すべてのおすすめ
猫のながぐつ、なっちゃんは
アヒルのくちびるで
せんべいをコリリ
よくきたね
あくしゅ、あっしゅ


星のくつした、さくらんぼ
唄いながらお絵かき
なっちゃんは、ようせい
(たんぷ ....
今年のクリスマスは
1人かな2人かな
楽しいクリスマスが
いいな

冗談ばかり言って
おどけて笑う
彼はもう道化師
もう止まらない

ごちそう食べて
酒飲んで
歌って笑って
 ....
一。


 キイチのつめは、はやく伸びる。あたしが知っているおとこの中でいちばんはやく、伸びる。いくらふかく切っても、ものの一週間もすれば、しろくてほそいあの指先 ....
時計と遊ぶ
いつも縛られるものから逃げずに
向き合うことができるように

デジタルはチカチカして
モノクロはゆっくりゆっくり動く

モノクロの世界にいた
私は

追われるもの
カ ....
ただいま調整中 とん、と
遠くの方で落下音
君は絵本を閉じてゆっくりと立ち
音を探して軽く首を傾げる
小指を栞代わりにする癖は治らないらしい

音の正体を知っているけれど
教えてはあげない
あのお喋り ....
愛する人と手を繋いで眠ると
このまま死ねたらどんなに幸せだろうと思う。

そんなことを口にすれば
「一緒に生きてこうよ、これからも。何でそんなこと、云うの?」
なんて云うのだろう、きっと。
 ....
江ノ電の窓辺に{ルビ凭=もた}れ 
冷たい緑茶を飲みながら 
ぼうっと海を見ていた 

突然下から小さい手が伸びてきて 
「かんぱ〜い」 
若い母の膝元から 
無邪気な娘がオレンジジュー ....
大きくなったら
船乗りになるんだ

ぼくだけの船を持つんだ

風のない日にも走れるように
小さなモーターをつけて

七つの海を渡って
港から港へ
島から島へ

もし無人島にたど ....
 さぁ、耐えねばならぬ季節がくる
 木々は余計な葉を落とし
 迫り来る冷たい冬に
 まるで清楚なクリスチャンが祈るように
 凛として空を仰ぐ

 煌きが冴える季節でもある
 人々は暖炉あ ....
ランチのあとについてきた
小さなニューヨークチーズケーキに
君は幸せそうな顔をしてた

コーヒーの苦みを
よりいっそう素晴らしく思うのは
君が喜んでいるからかな

 鏡の中 はしゃいで ....
図書館の本は
公務員みたいに黙って
読まれる、という役目を
少し怠そうに待っている

田舎の図書館は
どうも品揃えが悪くて
本にも覇気が無い

手に取ってみても
抵抗はしないけれど ....
昨日のゴミ置き場で 
幸せそうに日向ぼっこしていた 
白い便器の蓋が 
今日は無い 

腰を痛めて十日間 
介護の仕事を休んでいたら 

先月の誕生会で 
目尻の皺を下げていた 
 ....
♪ http://www.geocities.jp/mfta29/yakusoku.html


やくそくどおり あらわれて

ぼくの顔をみて ほほえんで

ここだよと手を ふってくれた ....
液化燃料が
静かに燃えて
街に灰が積もり
鋼鉄の箱を疾走させ
アスファルトは
平行に立ち上がる 蛇
どこまでも続き

ゴムのわだちが軋む

騒音の車道を折れると
路地が佇み
生 ....
チリンチリン
路面電車が走ります
危ないですよ
どいてくださいよ〜

例えば三ノ輪に向かって
ジョイフルな商店街へ
特に派手ではないけれど
古本屋さんに
魚屋さん
惣菜店に  ....
少年は言った

明日の朝
荷物をまとめて
出て行くと

片道列車で
行けるところまで
行くのだと

てのひらの少年は
そう言ったのだ

彼はいったい
誰だったのだろうか
海を見ている

さくり、さくり、
音をたてる足元の砂に
こころ揺らがぬよう
爪のかたちが付くほどに
手のひらを握り

海を見ている

潮騒に混じって
耳に届く ....
はにかんで笑う アノコの
やわらかな心のヒダを斬りきざみ
助けをもとめるノドブエを噛みくだいた


アノコに突き刺した
痛みと悲しみの
鮮烈な返り血を浴びたとたん
それはドス黒くキミに ....
あなたのひとみから
こぼれ落ちた悲しみが
約束された事象の
織り込まれた糸を伝い
ぼくを貫く

