ....
高速はビル群をすぎて

すると町並みはずいぶん平野で

夕暮れる武蔵野をはしっていた


白くて麗しい彼女に

告白してしまいそうだ

自由な選択

でもそのあとを知っている ....
海にあった
窓辺にあった
グラスにもあった

体内で宿し始めた
誰にも見えないままに

春だからではない
出世したわけではない
懸賞に当たったわけではない

その光は
僕だけの ....
すべては初めから闇へ向かっていたのかもしれない
すべては初めから終わりを速めたのかもしれない


視界は灰色
NASA宇宙ステーションの外壁よりもくすむソレ
ダルトーン
あま ....
狭くても
遠くでも
学生の賑やかが同じ

産み出そうとしたひとに
海がそうっと手助けをするから
不断の惰性が同じ

回転し続ける
日の出、日の入、コンビナート、
資源が好きなきみの ....
白いのかもしれない全部






ざらざらしている、
ソプラノ歌手の不安だ、工場の煙突から湧き出る、
砂を噛んだ黄色い音が、中空で消滅していく、
私の陰は深緑、ウ ....
両腕にカタパルト独り占め
弾丸は稲妻か?素早くて
つくづく色気づく二の腕に
絹の折り鶴置いて息吐こう

地平線に届くような
声、高らかに、拡声器無し

イコール・ム・リコールのスタンス ....
電車の窓に映る姿
流れる瞳や鼻に心の形を委ねていた
地下鉄は暗いので
ガラスに特によく見て取れる

プシュっと、
扉が開く度に
人が出ていくヘッドフォン

つり革につかまる自分の前の ....
キラキラと雪の結晶が落ちていく

寒いこの季節に僕は人恋しく

あなたに会いたいけど

どうしても届かない位置にいるあなた

僕の心に刻まれた深い深い傷は

今も癒えぬま ....
 遠目には黒い紐に見えた。近寄ってみると蛇の子供
だった。体長は二十センチくらい。JR新幹線駅の東
口を出てすぐの、駅前広場のフロアタイルの上に横た
わっている。尻尾の後ろの、コンクリートの ....
わたしはねマザーになりたいの

あなたたちのね ホームになりたいの

世間一般では
「都合のいい女」とよばれているけどそんなこと気にもならない

嫉妬心で刺したりしないし妊娠の責任も ....
   *今日

今日の私にバイバイ
なんて
簡単に出来ない
とりあえず
昨日の私にバイバイをする




   *昨日

昨日の私は泣いていた
いつまでもいつまでも
泣い ....
 ━1
昼寝するあなたの枕となるような
陽射し遮る日傘となるような
本を作れたら良いと願うのです

ボロボロに擦り切れたその表紙には手垢がこびりつき、
セピアに色褪せた付箋は、いつも同じページに挟 ....
本業を失って早2ヶ月過ぎて

暗中模索の仕事探し

友達さえも不況の火車に乗る始末

唯一の家族の弟にさえ

頼ることさえできない姉である



こつこつとバイトをしながら勉強 ....
夫がいる週末は楽しいから
なんにもない平日を
早送りする

だけど、今夜は
夫が
携帯電話と間違えて
リモコンを持って行ってしまった



夕飯を食べる時間に
夫がいないので
 ....
switch.

ずぶ濡れになった脳漿に
楔が溶けるような、
  おと。おと、

踏みつけて割ったCD/私はそれをまるで他人のような目線で見ている/お気に入り、 ....
私のいのちはもってあと一年です

あわれんでくれますか

どうじょうしてくれますか

なにかをかえてくれますか

なにかをあたえてくれますか

いちねんのかぎられたじかんのなかで
 ....
トリコロールカラーを織り混ぜた不協和音が
螺旋状に響く午前2時
F♯dimとB♭7がクロスした地点に
ジンジャーエールを凍らせたような結晶が生まれる
そう、今わたしの左の腰に小さな氷山が突き出 ....
{引用=桜の咲く春が嫌いとつぶやいたひとの
手鏡に映したそら、霞のようにたなびく
僕は戦うだろうあなたのために
僕は祈るだろうみんなのために}

満開の花は汚れたあおを覆いつくして
春とい ....
ひにすえたけがれ
かれたつさしやみ
めにこくりとふく

ほそびののどさす
はるかまないほね

そらとはうえにあるのに
ゆきえぬと かげがそう
たんぽぽの綿毛が木の枝に引っかかっていたから
指先でつまんで土に植えた


花は咲き木々は茂る
虫がいて動物がいて人間がいる
目の届くだけでも
数え切れない種類の命があり
全体数など計 ....
むかしのおやまには
きっとたくさんのきのみがあったんだろうな

ぼくのうちには
ゆうびんやさんが
いつもテテカルチョってなまえの
じゅうしょのないてがみを
おいていくよ

ぷらぷらし ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15814)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
シメンソカ- カチキ自由詩1*09-3-7
体を回収したいと考えています- 北街かな自由詩6+*09-3-6
純粋な意味に縛られて- kauz ...自由詩8*09-3-6
君は煙になった- きるきす ...自由詩3*09-3-6
宇宙と存在の違和感- 吉岡ペペ ...自由詩709-3-6
eve- Izm自由詩309-3-6
地下鉄と風- 小池房枝自由詩909-3-5
さびしい幽霊- 銀猫自由詩24*09-3-5
三寒四温- nonya自由詩12*09-3-5
自由に暮れる- 吉岡ペペ ...自由詩609-3-5
光り- 乱太郎自由詩11*09-3-5
「ループ!」- 長谷川智 ...自由詩2*09-3-4
回帰- 伊月りさ自由詩4*09-3-4
赤い砂漠- 手乗川文 ...自由詩6*09-3-4
テーク・デ・イク- 邦秋自由詩209-3-4
プシュっと- K.SATO自由詩409-3-4
吐息は天にのぼる- こめ自由詩709-3-3
- 壮佑自由詩9*09-3-3
マザー- カチキ自由詩2*09-3-3
バイバイ、- そらの  ...自由詩5*09-3-2
一冊の本- 遊佐自由詩8*09-3-2
にゃあ- yoyo自由詩2*09-3-2
リモコン- 小原あき自由詩33+*09-3-2
スイッチ- 山中 烏 ...自由詩6*09-3-2
いちど- 梔子自由詩309-3-2
OUTSIDER- 渡 ひろ ...自由詩17*09-3-2
あなたは満開の桜が嫌いだと- たりぽん ...自由詩5*09-3-1
ち_の_ち- 砂木自由詩5*09-3-1
数え切れない命のひとつでも- あ。自由詩5*09-3-1
わたあめぐも- さとう  ...自由詩209-3-1

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