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黄色の花は枯草に足元を譲り
冬の陽だまりが
影もつくらず
土に隠した春の気配を
内緒で温めている

霜を忘れた僅かな緑は
十二月の大気に身じろぎもせず
去年のうたや
 ....
日曜日。
今年もあとわずか。

クリスマスイブ。

なんだか空が青いから、
ピンとこなくて妙な気分。

国道を歩いた。

明日は仕事だけれど、
今日は休みだし、
これと言っ ....
{引用=‘Twas the night before Christmas, and all through the house, 
Not a creature was stirring, not  ....
  メリークリスマス!

  私にメリークリスマス!

  貴方にメリークリスマス!

  みんなにメリークリスマス!

  キリスト教徒でなくても、北欧の人でなくても、

  ....
  最低の男と切れたかった。
  わがままで自己中で、嘘と暴力と借金。
  涙が流れる内はまだましで、最後には乾ききった。
  ゴミだらけの部屋で、青アザだらけの体で、汚れた壁を見つめた。

 ....
さんたさまへ

さんたさま

このせいなるひに

きっらきらの

あい

をください

せかいじゅうに

ください

うまれたば ....
秋の静けさに
少しいらだつ。
冷たい風に
買った冷たいコーラ。
同化するコーラを見て
少しいらだつ。

落ち着いた秋に
反抗したかった
静かな秋に
半そで半ズボン
まだ夏が染み付 ....
ちいさい頃

秋になっても淋しさなんて感じなかったのにね


歳をとる度

切ない気持ちが濃くなってきているようです


ちいさい頃

大人は強いと思ってたのにね
 ....
かみさまなんていない
かみさまなんていない


またふゆがきたよ
てをつないでくれるきみがいないのに
なつはすぐにおわってしまうんだ
いつだって


ゆきがふるのはうれしい ....
遠く隔離された蜜月さえ、
 幼けな想いは生きつづけて
  門番の見送るリムジン
   用意された約束の時を
    幾度も見つめなおす
     腕のブレゲ


   (いつの日か
 ....
サンタになる
と 義父が言ったのは 六十歳になったあたり
子供の頃からの夢だと言い
衣装をそろえ 駄菓子を買い込み
白い布など用意したので

義母は 義父用に衣装をつめたり
白い袋にした ....
いつくしむ
いつくしむということを
忘れ去ってしまったならば
それは つながりのもつ距離が
不鮮明にとまどっているの
けれど立ち止るな
そこは業火の唸る 底無しの淵だ

それでも振りか ....
クリスマス・イヴという日は
みんながモノと思い出を探す日
何がほしい?
何を買ってあげようか?
どんな夜を過ごそうか?
特別な日

モノを想い
人を想い
時を想う

その年に起き ....
               
海の見えるまっすぐな線路を
新型のレールバスがひた走る

左右に拡がる田圃には若い稲が伸びている

長閑で郷愁を感じる眺めだが
時代錯誤ではないだ ....
一杯。



背負い酒は、
ふたり酒。
だから今宵も、
ひとりふたりの酒を飲む。






二杯。



「他人の酒まで飲むほどに、
  ....
眠れない夜は永い

幼い日のぼくは
またあの夜も物思いに耽る

取留めもなく溢れ出る
イメージとイメージ
その断片を渡っていると
ふとしたはずみで
不思議な世界へと迷い込む

心 ....
お風呂上がりに
冷蔵庫を開ける
とっておいたプリンが
どこにも見当たらない
「あれなら食べちゃった」って
とっても楽しみに
してたので

ケンカ しました
プリンのことで
ケンカが ....
いつもの時間に仕事を終えて
いつもの足取りで駅へと向かう
信号が青になるタイミングも昨日と同じで
駅の階段の一段目を踏み込む足もやっぱり右足だ

いつも8輌目の真ん中に乗る
東西線への乗り ....
 瞳と耳を通じて心に映る無限色の光景
 日々厭きることなく続く生命の伝播
 取り越し苦労の多い俺の手には
 細かく繊細な線が縦横無尽に刻まれてる
 今日も刺激の多き日が終わる
 右脳も左脳も ....
僕がまだ小学生だった頃。

父と母は毎日の様に喧嘩をしていた。
母は父の稼ぎの少なさを貶し。
父は病弱で働きに出れない母の不甲斐なさを責めた。

『お父さんとお母さん離婚するかも知れない。 ....
蒼い海峡の水面に、座礁した街がゆれる。
煌々と月に照らされて。
わたしが走るように過ぎた感傷的な浜辺が、
次々と隠されてゆき、
閉ざされた記憶の壁が、満潮の波に溶けて、
どよめいては、消えて ....
昨日のこと

でかけようと
気を引き締めようとしたところ
ピンポーンとチャイムが鳴った
  我が家のチャイムは
  ピンポーンと鳴るのかは分からない
  ピンポーンと鳴ったような ....
今年も一人のクリスマス
だが、俺はさびしくなんかない
ジェームスブラウンの
クリスマスアルバムを聞いているからさ

こいつはすさまじくゴキゲンで
ヤツのステップを一字一句
間違えることな ....
{引用=


一、やわらかいものたち


みなもの月が
やわらかそうで
みんなたのしく眺めていたね

そして
だれかが
つかまえようとして
バシャリと濡れてしまっていたね
 ....
街をみていた
貴方の街を

白々と染まる朝の底から
浮上する軒先の陰影
心配するなと云ってくれた
おまえの街だと

しずかな春の空を斜めに切った直線
落ちてきた羽ばたきの伸ばす
細 ....
柔らかな白色が身体を過ぎて

空の青が眼の奥を撫でる

コンクリィトの反発は、少しばかり強いけれど

前へ進むには調度良い

昇る陽を見上げて散歩

駆けて見失った幾つもの事、人
 ....
揺りかごから墓場までほとんど至れり尽くせりのこの国で
神の子イエス・キリストの名前を
ちゃんと知っている人がどの位居るのかは解らない
それでも全ての国民が義務教育を受けて居るはずの現在
日 ....
山があって
雲があって
夢がある

僕がいて
君がいて
夢がある

空があって
星があって
夢がある

僕が生きて
君が生きて
夢がふくらむ

とても単純なこと
とて ....
テラコッタの
お茶碗を
落っことし
粉みじん
途方に暮れる
ローマ人

都は
大騒ぎ

全ての路は
塞がれて
一日どころか
千日経っても
猫の子一匹
這い出せない

 ....
僕はまるでお間抜けなピエロ

目立ちがりやで何時も踊っている

陽気な性格で何時もにこやかに踊っている

ある時は自分の家で

ある時は夜のクラブで

ある時はストリー ....
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