すべてのおすすめ
人は何も持たずにこの世に出でて
何かに押しつぶされそうに
喘ぎながら生きている
何のためにと問いかけることは
おそらくは禁句であって
しかも新たな分身を作る
己の問いの答えもないまま

 ....
今日、世界が終わるとしても
教えないでいてください
怖いからではありません
やっぱりわたしは
明日の約束をしたい、あなたと

    交わされることのない言葉
    くちぐせのような夢 ....
彼女が好きなそのカフェにはいつも
雨が降っていた

店内はびしょびしょで
暑くて
植物が生い茂り
肉厚な緑の葉の上で
色とりどりのカエルが跳ねた

極彩色の鳥達が
テーブルの下で睦 ....
法律でも  たった紙切れ一枚でも

君と一緒になりたいんだ
 エスカレータで夢を見る

ふわふわの風船、逃げられて
いまにも泣きだしそうなおんなの子
ジャンプして捕まえた糸に端の輪をつくり
ひとさし指を通してごらん
これで赤色どこへも行かなくて
 ....
昨日は職場のおばさんの 
くどい{ルビ小言=こごと}に嫌気がさして 
かけがえのない他の人さえ 
土俵の外へうっちゃり 
しかめっ面でひとり相撲をしていた 

昨晩見た夢のなかで 
旧友 ....
営業はしているけれど
従業員のいない旅館の大広間で
卵かけご飯を食べていた
お箸と茶わんがかちゃかちゃ鳴っていた

とおい処にちかみちがあって
ちかみちはみちなりを少し折り曲げている
み ....
道の中を働く
小さな運送屋は
テロリストにはならない
いくら罪を掘っても
累積された女王の愛で



見慣れない空から
チラリズム
手紙が届く
忙しい時間帯に
類型の物語は ....
朝の目覚め
夕の眠り

毎日 毎時
小さな『死』を繰り返す

潮が満ち 
そして 今
引いてゆく

裸で生まれ 裸で死んでゆく

なあ 君よ!
この世でのカルマ(行為)が
 ....
今よりもっと
空が高くて
今よりもっと
砂の中に潜む星を
見つけるのが上手だった頃

四歳の幼さで
舌足らずな
Ich liebe dich.

ドイツ原産の弟と話す為に
ひとつ ....
colorfulな世界はとっくのとうに終わって
思想も思考もblack or white
単純な欲求しか満たせない

わたしとただ、いきてよ
其の言葉を 何よりも言いたかった
あなたは歩けば誰もが振り向く
クラス一番の優等生なのに
どうしてこんな地味で冴えない
僕と一緒にいてくれるのかな?

背の高いバスケ部のキャプテンもいるし
成績トップの社長息子も ....
マコちゃんはぺっと思いました。
でも床に唾を吐いたら、
もっと嫌な気分になりました。
床はみんなの唾でぬるぬるでした。
マコちゃんの唾はみんなの唾と混じり合い、 ....
すべてが明らかになる夜
窓辺に座って
空から絶えることなく
降り続けている
天恵に耳を傾ける時
僕は夢想する
震えるように探し続けてきた答えが
突然、湧き上がってくることを
頬が青ざめ ....
陽射し
薄く引いたカーテンの隙間に漏らしてしまう
黄昏かけた感覚のようなもの
軽く息継ぎをするだけで
空に届きそうになってしまう

力の限り今日を生きると
力の限り力が抜けてしまう
日 ....
女は天使を生み
女は悪魔を生み
神はただそれに
種を与えただけ

天使を生む女は
優しい微笑を称えて
絵画に収まる
悪魔を生む女は
火祭りにあげられるその姿を
キ ....
いつも 君の欠点を探してみるんだけど

まったく見つからない


  あぁ  これが 恋なんだろうなぁ
もはやこの世界は荒廃していて
私だけが正しいのだと
私が世界を正しく導くのだと
そんな狂い方をして
私は少年兵団を結成します

何百人もの美しい少年たちを
戦場に向かって行進させます
 ....
遠く離れて 一人でいるとき
僕が何をしているかと言えば

君と同じように
起きて ご飯を食べて 仕事をして 休んで 勉強をして
ピアノも弾いたりして パソコンにも向かったりしてるのだけれど
 ....
ぼくの前にぼくが歩いている
ぼくの前のぼくはぼくに気がつかない
ひたすら前を向いて歩いている
声をかけようかと迷ったけれど
なぜか怖くなって
そのまま後ろを歩いた
ぼくの前のぼくは転がって ....
   3月10日に歌った「巣立ちの歌」

