すべてのおすすめ
白とピンクの花が混じりあい
知らない色が茂る

どちらも増えようとして消える
相手の居場所までとろうと思わなければ
変わらずにいられたのに

住みやすい土へ
どちらともなく根をのばし
 ....
アップルパイみたいな女の子
サラリと長い髪がステキ
ニッコリ可愛いお嬢様

アップルパイみたいな女の子
ヒラリとワンピースをひるがえし
僕のココロも揺れ動く

アップルパイみたいな女の ....
海に生まれながら
潮音から逃れようとするものたちが、
水を去る夏

鯨たちが死んでいく
うみべ
―●―●―●―●―

どこかからやってくる それは、
凄烈な怒りの かたまりのように追 ....
歩いていると
とても疲れるんだけど

歩いていると
次の日はもっと歩けたりして

歩いていると
違うけしきが見えてくるかも

あしたも歩きたいから
きょうはもう寝よう
私が彼に会いに行こうとすると




必ず何かがおこる





しかも私の体に






遠距離がはじまって



4ヶ月





1 ....
雪もないのに
足が滑って
しりもちをついたら
青い空が
広がっていた

青い空の下では
誰もが幸せだなんて
とんでもない嘘だけど
そう思い込むほうが
幸せになれるかもしれない

 ....
無痛でいられた頃
ただ手触りの良い毛布に包まっていた頃
こんな風になるとは予想もしていなかった

せめて(きみと水)を飲みたいとマグカップをくしゃくしゃ握りしめる
皺くちゃの破片が幾重にも折 ....
 除隊

のどかな春の空の下
今は嘘のように静かな此処ら
気紛れな線を描いて
一対の蝶々が
じゃれ合うように飛んでいる
「お前さん達は何処に隠れていたの?」
誰一人助からなかったこの場 ....
 うす墨色をした
 雨月物語
 その雨のない風の気配は
 前髪のような柳葉のむこうから
 あるいてくる
 二人連れのおんなが
 ゆうれいだと
 ぼくが気づいたのはどうしたこと ....
いつものオープンマイクで
歌手のMさんが パァフォーマンスの
最初に

 ”今日、家に帰ったら泣いちゃう人〜?”

て 問いかけられて

思わず 自動的に

 ”ハーイ”

と ....
浮かんでるのがレジ袋
鴉みたいだ

甘く重たい空の様子
大鯰の口いっぱいに砂粒を湛えてる

やがて切れ間からも火の手があがる
青いネオン看板の上に指がみっつ
鉄の焼ける臭いも混ざる
 ....
サイズを合わせろと木端にダメだしされて
身体中の関節を外してコンパクトに納めたけれど
これ以上小さくなれないんだよ
もうそれじゃ
何がしたいんだかわからなくなっちゃうんだよ 

掴むものに ....
俺を必要としている女を捨てることがある

人生は花火のようだ、は芥川の舞踏会だ

花火はなにをものまねしているのだろうか

永遠という観念の嘘を暴いているのだろうか

永遠ではないこと ....
わかっていたはずだろ
求められた自分の考えに
毎度墓場を与えられる事くらい

気づいてたはずだろ
問いに答えるという事は
決められた正解に跪く事だと



正しいにせよ ....
にわかに雨が降り出す
濃厚に萌え立つ雨の匂い
という名のアスファルトの匂い

パラパラパラと傘を撃つ
雨粒が急速に嵩を増して
バラバラ

 ザー
ともはや見分けもつかずに

速 ....
 虫けらに
 
一匹のちっぽけな虫を
叩こうとして
いったい、どれほどの敵を
この虫は逃れたのか
私が殺害しようとしている
この虫は
わたしではないのか
これから、いったい
 ....
お茶の水橋から聖橋
まぁるい大きな輪っかが見える。
下半分は揺らめいて
昼間に鎮座する月のよう

にび色の神田川は足がすくむほど
高い地点からしか眺められな

その水面をじっと見つめ ....
8時20分過ぎ
小洒落れた賃貸マンションの前に幼稚園のバスが来て
長男を送り出すと
夫婦はベビーカーを押して通りを渡り、家へ戻る
梅雨明けが発表された翌朝
アスファルトは早くも紫外線を乱反射 ....
人 人はみんな目を持っています
それは見える見えないに関わらず持っています
肌の色は違えどみんな同じ色の目を持っています

