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君の延長線上には
何があるのかと

不意に話しかけられた

恵比寿の高架下を
歩いていると

腰あたりに
大根をぶらさげた
白いランニングに
バミューダパンツを
履いた男に
 ....
今日は朝から電話対応に追われてしまい
まともに昼食をとっていなかったから
目が回るなぁと思ったら四時十二分
営業車をコンビニの駐車場にすべり込ませ
アップルパイを買おうと思ったんだ

   ....
わたしたちは 底悲しく
わらいあう
そして指をつなぎあい
小径をゆく

菫の花がそこかしこに
ふるえるように咲いている

わたしたちは 歩きながら
優しげに 言葉を交わす
でも気づ ....
果てのないような冷たさの
季節にあって
白い六角形の粉末は
人間の傲慢を
目覚めさせてくれるようだ

横に吹き荒れる風を友にして
人の造った灰色の道を
埋めつくし
道と道でない境界線 ....
その 時

生なる状態で 為した行為は
魂にイメージ刻印される

死なる状況が近づくに従い
死=イメージのみの世界がせり上がり
やがて魂を専有し始める


呼吸はしているのだ
心 ....
静かに
長く連なる
落下して
地面の
ずっと奥深く
張り巡らされた手から
温かく
吸い込まれ
生命の源となる

それは
凍りついた世界を融かし
別れを告げ
訪れを呼ぶ

 ....
蝶がカラのペットボトルに止まっている
そこが宿り木なのか
そいついいやつだ
2リットルで1キロカロリーと告白している緑茶だ
そんな人へ着地したかったよ

翅越しのヘルダーリンと目が合った
 ....
恋人を亡くし 
自らのこころを立て直そうと  
遠い旅先で 
免許取得の合宿に入った君は 
今日初めてのハンドルを握った 

仕事から帰った僕は 
君のブログの日記を読む 

「ギア ....
きみと出会ったあの日から

ぼくの中に何かが生まれて

「話しかけろ」

「会いにいけ」

って、ぼくに命令するんだ



命令されるの嫌なんだけど

なんか心地良かったり ....
微笑みがこぼれると
それをよろこぶ
ひとがいます

わたしにはのぞけない手紙が
おそらくそこで広がるのでしょう



愚痴をこぼすときも、
そう

溜め息は
誰かのな ....
土と肉の熱を計る
なかば眠りながら
蝉の幼虫がさくらを吸っている
土をほじくり返し
あやしたすずめをその手ずからうずめ
いらなくなった枝を突けば
まるでそこだけが日溜まりのようです
 ....
あの古い家の二階の窓に
いつか見た雲が流れてゆく
雲はいつもあの窓に吸い込まれ
戻って来ない日を数える
そっと指折りをする


窓ガラスに昼の陽がさして
辺りはぱっと明るくなった
物 ....
あなたが美しすぎるから 僕らは狂ってしまう
時間も距離も歪んで 上手に掴めなくなってる

錆びないセンス ステンレス
たまたま言霊 手玉に取って

夢を見てるだけでしょう
わかってて ....
{引用=からだのすべてを耳にしてしまいたい、いっそ}




糸電話から伝わった振動が、
あのひとの声だったと気づいたときには、もう
音もなく、底はふるえない
わたしを塞いでいく夜にも ....
血圧高め
疲れが溜まり
興奮して鼻血ブー
後頭部が痛い

かぶとむし
人を威嚇して
餌場を確保する
いつか旅立つのに

今の詩生活を
生涯忘れる事はないでしょう
貴方の事は
 ....
きっかけに
とどめておくべきで

消え去って
いなくなってしまったいま
ふらふら
のばしたその手で
ながしこみ
うろうろ
さまよわせた手で
くゆらせ

きっかけにはしても
理 ....
公園でパンを
食べていると
Justiceと書かれた
Tシャツを着た
欧米の人に叱られた

大地にパン屑が
こぼれているじゃないかと
顔を真っ赤にした
欧米の人に叱られた

夕方 ....
久しぶりの路上ライブで 
再会した彼は 
唄い終えると 
ギターを背後の壁に立てかけ 

白い吐息を昇らせて 
小鳥みたいに震えてる 
ファンのみんなに 
ほっかいろを配る 

昼 ....
高校はへんさちで言うと
中の上のへんで
商店街の本通りが見下ろせる
屋上でいつも
ちよちゃんと並んで
お弁当を食べました

たわいのない話
ゆめや
男子のこと
テレビや
音楽のこ ....
「取れないのよ」
薄紫の煙草のけむりのような輪を
月桂樹の冠みたいに
ぐるり と頭にのせて
隣りの席でカノジョがボヤいている


アノヒトのことが
頭から離れないと言う


そう ....
ぼくが司会をする朗読会の前に 
亡き友の魂に祈る為 
愛する作家の遺作に出てくる 
上智大学のクルトルハイムを訪ねた 

洋館の重い木の扉を開くと 
暗がりの壁に 
一枚の肖像画があり  ....
あなたがくれたプレゼント


あたしに全然似合わないじゃない

あたしの感じと全然違うじゃない


全くの見当はずれ
欲しくないものランキングの上位にいきそうだよ


でも
 ....
くしゃみをひとつする、と
私たちは地球儀から滑落して空に溺れる
あの日グラウンドから送った影は
手をつないだまま鉄塔に引っかかっていて
捨てられたビニールのレインコートのようだった

バス ....
虹を見ていた
空に放物線を描く光の帯を
虹を見ていた
あの日君と眺めた七色の輝きを
虹を見ていた
ただ黙って見ていた
思い出は今も胸に消えない懐かしい橋をかける

あの日僕らは雨上がり ....
 
 
おじいちゃんの後ろ姿が
霞んで見えるようになりました
小さく丸まるおじいちゃんは
小さい頃より幼くて
厳格な表情まで
真ん丸の大福みたいになりました
 
時折寂しい声をあげて ....
魔法を握りしめている
オタオタぬりつけている
透き通るまで引き締めている
母親が調合していた
カードダスの代わりに集めてた
花の名前は知らないが
花の香りの瓶だった
魔法を握りしめている ....
ポキリと折れた
砂糖の向日葵

命がないから
元からないから
不死身と思っていたけれど

お日様
失い
折れてしまった

雨で溶けても
もう一度

心の熱に溶けても
もう ....
ページをめくると
とおく、の定義がお辞儀をみせる



わたしだけがみえない
わたしの仕草の輪郭が
えらばれた文字列のなかで
呼吸をしている
整然として


あきらめの途中 ....
ディズニーランドの

アトラクションのおにいさんに
わざわざ

「楽しかったです、ありがとう。」

って言いに行くような

君だから



誰からも愛されるんだね。
暖まってきた空底をゆきかう
つららとのびた水面の宿り木

てん てん
おちて 

なぞらずに許してくれる
しまい忘れられて
陽に 壊れていく冷たさ

包まれてしみこむ
沈黙の前
 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15814)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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日記- 千波 一 ...自由詩7*08-2-18
愛さずにはいられない- Honesty自由詩4*08-2-17
ちく_たく- 砂木自由詩7*08-2-17

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