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             090108



ミズーリー州を
ミシシッピー河が
とうとうと流れてゆく
流れていくのは水で
河ではないと
理屈をこねる
ぼくたちの前を
気をつけをし ....
あの空は
ぼくたちにとってのどんな色で
何かを忘れないための色になったりするんだろうか?

つきぬける青に白い雲ひとつ

思いかえせば、
この変わらない空の下を
ながい間、 ....
夜の工業地帯を歩いていく
いくつもの照明の光とその
いくつもの色とで 僕はぼんやりと
何もかもを失っていくような気がした

うなづいていた
友人の会社が最近倒産したらしく
顔を合わせない ....
ぬらりひょん


つかみどころなんてあってたまるか
若い頃の苦労はすぐに質入れしたし
長い物は巻かれるふりして帯にした
真っ正面から当たるなんてドジは踏まない
折れない柳は風を知り尽 ....
雑踏ならば天使みたいな昼間のキミのキス
は磁石みたいでこわい
最悪感でひろがるのに
何度もやめたくなくてくりかえす

後ろの座席で友達がねてるのに
寝てないフリをしている
たぶん
たぶ ....
あなたは書かれた事のない手紙
いまだ出された事のない手紙
封を切られないまま
大切に言葉をしまい込んで


わたしはそっと考える
その言葉がどんなに心を震わせるかを
わたしは夢を見る
 ....
こわごわ伸ばした手をそっとリボンにかけた
伝えるため
逃げるのはむずかしく
逃げ続けるのはもっとむずかしい
やがてあらわにさせたその硬さは
罪悪感を駆り立てる

しっていた
あなた
 ....
{引用=

この宇宙は

はたして優しい場所だろうか



アインシュタイン、

僕はこの質問に
何と答えればよいのだろう

幸せだと呟くたびに誰かを傷つけていて

何 ....
                090105


九官鳥を起こしてから
夜具をたたむ

昨夜、飲み過ぎてしまい
エスカレーターで蹌踉けて
危なく転落するところだった
すぐうしろの ....
イメージの中で溺れる歌姫
今は誰もがみな彼女の虜さ
イメージの中で溺れる歌姫
だけどそれは永くは続かない


一時代を築き上げた華々しい功績も
流行の波に曝されてもはや過去の遺物
巷に ....
「迷っていたけれど
そういうふうに
生きていく事にしました」

密やかな決意を
胸の中で繰り返し
そこへ行き着いた
あなたの思いに対し

親指は言葉を探せなくて
携帯電話を閉じまし ....
ジェットコースター乗って
ゴーカート乗って
ウォータージェット乗って
空飛ぶジュータンに乗る

メリーゴーランド乗って
ティーカップ乗って
汽車に乗る
オバケ屋敷に入る

ポップコ ....
泣こう、
神様がよそ見をしている
そのすきに
 
比較的不幸なんです
退屈なのに困難なんです
悩んでたいんです
 
分類 エゴイスチック 劣等感
 
気持ちは日々進化
気持ちは日 ....
一番星を探す



夕日に隠れた雀が
さえずりながら帰っていく、手のひら

親指から終わるあなたは
小指から始まるわたしの声に
ただ、耳を貸している



紫が雲 ....
いつのまにか 僕は 僕を 殺して
僕じゃない 僕が かわりに笑っていたんだ

いつのまにか そんな 日常が
楽になっちゃって

あの人もこの人もその人も
もしかしたら 君までも
だまし ....
冬の夜小さく光る星の隙間から夕空が落ちて
いたので
拾って
帰りました

夕空はすっかりくたびれてオレンジもすっかり擦り切れて青ざめてまるで
紫の
宵っ張り
みたいです

所々に張 ....
ゆうたくん、
空の色なんてクレヨンのあお
たった一色でこと足りたはずなのに
昨日にはそんなことすらできなくなっていた

ゆうたくん、
10才のころの夢はサッカー選手、で
まぶたの裏で夕暮 ....
朝の窓へ果てしなく
警告ランプが続いていく
ぼやっと灯ると川が広がりネズミ色に流れる
ただよう木々にラインの空を

僕は登山者だ 開かれる
アスファルトに 僕は 
通り抜けていくそして  ....
大掃除の手始めに
なんとなく僕の部屋ということになっている
西向きの洋間
に置かれたまま整理していなかった
書類領収書請求書レシートパンフレット新聞記事コピー
などなんやらかんやら
雑多な ....
かもめよ、教えてください
埠頭をかすめて海に消えたひとりひら
海雪の行方を

