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ソメイヨシノが いっせいに咲かなくなる
春が やってきてしまった

陽炎の丘を歩く少女  青空色のブラウス


液晶の中を舞うハイビジョンの花びらが
ひらひらと ひらひらと
 ....
雨が笑うのは
春になった証拠
ぱらぱらと
声を出して笑っている


庭で笑い声がする
覗いてみると花の蕾が
くすくすと
声を出して笑っている


小鳥が跳ねている
風の音に合 ....
オレンジと
アップルと
互いの唇を結ぶきらきらの細い糸と

つぶして
 歯で
たらして
 口移しで
かきまぜて
 舌で

私は、
冬ワインとする
         
春の先触れに咲く木ノ花のように、あなたが愛しい

静かな問いかけにせせらぐ若葉や川面のように、あなたが愛しい

暑すぎた夏を笑う木漏れ日の声

雷が鳴って、雨が降り出 ....
眠れぬ夜を越え辿り着く時

身からこぼれる無彩色な雫たち

こぼれるほどに身は透明になり

私はついに記憶を失う

この狭間の中で

行き着いたのは鏡の世界

映し出された情景 ....
{画像=080407223859.jpg}
遠い日に想い出すことはなに?
近い日に想い出すことはなに?
振り返りながら君は笑って言う。
なんだろ、何かあったっけ。

真に孤独である意味はな ....
溝が流れの通り道

濁りの淀む
吹き溜まりには枯葉
それでも雪解け水は
地上へ
いななき駆け下りる

暖かさの消えた夜
水面の波は途絶える
幼い土の寝床の中
凍えるに違いない朝を ....
もし
ほんとうに
うまれかわったり
できるんならさ
わたし
きみのおよめさんになりたい

きみとけっこんして
まいにちおべんとうつくって
いってらっしゃい
ちゅってして
ゆうごは ....
揚々昇り立つ煙り 山より下るは
吐く息の ちぎれるも 薄れ
野に流るる かぎろい 四季の はじまり

卯月

甘い 春の来


*

そろり そろりと やって来たのは 糖蜜の ....
また、この季節がきたよ
ながかったねぇ
ぼくたち
 
華やいで
きみ 
咲いているよ 

あの花は 
すべてを忘れろっていうように 
咲いて、風に流れているんだ 

 ....
ある日
ひとりぼっちの海は
せつなくて せつなくて
ハァ〜〜って
ため息をしてみたんだ
そしたら
白いため息は
フヮ〜〜って
すました空にのぼっていった

ひとりぼっちの白いため息 ....
本当の姿を毛布に絡めて
誰にも知られないための夜が
いつも通りに朝にむかっていく

眠れない時には{ルビ主電源=ブレーカー}を落とし
遮光カーテンが
偽物の夜景から部屋を隠す
欲しいのは ....
寝てる間に熔けて口いっぱいに溢れた金属のようなチョコレートが嚥下しても嚥下してもしきれない
私の前に横たわる地獄とはそういった種類のものなのです




うたをかくのがすきなんです
おは ....
いっそこのまま
身体ごと
海の果てまで

落ちゆく夕日
きらめく波に
目を細め
静かに
銀の砂浜
立ちつくす

心だけ奪われた
もうすでに消えそうな私は

水平線の向こう
 ....
青空に向かうクレーンが指し示す方向に
ハンドルを切りながら
その造形の美しさに目を奪われる

一瞬

アクセルを踏み込むと滑らかに
あまりにも滑らかに加速していく車
陸橋の上り坂をカタ ....
青い鳥は家にいた
ないものねだりで
外を探したが
友達の話を聞くと

これほど楽な生活はない
これほど楽しい生活はない
これほど美味いご飯はない
これほど誉められる仕事はない

味 ....
1.“僕たちは物語を作るためにこの星にやってきた(独白)”

