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ひとつの
あいまいな

それでも
確かに
ちいさな明かりに
包まれていた


吸い込んだ潮風が
いつの間にか
冷ややかで
胸いっぱいに
広がるから

{引用=もう少し
 ....
 
 
地元の駅が凍ってしまった、
夢をみた
誇張する胡蝶みたいにこちょこちょと
わけのわからない言葉を
おばあちゃんの形見を扱うみたいに優しくつぶやいた
 

ドトールのカフェオ ....
冷たいくちびるが薄く開いて
なにか小さく歌うのだけれど
柔らかなはずである旋律はどこか遠く
森の中に消えてしまっているようで
やけに静かだった

{引用=たゆたう水
呼吸を忘れる前に花弁 ....
暗闇の中 せせらぎの音だけが響いている
ぼんやりと見える水しぶき
岩陰には何も潜めないようで

だがそれは思い違いにすぎなくて
水しぶきのように見える放物線

微細な魚たちの鱗の鈍い光が ....
 ジーパンに足を通す
 スニーカーを履いて
 アパートのドアを開ける

 ひとつの町に住み
 その町に射す
 乳白色の光の中で
 生活をする

 カンカンと階段を降りて
 ひとのか ....
裸足で海を確かめた後、
砂混じりに泡立つ波が残す
束の間の羊膜は
秋の曖昧な陽射しと融合して
反転の空を
この地表に造り、
(黒く濡れた浜辺は秘密裏に水鏡)
空を歩く、という我儘を赦して ....
昨日、暗くなってからした喧嘩は
今朝のうちに
昨日使った天ぷら油と
一緒に固めてしまうことにした
まだ熱いうちはなかなか固まらなかったけれど
なんとかゴミ出しの時間までに固まったので
きち ....
「死にたい」と呟いた声は

生きる気力にさえ及ばない落差で消えた

誰も彼女の言葉を聞こうとはしない

世界はそう言うものだと彼女は{ルビ嘲笑=ワラ}った



「切ない」と咲き ....
夏の雨が帰ってきた日
電車の行き交う河川敷で
嵐が運んできた枝で
薪には困らないなあ…って
ぼんやり過ぎ行く時間に蓋をして
現状のあまりのかなしさに
涙の雨も降らなかった日
写真にはやぎ ....
いつでもそうだなと
思うときに熱くなる胸の芯を掘り出す
それはいつも白くて冷たい指で
見知らぬリングをはめている

掘り出されたものを
届ける先を知らないので結局
夜の繁華街
閉店 ....
{画像=080325021315.jpg}

ぼくはNを持つよ
引き合う力が強く
反発する力が強い
君はSを持つんだ
不器用なところが似ている

お互い引き合う力が強いだけでは一緒に
 ....
正直今日の日はえぐれるような1日だった
いろんな意味で
あたしはもっと強くなっていかねばならない
昨日よりももっとぐるぐるめまいがした
あたしはもっと強くならなければならない

 ....
ラピスラズリは、青い。

惑星に似た丸い石は、原石のまま磨かれずにいて、
濡れてもいないのにいつも冷たい。

時々、水脈を聞く。

明かりを知らない水の奏でる音楽を。
明かりの届かない ....
眠る前に
くちびるの形だけで
あなたのなまえ
を呟いてみたら
ほろほろと
星が生まれてく

夜は
思ったよりも深くて
あしたの方向で
あなたのなまえの星が揺れてる
不器用にしか進 ....
沈んで
いかなければならない

そうして深く
呼吸にもがいて
戸惑わなければならない


夢と
そっくりなものたちは
やはり、夢以外の
なにものでもない

だから、
 ....
書いて逆らうことを止め
暫く闇に流されてみる
空白は私を包んで
静かに冷える


蓄光時計は
カウントする
ゼロ−ワン、
光や熱の胎内で
確かに私たちは始まったが


彼 ....
頭上の透明な地下水脈と期待だが

橋が雨
風が激しい運動をひるみ
完全な飛蚊症はコンタクトレンズに突き出される
光をグローバルな使用状況を繰り返す
水の分布の進化論と目が降りてゆく

 ....
夜。
膨大な暗闇の
その堆積を知らない
その密度を
その質量を
この不安を
君は知らない

夜。
解答のないパズル
終わらない数式
積まれた書類
書き殴る指
丸くなる
四肢 ....
水面から少し出ている
君の肩の稜線は
涙を誘う
なめらかな肌にハート型の葉っぱ
なんて
ああ

あっちのアマリリスの茂み
ミツバチが蜜を運んでいる

爆撃機は今
どこを飛んでいる ....
夏の蒼が秋の青へ

パステル絵の具を撒いたような
明るく ちょっとポップな


広げたフトンで
大きく深呼吸
秋の匂いはちょっと土くさい

まだ緑だか茶色だかわからない
隣の家 ....
「何度も言ってたんだよ」


泣き出しそうな声
嘘など微塵もない
君の綺麗なことば…




いつも足りてない


不器用な僕の声
届くこと ....
太陽だけを愛していたい
眩い その輝きを
自らの鼓動に閉じ込めて
紫陽花のように
陽射しを抱きしめて
明日を信じていられるように

月の輝きに頬ずりしたいのは
さびしくなったから
す ....
住んでいる町は田舎で
電車は一時間に一本あればよいくらいで
待合室があるのが不思議なくらいで
今日は一冊の小説を携えていて
外は雨が降っていたので
回数券を買った

駅の待合室で
携え ....
ありとあらゆる毛がトイレの床に落ちている件
 {引用=あっちの毛より髪の毛のが多かったりする}

マットに絡むそれがあまりにも多いと/汚らしさの中にも
性的な物をフィールしてしまう僕が居るわけ ....
              080924


猫が毛を舐めるのだと
譫言のように呟く男
電車のドアからも
秋風が舞い込んでくる季節
Tシャツのメッセージを考える
Don't monke ....
道端に咲き乱れる
秋桜の色は チョコレート色

甘い匂いで世界を救う
なんて言ってた可憐な少女
いのちの欠片を 青い鳥を
いつも探し続ける・・・

転んで躓いて手を延ばして ....
《《《君の集まりに参加しないのは君に相応しくないと気づかれたくないからだ》》》


風の多分視覚細胞に明日に

途上国に青空
液体からの急冷はあやまちの匍ってゐる
冷たい戦士が沈黙に1g ....
冷凍庫の中で凍っている鍵
温める意味も無くなってしまったそれは
誰の為の鍵だったろう

部屋の掃除をしていると
古いアルバムが出て来た
よくある話
眺めているうちに日が暮れてしまった
 ....
すべての仕業を終えた夜、
星のしたたるアスファルト、
すべての所行を終えたなら、
狭く縮めて居るばかり。


ああ と
二音つづきの火に
寄り添うものは全て揺らめいている
短い言 ....
息子の成績が悪いということは
幸せなことだ

悪いということで
親父は あれやこれやと説教し
妻は  ガミガミ小言を言い
息子は 神妙な態度でかしこまる
妹達は これはヤバイと脇目もふら ....
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