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耕うん機の音がします
つくしんぼうの声がします
土が目を覚まします


春は大きな朝みたいです
田畑を耕す音は
早起きするための
目覚まし時計です







{引用 ....
天国から地獄への階段を下っていく

さっきそこで殺気で満ちていました

拝んださきにいるのは

理想を掲げたぼんくら

重たい鎌をぶら下げて華麗に

現れたの死神さま
 ....
円満がいい

さいきんやっとそう思えてきた

円は点のあつまりだ

円に接線をいっぽんひく

接点の

両となりの点は

その接点より引っ込んでいる

しかし

この三 ....
髪を撫でた
わたしはあなたを支配する
やさしさを武器にねじ伏せる

ひとたび体を差し出して
されるがままにされてしまえば
ほんの少しの自由が得られる
けれども
代償を払い続けるのに
 ....
まっすぐに
まっすぐに

進むことが
正しいと思っていた

それができないと
気付いた後は

ゆらゆらしたり 
たらたらしたり

風が吹けば
揺れる花のように

こだわり ....
こんにちは
そのような書き出しで
いったい何を伝えたいのだろう

いや、何も
伝えたいことはないのかもしれない
だって生や死や愛ですら
あなたと会う口実だもの

メロンを買ったよ
 ....
言ってしまうんだろう。

「頑張って」
「私も頑張るね」


頑張るって便利な言葉だなぁ。


あの人とのやりとりで決まり文句のように使う。

もっといい言葉はないのかな。

 ....
しめやかな午前 /

温まらないエンジン
背負い込んで
缶コーヒー中毒者の
重い足取り

煮え切らないナビ
ぶら下げて
揮発しそうな生活者の
白い排気ガス

走れ
せめて ....
久しぶりに君を見た
あのときより未来人になっていた君は
なんだかギンギラギン
どこかの怪獣のようだ
人の心は変わるものだから
と言って別れたけれど
いくらなんでも変わり過ぎだろ
思わず苦 ....
 配管工という職業は今でもまだあるんだろうか。わたしはまだ現役の配管工に会ったことがない。直腸手術でもするような感覚だろうか。鋭いもので引っ掻いたようなパイプの穴を塞いだり、何かの拍子で切れた管どうし .... 東京の空は曇る
でも今日は土曜日、誰だって浮かれ気分の土曜日だ
秋葉原、歩行者天国
アメ横上野も大賑わい

僕は岸へやってきた
河原の向こうに街を見つめる
そんな気がする
誰も岸にはい ....
か細い声が聞こえた


電線の上
早起きの小鳥たちが小首をかしげる
埃っぽく煙った路上
散乱する朝の気配
大型トラックが排気ブレーキの音を響かせる
始まりと終わりの時間を行き交う車たち ....
晴れて
水平線のまるみが遠い
海岸通りに迫る波は
テトラポッドに砕かれて
泡ばかりたてている
その水は
まだ冷たかろ
けれど青、
翡翠いろならば
思わず爪先で冒したくなる
散らばっ ....
毎日が楽しい
貴方がいるから
毎日が楽しい
仕事があるから

4分6がいい?
それとも
3、7がいい?

家事はたぶん半分ずつだね
毎日サプライズの食事
お買い得品買って
君の ....
心の奥の掌に
ずっと何か握ったまま


夢を追いかける友の姿に
眩しさを覚え

「思いきりやればいい」
そう歌う歌詞の中に


掌の何かが
もがきだす



それに気付 ....
いらない
欲しがったりしない
夕日も、太陽を奪っていく時間も

    カロリーゼロドリンクを
    餓えたキャンプにばらまく悪夢
    眠れない夜の寝苦しい暗闇

幸せの意味、
 ....
たたかって
たたかって

かなしみをえらんで

かなしみにえらばれて

たたかった意味さえなくして


月がゆらぐ

夢がとおくに消えてゆく

それでもおまえ ....
―朝

ビルの階段を降りて行くと
何かの軋む音がする

たくさんの
時間の積み木が
押し合い
こすれ合って
順番を決めている

―歩道を歩く

山桃の並木が
慌てて生え ....
水族館で
深海コーナー
ダイオウグソクムシ水槽の前で
しゃがみこんで
ひらひら

なんとまぁ
水族館のスタッフは
餌付けに成功したらしく
(それまで何食べてたんだ?)
最近では
 ....
うだうだとした生活をしていたら、
4キロ、5キロ
あっという間に8キロ増えた