みんな白目を持っています
みんな白目を持っています

白目むい ....
ことばをぬすまれたとか
ことばをよごされたとか言って
泣いてるけど
辞書のなかのことばを
てきとうによりあわせただけだよ

わたしたちのことばは
書き起こすとみるみる光をうしなってひ ....
今日は凹むことがあって、なぐさめてもらおうと、たくさんの友達にメールしました。
あれだけ応援してくれたのに、みんな、
「残念だったね」
って、それだけ?意外と冷たくて、よけい凹んでしまいました。 ....
・落下女


その両手を手放した瞬間から私の落下は開始していた
たまに香る金木犀は私を拒絶した時のまま咲き誇っていたから
もう望むことを忘れた脳内では
いくつもの事柄が変換されては生えて、 ....
避暑の家の涼しげな夏草の茂み
その影もまた深い碧に沈み、
淡く邪気ない木漏れ日が窓辺を揺らしていた
暗い六月の雨をしっかりと含んだ土の濃さが匂いたち、
やがて腐敗へとつづく露骨な大地のプロセス ....
晩ご飯の魚と目が合った日のことを、覚えていますか。
腹の中の子まで食われ白骨化してるくせに、目だけはしっかり残ってやがった。

ゲーチェなんかがそう言っていたことにして
正しさってさ、使命感の ....
そのころ
灰色の頭部をした
理知的な蛸のやうなものが地上を統べ
うつくしい名画さながらに平原を
ナナめに逃げ惑うひとびとを捕らえては
おちこちのしかかっている 
(すぐれて理性的な蛸の あ ....
高齢化進む集落で

早死にの父母の帰りの盆の中

蒸し暑い昼間を避けての掃き掃除



誰がやれとも言わないが

休みなく働いて

疲れていてもやり遂げる



遺伝に ....
気合もろとも
弾ける
空に

バッタとは
よく名付けてくれたものだ
宙に跳ぶ瞬間を
実に巧く音に写しているではないか

気合もろとも
爆ぜる
空に

この細い脚だから
気合 ....
紙きれはいつも晴れていた

うすもやの水色の空だった

ぼくの死はひとをすこし忙しくさせた

木々はぼくがいたときよりも

はるかにいとしい世界観だった

公園のパノラマにひと影は ....
人身事故を目の当たりにしても今日の晩ご飯は麻婆豆腐なのにね
ブス&ブスのベロちゅーの前じゃソフトクリーム食えないや

KILL YOUは女に FUCK YOUは男に
背後で水子が泣いてるぞ ....
1、AL PACINO(PEACH)

アル・パチーノは桃が好きだろうか。
あんな、安寧とは永劫縁無しみたいな目を
まるで生まれつきみたいに具えている俳優は。
親指と人差し指で挟んだだけで
 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
狩る_闇- 砂木自由詩4*10-8-15
アップルパイ- うずら豆自由詩210-8-15
くじらの浜- 月乃助自由詩13*10-8-15
すすむ- ここ自由詩2+10-8-14
障害物恋愛- くゆら自由詩210-8-13
青空- 真島正人自由詩2*10-8-13
私_達- 佐々木妖 ...自由詩6*10-8-13
白日- salco自由詩11*10-8-13
夏の夢をとじておもう- 石川敬大自由詩710-8-12
君のために読む- 森の猫自由詩1*10-8-12
タップ- しべ自由詩210-8-12
これ以上小さくなれないから- 鵜飼千代 ...自由詩19+*10-8-12
意味たちの置き場- 吉岡ペペ ...自由詩510-8-12
アンサー- caleha自由詩5*10-8-11
降りだす雨- kauz ...自由詩5*10-8-11
虫けらに- 生田 稔自由詩4*10-8-11
お茶の水橋から- ……とあ ...自由詩15*10-8-11
- salco自由詩4*10-8-10
白目色- 佐々木妖 ...自由詩3*10-8-10
詩人- はるな自由詩310-8-10
誰にも聞かれないように- 西日 茜自由詩4*10-8-9
落下女/wind- ゆるこ自由詩310-8-9
ガーデニア_★- atsuchan69自由詩15*10-8-9
こげパンチは発火するほどバーニング- 佐々木妖 ...自由詩5*10-8-9
- 「ま」の ...自由詩210-8-8
はかれない砂時計- yoyo自由詩210-8-8
バッタ- 曲がり屋 ...自由詩610-8-8
永遠のイメージ- 吉岡ペペ ...自由詩610-8-8
B&B- カチキ自由詩110-8-8
果実について- salco自由詩4*10-8-7

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