   たくさんの泣き声の中、わたしは泣かずに最後まで歌った

   以来、あの歌がきこえると、涙ぐむわたしがいる

   すきな人を見た、最後の日 ....
私が歩く
貴方が歩く

私がとまる
貴方がとまる


どうしてかしら
同じ行動

涙を流して叫んでみても
届かないと思っていたのに

どうして貴方が悲しそうに
川を見ては佇 ....
目を閉じると
ざわざわとした瞼の光がある
生き死にとは関わりのない所で
夜に終わっている

大変な引力で
言葉が土に還っていく
無音とはそういったもので
雪でも降ったりするんだろうか
 ....
不対電子のように
喉の奥でふるえてる
飲み込んだのかは知らない
吐き出すことは許されない
飛び出し
奪い
安定しても
結局
誰かが一つなの
鬼ごっこ

生まれない
生まれない
 ....
窓硝子を挟んで
浅い春は霧雨に点在し
わたしに少しずつ朝が流れ込む

昨夜見た夢を
思い出そうと
胸を凝らしたら
微かに風景が揺れた

なかば迷子の眼で
周りを見渡 ....
スキップしよう
手をつないで弾もう
しかたなんて忘れたなんて嘘
スキップしよう
みどり深く

スキップしよう
ひとりでだって弾もう
あお空うつした水たまり飛ぼう
スキップしよう
 ....
どっちが優れている? そんな話より
君は僕にないモノを持っていて 僕は
君にないモノを持っている そうやって
互いのタシカナモノに 近づいていこうよ

そりゃいいことばかりじゃないよ
でも ....
{引用=
 かれこれ十五年くらい、俺は土を掘るだけの仕事をしている。
 はっきり言ってしまえば、何も楽しいことはないし、あるのは日々蓄積する肉体の疲労感だけだ。憂さ晴らしのためにある給 ....
俺は墓標を背負って歩いていて
いつもそうだから当たり前だと思うかもしれないが
背負うってのはそう簡単なことじゃない

例えば仕事だ
この仕事の成功は俺の肩にかかってると言うが
それはつまり ....
魚は
夜に鳴く
なくした
ラッパを思って

+

砂糖瓶を
よく洗って石段に
並べていくと橋を渡る
来客があった

+

探し物の
予定のない日
菜の花畑で一人
ラジ ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
悲しみの向こう側- アマル・ ...自由詩607-3-13
春は明日の約束- たりぽん ...自由詩15*07-3-13
赤道カフェ- ふるる自由詩16*07-3-13
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弱者の拳_- 服部 剛自由詩15*07-3-13
不在- tonpekep自由詩14*07-3-13
みちている- 石田 圭 ...自由詩22*07-3-13
食えない奴らの来世はサボテン- アハウ自由詩3*07-3-13
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白く暮れなずむ黒い空の下- 完食自由詩207-3-13
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光線- 霜天自由詩907-3-13
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欠点- 北大路京 ...自由詩11*07-3-12
少年兵たち- 三条麗菜自由詩15*07-3-12
スクラップブック<18のprose-12->- ウデラコ ...自由詩5*07-3-12
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創書日和「歌」__3月の歌- 逢坂桜自由詩15*07-3-12
涙の後- 茉莉香自由詩5*07-3-12
その街/知られざる- 石田 圭 ...自由詩4207-3-12
不対電子- ポッケ自由詩1*07-3-12
朝の名前- 銀猫自由詩37+*07-3-12
スキップしよう- soft_machine自由詩10*07-3-12
生まれ変わっても伝えたいこと- 蒼穹自由詩7*07-3-12
線香- はらだま ...自由詩12*07-3-12
忘れた- サナギ自由詩6*07-3-12
さよなら- たもつ自由詩29*07-3-12

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