主治医に指摘され
ようやくダイエットを決意する

今までは普通に生活していても
増えなかった体重
代謝 ....
暗い薄墨色の空を
綿ぼこりのような
存在感のない雲が満たしている
空がすごく低い

薄い夜空から落ちる雨が
僕の身体に滲みこんでいく

街灯に透ける僕の指
二重にブレてぼやける
街 ....
 三日月がいっそう薄目がちにほろほろ涙を零しておりましたので、私まで悲しくなってしまい、ほろほろと泣いてしまっていたのです。

 私が泣いたからといって、月がゆっくり安寧のなかに眠れるわけでもなく ....
控えめに訪れる
波の繰り返し
耳鳴りは怒りを洗い流して
眩い光りの群れが
手のひらで踊り出す

地平線で別れた
青と蒼が
波打ち際で
何億年ものの歴史を
そっと置いて行って
未来 ....
西洋の諸学問を粵語は水のように任せるの戦時体制の安く
ぬくぬくと文学、芸術などにも拡大解釈する場合 を国境線などの重要拠点に対する爆発物に低密度アモルファス氷の論じられる
そこから豊 ....
(一つの遊星から覗かれない花嫁の髪の空洞)

花ざかりの森の神秘を研究する記帳の桝目が不足する
躓きたい意思の上で青空が焚きあがるまで
あたしは何も口にしたくない
牆のさきの道を躄るがんぜな ....
二十六だった

そういえば

こんな季節、三月も終わりの頃

夕暮れの商店街を歩いていた

腹立たしいことがあって

その日は早くに職場を離れた

そんな時間帯の

光にい ....
とおい秋に
実るものはなんだろう
わたしが実家の門を通るときに
ふと、かいだ
祖父が築いてきた
歴史のにおい
短いとも長いともつかない


毎朝はやく
仏壇に水をあげる、祖父
 ....
身を粉にして働く
マメねー!
と言われる。
そうですマメですよ。

愛をばら撒く
皆が可愛い
皆の{ルビ僕=しもべ}
皆の足を洗う

命を大切に
命を平等に
命に責任を
命に ....
風の中で震えていた瞳
あの日突然奪ったくちびるを
二度と忘れはしない

美しい少女よ
一生分の愛を君に捧げよう

自分勝手な愛で
君を愛し続けることを許して欲しい

例え永遠にこの ....
むしろ、さくらではなく
今朝の濁った空色が
薄灰色の風となって
じんわり染みこんでくるのを
わたしは待っているようだ

三寒四温の春は寡黙に地を這って
あたらしい芽吹きを迫る
枯れ枝に ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15806)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春の機械- 小原あき自由詩8*09-3-30
狂詩- こめ自由詩609-3-30
円満がいい- 吉岡ペペ ...自由詩409-3-30
計算的な衝動- 百瀬朝子自由詩4*09-3-29
風が吹く- 未完自由詩3*09-3-29
ただ、さくらの日によせて(咲く)- まきび自由詩109-3-28
なんで- つゆ自由詩3*09-3-28
AM_/_PM- nonya自由詩17*09-3-28
怪獣の人- 麻生ゆり自由詩1*09-3-28
超真理男兄弟[場面1−2]- 国産和風 ...自由詩109-3-28
- K.SATO自由詩409-3-28
不具の変身- 餅月兎自由詩509-3-28
無情の浜辺- 銀猫自由詩9*09-3-27
It's_only_You.- ペポパン ...自由詩5*09-3-27
ありがとう- 夕焼け空自由詩609-3-27
おびえる- たりぽん ...自由詩209-3-27
- わら自由詩1009-3-26
- 壮佑自由詩14*09-3-26
ダイオウグソクムシと- 小池房枝自由詩8*09-3-26
ダイエット- 森の猫自由詩2*09-3-26
リレーション- kauz ...自由詩14*09-3-26
宵の挨拶- 北街かな自由詩10*09-3-25
- 乱太郎自由詩14*09-3-25
沈黙- 《81》 ...自由詩109-3-25
魔窟- アングラ ...自由詩109-3-25
夕暮れへの出奔- 吉岡ペペ ...自由詩409-3-24
実る- かんな自由詩7*09-3-24
豆まき- ペポパン ...自由詩8*09-3-24
アネモネ- 未有花自由詩17*09-3-24
あまのじゃく- 銀猫自由詩12*09-3-24

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