すべてのおすすめ
口に出せばそれまでで
確かに確かに残った香り

罪悪感?何ソレ喰える?

人間っておかしなものだね
人間って弱くて脆いね
でもすごくきれいだよね

人がそれを汚いと後ろ指さしても
 ....
僕の手のひらは
君のよりほんのすこしだけ大きい
ふたつ
おでこを重ね合わせて
つめたい ぬくもり


鳥がないてる
白いやつ そう
尾羽の先が 透明のやつさ
ふるるるる ....
すっかり日が落ちるのが早くなった冬のある日
フレックスタイムで足早に職場を後にする
駐車場から見上げた薄暗い空に浮かぶ夕陽
そんな何気ない景色を詩に書き留めよう

奇跡と呼ぶには少し大袈裟で ....
プラスで
廃品の
螺子を外して
新しい文明を浮かべている
叔父の頭の
螺子は外れて
いるけれど
ずんぐりとした小さな背中、
埋没させる金属に
持ち寄られた期待に添いたい、優しい、
 ....
だれに愛されるわけでもなく 
だれを愛するわけでもない
 
あなたはあなたのままでいて 
わたしはわたしのままでいる 


独り歩くということの 
ゆき場も見えぬ哀しみの 
 ....
求められないdevotion 
キスと抱擁は公平にばらまかれてゆく
やわらかな穂先にさえ傷つけられる脆さ
夜は途方もなく暗く 暗く 冷たい
それでも 探しつづけている           ....
毎朝、
米とともに炊きあがる不満
届がこの時間でも受理されることを
無能な君は知らないでいる
咳がふたつ
階段を上ってきた
夜の真ん中で
ぽつり
行き場を失ったそれは
猫の眠りさえ奪わず
突き当たった扉の
その向こうで
遠慮がちに消えていく
八十年余りを働いた生命 ....
待ち合わせに5分遅れてきた友達は
首に水色のネクタイを巻いていた
誰もその事を突っ込まないくらい
水玉模様が自然に馴染んでいた


僕が着る服の色といえば
いつも決まって白か黒
黄色や ....
くるくる剥いた林檎の皮が
包丁持つ手にぐるぐる巻きついて
気分はまるで蛇使い
蛇の色の鮮やかさに恍惚
とする自分にエクスタシー

赤い風船 くもり空に飛ばして
太陽みたいだね、って
指 ....
キャベツにニキビができていた
このチャーハンおいしいね。

それはよくはれた日
いつだってぼくらは
そんな気分でもないから
ポテチをたべ
映画をみて
うすシオの
クチビルをなめ
つ ....
きみをひきのばして大きな一枚にして体に巻きつけたい、くるまったままで、そうすればどこへ行くにも一緒だ

わたしを抱きしめながら言う空想を
わたしは空想をして

よく言われるのは
「頭小さ ....
世の中って不思議だね

土もないのに葉っぱが咲いてる

きらめく夜に

月とオリオン、その他の

きょういちにち

清く正しくがんばったから

ひとびとは不思議な家族だね

 ....
めざめると 小学校のチャイムが聴こえる


そしられ れらしそ しそられ れらしそ


ぼやけた頭は 過去にゆく

あれは わたしの おもいこみ
せんせいは わたしを いじめたりしな ....
先生
今年も忙しさに思想が流されてしまう
そんな季節が来ましたね
あなたは貴婦人だったり豪傑な男の人だったり
駆けだしの幼い人だったり するのだけれど
先生は 忘れた頃に
夢枕にきりりとた ....
さかなの星空はいつも
境界線でゆらめくのです
星空を落ち葉がよこぎり
岸辺のすすきも
月明かりに
にじみながら手を振って

失ってしまったときに
ひとはさかなになる
月だってゆら ....
{引用=悲しみを知らない人などきっといません、


同じような顔で同じような服を着て、
量産型が街を歩いているよ、
ねぇ、
おかしいね、
おかしいね、
同じでなければ怖いんだ、
臆病 ....
 
