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光りの差し込まない部屋の中で
蛍光灯の下 白いノート
灰色の罫線の上に
はにかむ口元を今日も書き取る
鉛筆で書かれたそれは
何度も繰り返す
さようなら

午後の堤防の上で
潮風によろ ....
小さな鳩の影
追い掛ける子供
白い世界
切り抜かれた家族
飛び立つ

止まる
時間
さくらの便りが届く頃にいつも思う

4月が新年度だからか
裸ん坊だった樹々が
色を着飾っていく時期に呼応するように
春は変化のとき、旅立ちや新しい出会いが

その大事な一歩を踏み出す為に ....
やさしくなれないのは ちょっとだけ

オーバーしてしまったから





あかいひよこと あおいひよこは

気持ちの 端っこと 端っこを ひっぱりあいっこ

倒れない旗は 少し ....
人が住む箱ばかりのくせに
午前一時の住宅街は
音を立てるのは容れものだけ
人の声がきこえない

公園に並ぶ枝ばかりの木は
夜空より暗く
影絵のようで
冷たい踝で立つ枝の真下は
無音だ ....
涙が
出てきたから。

綺麗なものを嫌った君を
僕は美しいと感じて。

繋がりが
出来たよ。

涙が
出てきたよ。

広いな、広いな、
世界は、広いな。

意味を考えたく ....
仕事の後に飲む酒はほんと天国だな
そう言い放ったあなたの黄色いTシャツにデカデカと
Go to HELL!と書いてあるのはなんとも粋なんだ。

最近腹減らないんだよなあ
そう言い放ったあなた ....
挨拶代わりにスカートを捲ったり
身長の事をからかってみたり

あいつを目の前にするとなぜか
いじわるしたい気持ちになるんだ

怒った顔を見ると楽しくて
お弁当のおかずを横取りし ....
子どもの頃に見た万華鏡
キラキラ光る

ガラスの街

ステンドガラスの
素敵な 街並み

くるくる回る
虹色の輝き

煌めきな彩りを
うみだす
魔法の国

あの道はキラキラな
魔法の道

キラキラ魔 ....
書き留めない言葉はまるで
午前4時に聞く雨音
軒先をつたい終えた一粒のしずくは
もう元にはもどらない

心臓からきっと少し離れたところで
痛んでいる感情
あなたの心拍数に合わせているのに ....
とりあえず
朝の
おはよう
がやけに染みる日
今まで
何回忘れてきたのかな
きっと
そんな日は
こんがりトーストも
不味かったはず
近所の猫も
鳴かなかったはず
おはよう
っ ....
 もう夜明け前になりました
 あなたは夢の荒野で戯れていることでしょう
 
 時間は枕元に転がっています

 どんな色の新しい日が僕達の行く手に待ちうけているのでしょう

 世の中は混沌 ....
ブタの貯金箱割って流れ出る沢山の硬貨、ヤニ汚れの{ルビ煤=すす}けた窓がらす越して煤を置き、去り、にした氷みたいな色の光たくさんの硬貨を弾いてなんつぶもなんつぶもうまれて乱反射する光の鋭角、の子供達あ .... 風が死んで、
また一人、また一人倒れ
アジアでは奇形の動物達が生まれ
生まれては殺されて

蒸せるような夏
君が棄てた女
――は、ブラウス姿で
ごろり仰向けになり
天井を見つめたまま ....
君といれば 頭の中「可愛い 可愛い」で いっぱいになる

 ふと浮かんだ「可愛い」以外の言葉を
 フィルターを通さずに つい 口にしてしまうことがあって
 君に 変態扱いされることもあるけ ....
いつまでも迷わずに行きなさい
周りばかりを見ているから自分自身を見失う
だから、周りを気にしてはいけない
足を止めた時だけ周りを見ればいい
君の言葉を胸に僕はこの街を去る

誰か ....
     うたをうたおう
   
     あしたのうたを

     きみのこえ
     ぼくのこえ
     ふたりのうた

     あしたのうたを




     ....
歯車は旅に出た
今まで一緒に回っていた他の歯車と
どこかかみ合わなかった
自分の歯数を嘆いたり
他の歯車の歯数を責めたりもした
それでもやはりその場にいづらくなって
人知れず早朝に旅立った ....
よく話し合って進んできたはずなのに
ぼくたちは何かを大きく間違えて
今考えているものはきっと世界を
ひどく害するような概念のあり方なのだ
嘘つきが一つの嘘をついたばかりに
百の嘘が必要になる ....
あたしは 格好良い女だから
さよならの瞬間まで ずっと笑顔でいるの
あなたが安心して 眠りにつけるように
悲しい顔なんか 決して見せないわ

だからあの日 意味もなく泣いちゃったのは
許し ....
JAZZは心を和やかに
してくれる
JAZZは聞くと良い気分に
してくれる

ピアノの音は
子守唄
トランペットは
うたたね

体を癒してくれる
心を癒してくれる
ネジを巻いて ....
陸に上がったSUBWAYで
奴が通りかかるのを待つ
ことばの坩堝でそいつは産まれた
ひいひい泣いて誘う雄の男食らい
餌場はもう分かったので
俺としては待ち伏せのあいだ
詩でも書いて暇を潰そ ....
世界に向かって
自ずとこうべが下がる

私を この世に 送り出してくれた
父 母に

今日の コーヒーを 飲めることに
行った事のない 南アメリカの大地
屈強なあるいはか細い 
季節 ....
さっきまで見えていた晴れが
今ではすっかりどんよりです
雲はお日さまをひとり占めして
わたしの気分は最低です

犬はいつだって健気にこちらを見て
わたしたちが振り向くのを
ド ....
夜明けが待ち遠しいと思ったら
朝焼けが 綺麗だった
今朝

涙を拭った指が焼けるようで

それは
凍えた指先と
まだ眠たい頬の所為だと知る

高く抜けた空は
放射冷却

それ ....
東京、
その日もひとりで
幡ヶ谷の太陽と
馬鹿みたいに重い、
心細さを背負って
唇を噛んでた


夏の
だれるような湿度と
車の排気ガスと
肌に纏わりつく
人間、の ....
裏庭で流木を見つけました。

流木なので、
どこからか流れて、
どこからかこの庭に、
流れ着いたのでしょう。
流木はぐっしょり濡れていて、
近づくと強い潮 ....
長い年月を波に洗われて打ち上げられた
流木のように古びた椅子に座っている
おまえがいるだけだった

正午の青空のした 影もなく

呼吸さえ 受動で
降りかかる陽射しに ....
冷たい雨はやみかけている

このまま やんでしまうのかな


左手の中指の付け根に 新しいほくろを見つけた

いつのまに・・・


はずしたばっかりのころ 跡がついてて
 
指 ....
街で 偶然 君に会っても 大丈夫なように

朝 鏡を見る時間が 長くなりました
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