海底のような
揺らぎのなかで
ふたりの合わさった痛みは
祝杯をあげるように
胸の水盤 ....
君と私が会うと
言葉を 眼差しを交わすと
りんどう色の深淵が しずかに生まれてゆく
言葉を 眼差しを交わすほどに
それはしずかに 深まってゆく

二人して覗き込む
そのなかば透きとおった ....
正しい 陽光が見える
肌に心地よく
暖かな圧をともなう

今日を確信させる
無色・透明の公正な陽射し

なんぴとも
この太陽を正しく享受して
あまねく
全人的に正しく暮らさねば
 ....
ピアノのあしは楽器を支えているのか
それとも音楽を支えているのか
ギターをかき鳴らす仕草は
そのあしに似て、共鳴する独り言
マイクを持って空を指したとき
ひとはただのマイクスタンドでしか ....
現実はいつも
残酷な音をたてるからね


いまだに
感情をふりきれないこの男は

情けない、と

つぶやくコトバ以外を思い浮かべられなかった


あてもなく
わらい顔をつくっ ....
藍色のカーテンを
閉め切った部屋で 
スタンドの灯りに
照らされた机に向かい 
すれ違うこともないだろう 
百年後の誰かに手紙を書いた 

万年筆を机に置いて 
深夜の散歩に出かけると ....
夕日に泣いた僕
友達の顔を怪我させて
電話ごしに泣いた
大切な友達

君はトランペットを
僕だけに吹いてくれた
君につられて
吹奏楽部に入った。

できない僕を
指揮者の君は
 ....
山際に
吸い込まれるように
今日が息絶えて
まだらのまま
空を一巡して
闇に飲まれるのは うろこ雲

あたしはあたしで
西の空に
白い半月が血を滲ませているのを
見てしまったから
 ....
この歌の横顔にあなたがいなくてよかった

坂の上にぽっかりあいた空は遠くて
青くない方がいい気がした
降ってくる光が指先を透過して
平面なわたしが散らばり始める

透明になれなかった二人 ....
僕らが待ち合わせるのは

いつも駅前のCD屋で


僕が 君より早く着くと 

たいして好きでもないんだけど

難しそうな JAZZを視聴して待つ


 *

     ....
時を巻戻すのは 解せぬ言葉

時を先送るのは 返せぬ欲望

消えない内に 証明したくて

見えない儘に 軸から外れる

隙間に伸ばすのは 足か手か

糧も枷も得られず 目眩き廻 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
なっちゃん- 佐野権太自由詩19*07-11-9
メリークリスマス- ペポパン ...自由詩6*07-11-9
「_ふかづめ。_」- PULL.自由詩9*07-11-9
モノクロの世界- つちやし ...自由詩107-11-9
CA・STAR〜ヴァニラ・スノー〜- Rin K自由詩23*07-11-8
創書日和「指」_『いつまでも、鰐』_- 士狼(銀)自由詩7*07-11-8
世界の終わりのベッド- 朽木 裕自由詩4*07-11-8
ウルトラマンの人形_ー江ノ電にてー_- 服部 剛自由詩7*07-11-8
船に乗って- まりも自由詩2*07-11-8
冬への幸せチケット- 山崎 風 ...自由詩307-11-8
ラナンキュラス- 北大路京 ...自由詩11+*07-11-7
- 小原あき自由詩39*07-11-7
「_無_」- 服部 剛自由詩32*07-11-6
♪やくそく- A-29自由詩3*07-11-6
- アハウ自由詩6*07-11-6
あらかわせん_おんど- しいこ。自由詩3*07-11-6
てのひらの少年- 小川 葉自由詩407-11-6
午後の水平線- 銀猫自由詩11*07-11-5
鏡に映して- 渡 ひろ ...自由詩8*07-11-5
落日- shu自由詩607-11-5
りんどう色の- 塔野夏子自由詩11*07-11-5
光の選択- アハウ自由詩407-11-5
そう結局は深夜ひとりで眠る、それだけのこと- たりぽん ...自由詩26*07-11-5
ぽぽろん- わら自由詩10*07-11-5
宛名の無い手紙_- 服部 剛自由詩6*07-11-5
トランペット- ペポパン ...自由詩8*07-11-4
焦がれ秋- 九鬼ゑ女自由詩407-11-4
やがてかたちを変えるもの- ku-mi自由詩13*07-11-4
Jazz- 北大路京 ...自由詩11*07-11-4
点人- 唯浮自由詩307-11-3

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