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夕暮れのバス停で
バスを何本も見送りながら
いつまでも尽きない話をしていた

木枯らしに吹かれて
君が吐き出す白い息が
ダイヤモンドダストに見えた

教室も ....
死にたくなって銃で一発
もう一つの世界を開拓したくて

でもここは日本なのでそんな武器なんて
幸いにも手に簡単に入らないので

一番銃に近いと思われる
おちんちんをこめかみに当てて
あ ....
秋時計の振り子は密やかに
行きつ 戻りつ
たった一人の呼吸では
遮るものがない

少しずつ白くなり始めた町で
掌にほうっと暖をくれるのは
燃料のぎっしり詰まったストーブではなく
ほんの ....
あたしは女優だとあんたは言うのだった
あんたが起きる3分前ちょっきりにいつも
あたしは目を覚ますのだった
鏡をみてもその二人の姿は映らずに
目を細めてようやく輪郭が見え隠れするぐらいだった
 ....
よ!Arlseを歩くとっぽい兄ちゃん
ズンデルトから来たのかい 味なタッチ

いろんな仕事やってきたんだ いいな
Blue Eye ガンコそうで

グリーンが活きてて
ヴィンセント・ヴァ ....
君のくれた熱量が

ゆがめていく

水平線の

地平線の




掴めない

届かない

君のくれた

手のひらの熱量も
水は途絶えを忘れる薬

波を待ち望む青年や
イルカを愛する少女の瞳

波うち際に揺れる小舟や
小高く揺れる果樹の枝


彼ら
彼女らの
その目の海は
わたしには見えない
 ....
さようなら 悲しい人
そのアクセスは朝未きまで途切れなく
届かない女を探り続ける
あの秋
重い鎖は切られることなく ウインクひとつでとけた
遅い朝 手を伸ばしても
溜め息ですら拾えない
 ....
機械的に手を動かしながら
ただひたすら、ちいさなまるを塗りつぶして
僕らは一歩ずつ、夢に近付く。

これからは
「用意された毎日」でなく
「自ら組み立てる毎日」だから
今までにない苦労も ....
艶やかな頬につたう泪に
夕焼けが映えて
いつからか遠くなったあなたに
会いたくなるのを待つ

寒いのだと思う
きっとここは確かに

さみしいのだとおもう
もう喉が渇く
  貧乏ゆすりの足みたいに
  不安定な午前3時
  寝静まった知らない人たちの
  かすかに立てるいびきこそが
  聞きたかった日常の詩

  意味のない不協和音が
  真実の色を見せ ....
あやつられる
わたしの背中に糸が生えている
よく見ると
足からも
腕からも
糸が生えていて
どうにかすると口がパクパクする
声だけが違う場所にあって
伝えることができない


こ ....
あなたは 息を しているのですか?

あなたは 呼吸を 止めているのでしょう。

私の 並べ立てた 言葉の 配置に
無呼吸の 弟子が 
立ち並んでは
盲目の 仏像

問い掛けるので ....
君と

ばいばいって

約束もなしに

手を振るとき

誰かが

波打ち際で砂を踏むのです

僕の胸の奥の

小さな

渚で
夜に打ちひしがれた
インディオたちは
せっせと
生贄を殺す

太陽の活力は
人間の心臓と血液であるとの
*ウィツィロポチトリの信仰は
なかなか揺るがない

われら
翼有る蛇の化身 ....
地の神様は朝霧と共に山を駆け昇る
風の神様は雲を引き連れて空を渡り切る
日の神様は炎を揺らしながら天を焦がす


日と月を追いかけて
神々が睦月に旅を始める


冬には雪をしんしん降 ....
ピアノ、ピアノ、ピアノ
ピアノが招く
ピアノの国へ
音から生まれた
音の鳴る子が死んでいく
生まれることが寂しいと
音の鳴る子は死んでいく
船縁叩いて鳴るピアノ
ピアノの国から
ピア ....
目醒めたのはたぶん
明けがた
蒼暗い部屋でぼんやりと
遠くに音色を聴いていた

やがて明らかになる
意識の中で
ああ、雨が
雨が歌っているのだと


 ....
おかしくれなきゃ いたずらしちゃうぞぅ


卯月の第一日曜日に始まった夏時間が
神無月の最後の日曜日に
静かに幕を閉じようとしている


日本ではまだ夏時間と言う
エネルギー節減の風 ....
車道に転がっている
ロッテリアシェーキの紙コップを
カラスが口ばしで突いて咥え
飛び去り
ポプラの樹の幹の間に置いた
ヒナの巣にするつもりらしい

ポプラの樹は撤去されると
近くの電柱 ....
きっとくる
いつものことながら
風は 遅れている

いっそ青の真空中の扉の
鍵を稲妻であけてしまおうか
ウロボロスの純真は
宙にくちづけして
星を孕んでしまったようだから

いつか ....
真夜中の病室は
眠らぬ夜が吹き溜まり
ベッドを仕切るカーテンの網目から
そっと闇を窺っている


自由をいつか昔に失った体躯は
ケミカルなチューブの血管や食道が
もはや自らの一部と ....
近づいて そしていつも消えて


わかっていながら
誰もいない部屋で待っていた
いつまでも

窓はちゃんとある
カーテンは少し分厚い
少しだけ外の空気が流れてくる

訪ねて来てく ....
ただひたすらに
天空に両腕を広げ
幸せを抱きしめたいと
願っている

頭上には虹の昂木が茂っていて
地面を見おろしている
アンドロマイトシナプスにろ過された
透明な木漏れ日に
肌にま ....
小さな舞台に幕が引かれる

けれどそれで終わりではなく
むしろまばらな拍手の後を
どうやって取り繕うか

それが今の問題


この日を闊歩する風が
肋骨の隙間を通り抜けて行く

 ....
(足音が空に響く)
木枯しの吹く 門の影にひとり
傘を片手に
かんざしをなおし空をぼうっと見つめる
黒髪がしん
と光る寒さに
空はなにもいわず
そのままの形で をんなは立ち
「あ」
 ....
あなたのうみにとびこんで

あたしをひろいにきたの

これはぶかぶか

あれはきつきつ
         
それはこそばゆい

どれならぴったりくるのやら

やわらかい ....
砂丘に行けば
明日があるかも知れないと
とぼとぼと足跡を残します、そして


砂を数えたのです
波を数えたのです
灯台の明滅を
数えたのです


星を教えてください
色 ....
おそらが
あんまり 
たかく 
あおく 
すみきってくると

あかいふうせんが
恋しくなる

ふわ
 ふわ
  ひらりと
   風にのり

ひつじの群れを
追い駆けたい
 ....
ぞくぞくするものだから
風邪をひいたように思ったのだけれど
なんだ
背中に離婚届が貼り付いていたのか
ついでだから
その上から婚姻届も貼ってしまおう
少し温かくなるかもしれない

それ ....
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