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恋人を亡くし 
自らのこころを立て直そうと  
遠い旅先で 
免許取得の合宿に入った君は 
今日初めてのハンドルを握った 

仕事から帰った僕は 
君のブログの日記を読む 

「ギア ....
きみと出会ったあの日から

ぼくの中に何かが生まれて

「話しかけろ」

「会いにいけ」

って、ぼくに命令するんだ



命令されるの嫌なんだけど

なんか心地良かったり ....
微笑みがこぼれると
それをよろこぶ
ひとがいます

わたしにはのぞけない手紙が
おそらくそこで広がるのでしょう



愚痴をこぼすときも、
そう

溜め息は
誰かのな ....
土と肉の熱を計る
なかば眠りながら
蝉の幼虫がさくらを吸っている
土をほじくり返し
あやしたすずめをその手ずからうずめ
いらなくなった枝を突けば
まるでそこだけが日溜まりのようです
 ....
あの古い家の二階の窓に
いつか見た雲が流れてゆく
雲はいつもあの窓に吸い込まれ
戻って来ない日を数える
そっと指折りをする


窓ガラスに昼の陽がさして
辺りはぱっと明るくなった
物 ....
あなたが美しすぎるから 僕らは狂ってしまう
時間も距離も歪んで 上手に掴めなくなってる

錆びないセンス ステンレス
たまたま言霊 手玉に取って

夢を見てるだけでしょう
わかってて ....
{引用=からだのすべてを耳にしてしまいたい、いっそ}




糸電話から伝わった振動が、
あのひとの声だったと気づいたときには、もう
音もなく、底はふるえない
わたしを塞いでいく夜にも ....
血圧高め
疲れが溜まり
興奮して鼻血ブー
後頭部が痛い

かぶとむし
人を威嚇して
餌場を確保する
いつか旅立つのに

今の詩生活を
生涯忘れる事はないでしょう
貴方の事は
 ....
きっかけに
とどめておくべきで

消え去って
いなくなってしまったいま
ふらふら
のばしたその手で
ながしこみ
うろうろ
さまよわせた手で
くゆらせ

きっかけにはしても
理 ....
公園でパンを
食べていると
Justiceと書かれた
Tシャツを着た
欧米の人に叱られた

大地にパン屑が
こぼれているじゃないかと
顔を真っ赤にした
欧米の人に叱られた

夕方 ....
久しぶりの路上ライブで 
再会した彼は 
唄い終えると 
ギターを背後の壁に立てかけ 

白い吐息を昇らせて 
小鳥みたいに震えてる 
ファンのみんなに 
ほっかいろを配る 

昼 ....
高校はへんさちで言うと
中の上のへんで
商店街の本通りが見下ろせる
屋上でいつも
ちよちゃんと並んで
お弁当を食べました

たわいのない話
ゆめや
男子のこと
テレビや
音楽のこ ....
「取れないのよ」
薄紫の煙草のけむりのような輪を
月桂樹の冠みたいに
ぐるり と頭にのせて
隣りの席でカノジョがボヤいている


アノヒトのことが
頭から離れないと言う


そう ....
ぼくが司会をする朗読会の前に 
亡き友の魂に祈る為 
愛する作家の遺作に出てくる 
上智大学のクルトルハイムを訪ねた 

洋館の重い木の扉を開くと 
暗がりの壁に 
一枚の肖像画があり  ....
あなたがくれたプレゼント


あたしに全然似合わないじゃない

あたしの感じと全然違うじゃない


全くの見当はずれ
欲しくないものランキングの上位にいきそうだよ


でも
 ....
くしゃみをひとつする、と
私たちは地球儀から滑落して空に溺れる
あの日グラウンドから送った影は
手をつないだまま鉄塔に引っかかっていて
捨てられたビニールのレインコートのようだった

バス ....
虹を見ていた
空に放物線を描く光の帯を
虹を見ていた
あの日君と眺めた七色の輝きを
虹を見ていた
ただ黙って見ていた
思い出は今も胸に消えない懐かしい橋をかける

あの日僕らは雨上がり ....
 
 
おじいちゃんの後ろ姿が
霞んで見えるようになりました
小さく丸まるおじいちゃんは
小さい頃より幼くて
厳格な表情まで
真ん丸の大福みたいになりました
 
時折寂しい声をあげて ....
魔法を握りしめている
オタオタぬりつけている
透き通るまで引き締めている
母親が調合していた
カードダスの代わりに集めてた
花の名前は知らないが
花の香りの瓶だった
魔法を握りしめている ....
ポキリと折れた
砂糖の向日葵

命がないから
元からないから
不死身と思っていたけれど

お日様
失い
折れてしまった

雨で溶けても
もう一度

心の熱に溶けても
もう ....
ページをめくると
とおく、の定義がお辞儀をみせる



わたしだけがみえない
わたしの仕草の輪郭が
えらばれた文字列のなかで
呼吸をしている
整然として


あきらめの途中 ....
ディズニーランドの

アトラクションのおにいさんに
わざわざ

「楽しかったです、ありがとう。」

って言いに行くような

君だから



誰からも愛されるんだね。
暖まってきた空底をゆきかう
つららとのびた水面の宿り木

てん てん
おちて 

なぞらずに許してくれる
しまい忘れられて
陽に 壊れていく冷たさ

包まれてしみこむ
沈黙の前
 ....
それは私の一部

私は音となり
あなたはその音で
美しい音色を奏でる

深い森の静かな朝
川の流れと風がささやく
静かな音色

まだうまく歩けない
子ぐまをやさしく見守る
暖か ....
自分が
もとめているのは
言葉ではなく
理屈ではなく
その人にしかない
実際に動いている人の
あたたかな
ぬくもり

あたたかな
愛情と心

言葉は
人との
かかわりから
 ....
風のおとがすると なつかしい気分になるの
音もなくしずかに駆け抜けていった季節

雪がふりやむと なつかしい姿がうかぶ気がするの
しづ心なく 舞い落ちていた あの桜の花のように

シンセリ ....
屈折する光の中で
溶け込もうと腕を伸ばしたのは
過去と未来を行き来する
案山子に憧れてしまったから
 
猫の町は霜だらけで
悴んだ感情を抱き締めるのに温度が足りなくて
なぞりながら捨てよ ....
小さな公園に降り積もる
いつか、という遠い未来
約束しないジャングルジム
電線のように
ふるえている

なによりも本当を隠す
誰からも遠くに隠す
それが凍える雪
冷たさに救われる時
 ....
{画像=080401004444.jpg}
ガラスコップの水滴を見ていた。
ひとつひとつに映る宇宙。

そこにいることの幸せと、
ここにいることの不幸を想う。

わたしはそこにいて、
 ....
それに
包丁を当てる夢を見る

それは
四角いスイカ

グロテスク又は滑稽
転がらないそのかたちは
妙な不安定を感じさせる
むしろ丸いスイカより

どこへも行けない窮屈さが
そ ....
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