誰もが星の子供なんだって
誰が言ったか
もう忘れてしまった
何しろ
この街には夜なんてないし
したがって星な ....
そっとくちづけるかのように
首筋に立てた牙が血液を辿ってゆく
やさしいじかん
一度だけ閉じられたガゼルの眼は
空を仰いでいたけれど
若草は映らなかったに違いない
荒野の果てにいる動物は
 ....
ぼくを好きでいることをやめた

きみを許す

旅びとだから

きみを許す

たましいは一人でしか抱けない

ぼくを許す

旅びとだから

ぼくを許す

唇できみのからだ ....
しずけさって つめたいいろ

… ひんやりしたおと

ぽつんとたった まっすぐみた

なんにもない




ゆるやかな こどうだけが

… ひびいてきえて ....
僕はなにをするだろう

大きな自然のなかで


いまの悩みをすべてちいさくして

僕はなにをするだろう。


愛したい 愛されたい
抱きしめたい 抱きしめられたい
生きたい  ....
子供の頃のように
過去も未来も関係なく
無邪気に笑う事ができたなら



きっと君に
好きだって
伝える事ができたのに



君の桜色のその泪
はらはらと散る前に
はら   ほろ り

はらり  ほろり

宵闇を淡い 焔で燃やす
桜花 澄む

幽玄 現前と古木から湧き立ち

しとやかな肌 剥がれるように

はら  ほろり はらり ほろり   ....
わたしのウルフが遠吠えをしている
その青い瞳で遠く月を射ってしまえ
群青すべてはオマエのもの

気高き闇の王者よ
森の奥深く老木が生い茂る彼方から
瞬時におまえの気配を感じるとき
わたし ....
この気持ちを
どうやって伝えればいい、
好きになってしまった心が悩む
桜吹雪に風に乗って
どうか思いが伝わればいいのに

いくら祈っても祈っても
叶わない思いは一体どこで
消し去ればい ....
淡い色のアスファルト
履き慣れないローファーがなく
緩やかにのびる桜のトンネル
出口は海へと繋がる

祖母は言っていた
この町は桜が多い、と
まるで桜の中に町があるようだ、と

寝ぼ ....
緑色の体をした
体格のいいおとこのこが
通天閣のまんまえで
しんでしまった

からすは
そう、とだけ頷いて
仕事場である住宅街に
早々に飛んでいってしまった

鋭い瞳は
 ....
 一

真夏の昼下がり。
海へと向かう埠頭をめざして
ただ、闇雲に走るのは
未知のウイルスに侵された
一匹の狂犬。

ザー、ザーと耳の奥で
鳴りつづける不気味な雑音。
熱を帯びた鼻 ....
「On your mark」

隠しておいた二枚目の舌も きみに引っこ抜かれちゃったから
だから
寡黙なランナーに なれるよやっと
沿道の声援に もう お調子者の返事はしない できない
整 ....
うねっても
まっすぐ
ひねくれても
まっすぐ
うっすらでも
まっすぐ
とぎれても
まっすぐ
まじわっても
へいこうでも
からまっても
それは、まっすぐ
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ソメイヨシノが咲かなくなる春- 北大路京 ...自由詩21*08-4-8
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ひより- わら自由詩26*08-4-7
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チーター- 士狼(銀)自由詩4*08-4-6
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さくら- caleha自由詩608-4-6
宿り木に腰掛けて- 短角牛自由詩208-4-6
桜散る- Honesty自由詩6*08-4-5
はら__ほろ__ひらり__ほろり_- アハウ自由詩5*08-4-5
ウルフ- 西日 茜自由詩13*08-4-5
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桜の町- 緋月 衣 ...自由詩14*08-4-5
リクルートスーツ- ゆるこ自由詩308-4-5
はじまりの四月、成就された八月。_☆- atsuchan69自由詩9*08-4-5
スターターピストル- 餅月兎自由詩408-4-5
とても、ながい- ここ自由詩608-4-5

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