思考でパッチワークをしても
なにも暗躍しない
鉛色の空は重く、冷たく
影法師を縫い付けては、体温を奪う
 
視力が落ちた日の朝
妹は聴力を失い
お母さんは足を失った
お父さんは肝 ....
わたしはタクシードライバーだから
金曜日の夜は大忙しだ
居酒屋からラブホテルまで体を送り
今度はラブホテルから自宅まで
同じ体を運びこまされなければならない

彼らが出ていっている間
わ ....
高崎線のドアは必ずしも自動じゃない

特急/快速の待避で5分停車ともなると
駅に着いてもドアが開かなくて
都心の電車に乗り慣れている人が戸惑って
ドアの前で立ち尽くしてしまう

開閉スイ ....
胸まである雑草を分けて歩いた。
蒸し暑い夜だった。
夜だったが妙に明るい。
藪を抜けて
野球場に出た。
グランドに白い照明があたっている。
白いシャツの男達が集まっている。
新しい野球チ ....
 
言葉にならないことを
言葉にしなければならない
気がしてるだけで
声にならずに消えていった
言葉たち

僕はそれらを愛し
軽蔑した
毎日見送ることしかできない
君の横顔を見つめ ....
あなたが生きている
この世界が
虚構であるとしたら・・・


その時 あなたの生命は終え
魂が召されるその一瞬に
あなたはあなた自身の世界を見る



  プッツンと映像が途切れ ....
ぶら下がっているわたし
の、創立八十年
の、生後十一年
の、柔軟を奮って弾丸になり
この袋を突き破るのは
口のゆるめ方がせこせこしているので

権力は
狡猾なのではなく
短絡的なので ....
             081113


ガジガジの芋を囓るときは
財布の紐を緩めてはなりません
12000円くらいの給付金で
油断してはなりません
年収1800万円あるからって
ガ ....
雨滝に続く道は
聖堂のように光がそそいでいます
昼下がり、ステンドグラスの森が
橋に季節の色を映して
敷き詰められた落葉の絨毯は
通り雨の跡のように
濡れていてるのです
長い階段を下りて ....
二週目の太陽に
準備中の札をかける
気ままな獣を蹴飛ばす

殺気立った喉をくすぐり
布団でまどろむ
豊かな溝を覗く
あまがみ あまがみ
犬歯による抱擁
つま先に空いた ....
「ありがとう。出会ってくれて、ありがとう」

こんな言葉滅多にいえないボクの
彼女は君

ほんの小さなすれ違いに
真っ白な肌を
膨らませたり小さくしたり

「大好きだよ。ただ貴方 ....
第一楽章


    ホ長調の音符引き連れた春が
    草原に咲く
    いつか播いた喜び
    これから花開く出会い

   朝靄去って
   ピアノに向かっている君
 ....
 
 
*AM4:00
 
朝が早い
 
 
青い鳥は見付からなかった
いつもそうだった
 
 
 
*AM3:00
 
戸締まりの仕方が分からない
声だけが湖になる
 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15814)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
鼓動の意味- 朽木 裕自由詩508-11-19
離宮- 自由詩308-11-19
早帰りの詩- 1486 106自由詩4*08-11-18
この螺子は叫びながら- 伊月りさ自由詩5*08-11-18
大輪かがり- わら自由詩14*08-11-18
深夜、Barカウンターにて〜ぽえとりー劇場おーるすたーず〜_- はっとり ...自由詩208-11-18
悪色- FUBAR自由詩1*08-11-18
グリーン・アイズ- 銀猫自由詩17*08-11-18
水色- 1486 106自由詩3*08-11-17
林檎の皮と赤い風船- 百瀬朝子自由詩20*08-11-17
キャベツ- さわ田マ ...自由詩708-11-17
生地のはなし- 伊月りさ自由詩4*08-11-17
月とオリオン- 吉岡ペペ ...自由詩508-11-16
- 池中茉莉 ...自由詩2*08-11-16
先生- たちばな ...自由詩19*08-11-16
さかなのよる- たりぽん ...自由詩32*08-11-15
心臓- 士狼(銀)自由詩11*08-11-15
針になる- ゆるこ自由詩508-11-15
タクシードライバー- K.SATO自由詩6*08-11-15
半自動- kauz ...自由詩5*08-11-14
夜を歩く- オイタル自由詩6*08-11-14
恋の言葉- 小川 葉自由詩308-11-13
虚構の世界- 青い風自由詩3*08-11-13
有袋- 伊月りさ自由詩6*08-11-13
指定席- あおば自由詩7*08-11-13
橋、滝に続く小径で- たりぽん ...自由詩7*08-11-13
かけ布団- 佐々木妖 ...自由詩4+*08-11-12
「届け」〜この想いに乗せて- もこもこ ...自由詩4*08-11-12
ノクターン- 乱太郎自由詩15*08-11-12
夜明けのための即興詩- 山中 烏 ...自由詩17*08-11-12

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