海峡の雪雲に隠れたプロキオンだって
待てば姿をあらわすでしょう
その、抱く思いに揺れていたとしても

 ....
夜の片隅は 窓際に満ちていて
澄みわたった天空のオリオンと
交差しています

歴史の流れを彼なら
知っていると、したら、
交差する窓際と宇宙の果てに
言葉に似たものがあると、したら、
 ....
一人ぼっちに なりたい なりたいって言ってた
私がついに一人ぼっちになった
二人でいることのわずらわしさばっかり
わかったつもりでいた私が一人ぼっちになった

そう思うとこの町は ....
変化のなかに

充満する声、声、声、

それは真理とか、

法則だとか、

唯一だとか、とそう呼ばれ

立体を超えた次元に浮かんでいる


いっぱい買ったら気持ちよかろ

 ....
祖谷は山里 遠国(おんごく)なれば
都恋しと 思いがつのる
星がざわめき 眠れぬ夜が
幾夜続くか 鉾(ほこ)杉よ


祖谷の男子(おのこ)は 豪気な者よ
破れ衣を 身にまとえども
山に ....
オリオンが
その名前を残して隠れ
朝は針のような空気で
小鳥の声を迎えうつ
わたしは
昨日と今日の境目にいるらしく
まだ影が無い

太古より繰り返す冬の日
あたたかい巣箱から
掴み ....
きみはひどく咳き込み
すぐに踞った
今日は風がつよいね
手をつないで
髪を
なでた





すきだよ


あまく
湿った声は遠く
いつも
おびえているみたいだった
 ....
明ける年に
拍手するのではなく
暮れていく年を
ゆるやかにゆるやかに
見送ってゆく
午前零時を
もう少しで回ろうとする
時計の針を
まばたきもせずに
見つめて

となりで眠る ....
北風に煽られる葉っぱ
くるりくるり 空に舞う
同じように私の気持ち
くるりくるり 天に踊る

嗚呼、私の心よ
なぜに そは愚かなのか
なぜに そは学ぼうとせぬのか
それを人は傲慢と言う ....
おとうさん
新年はやっぱり青空だね。
見上げると雪に覆われた町の空は円く晴れ渡り
周縁の雲は黒く山の上に山を重ねて
峰々の隙間から綿アメのような曙光が
白く絡んでいる
首を直角にあお向けた ....
きらきらしたものが

もっとたくさん降ったらいいな


父さんや母さんに

じぃちゃんやばぁちゃんに
兄さんと姉さんたちに
リツとレナに

友達に

幸せというものを教えてく ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
六角の箱庭- あおば自由詩7*09-1-8
ぼくら- わら自由詩21*09-1-8
- K.SATO自由詩309-1-8
百鬼夜行詩_<2>- nonya自由詩13*09-1-7
現在- モリマサ ...自由詩1509-1-7
手紙- 石瀬琳々自由詩10*09-1-7
つぶやき- FUBAR自由詩4*09-1-7
優しい問題- 自由詩3*09-1-7
やさしく眠る/急いで起きる- あおば自由詩6*09-1-7
歌姫- 1486 106自由詩2*09-1-6
沈黙の質量- 藤原有絵自由詩609-1-6
Saint_Valentine's_Day- ペポパン ...自由詩5*09-1-6
- 倉持 雛自由詩409-1-5
,- 山中 烏 ...自由詩5*09-1-5
- ウデラコ ...自由詩4*09-1-5
ある夜の話- プル式自由詩4*09-1-5
ばんそこ- 夕凪ここ ...自由詩309-1-5
歩く- K.SATO自由詩209-1-5
大掃除の手始めに- kauz ...自由詩3*09-1-4
立待岬- たりぽん ...自由詩609-1-4
ノクターンを聴きながら、- さくら自由詩9*09-1-4
ひとりぼっち- 瀬田行生自由詩1809-1-4
樹陰に- 吉岡ペペ ...自由詩209-1-4
祖谷山小唄- 青い風自由詩2*09-1-4
ふゆの背中- 銀猫自由詩21*09-1-4
破瓜は絞首に似ている- アオゾラ ...自由詩13*09-1-4
年をまたいで- かんな自由詩6*09-1-3
リフレイン- 麻生ゆり自由詩1*09-1-3
元旦に雪を掘る- オイタル自由詩3*09-1-2
desiderata- 自由詩1*09-1-1

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