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一人一人が想う
それぞれの秋

赤と黄色の山道を
静けさと侘びの中に
その身を収め
大自然に心を染める
それぞれの秋

一人一人が抱く
それぞれの秋

満月と星々の夜空を
虫 ....
お前はいったい何処から来、
そしてまた、何処へ行くのか?
今だ{ルビ何=なん}にも
僕に答えを 教えてくれない。

知っているのは、今のこの温かさ。
由来は、何処までも遡れる温かさ。
時 ....
チーズになった
わたしとあなた
とろとろ
都会を
とろとろ
地球を
とろとろ
つつみこんでいく

やがて
おなかを空かした
とても大きな
ピンク色した怪獣 ....
砂糖が乾いていく
あるいは溶けていく
運ばれていく
最初からそこにはなかった
かもしれない
舞う風、の風上
私はただ口を開けて
私の中を乾かすことを止めようとしない

追い掛けること ....
最後の窓景色
それは冬だった
初雪が降っていてガラスに露が付いていた
無意識で指で文字を描く

「いってきます。」

落書き塗れのノートや塗り潰した教科書
机の上で埃を被っ ....
質量分析器に入れたんですよね
猫を見張りにしたんですよね
ネズミの餌を与えたんですよね
着た切り雀に貸し与えたんですよね
DNA分析の結果が分かるまでは
なにもしないで居たのですか ....
月が

沈む




やけっぱちでアッパーな呪文で


東京湾へ流れ込む川の底のような
町をそのように歩き始める
僕たちは僕たちの位置を確認する
ニートフルな事情でぬるい現実 ....
かかとが脱げちゃう
つま先が脱げちゃう

溶けそうな足の付け根
そっと触れてみたんだよ

小指が脱げちゃう
親指が脱げちゃう

ほんのりカラメルいいにおい
外で野良猫鳴いてるよ
 ....
草のしないだ後が 私の靴後
手の中にある と思うものだけ
鍵だから いつまでも開かない

ふさぐ風だけ 私を知ってる
つぶれない 心の輪 とじない宇宙

弾く ひくく
触れさせ ....
あ〜わかってるんだ
だからそれは言わないでくれよ

君はいつもそう言うけど
いつだって後回しだろ
僕が言わなきゃ
何にも出来ないんだから

そんなこと無いって
言わせてもらえば
僕 ....
ナイチンゲール 
あの人のためなら
ナイチンゲール 
命など惜しくは無いわ

あの人に出会って心震えたの
高鳴る思いに初めて
人を愛すること知ったのよ
もしもあなたが望むなら
この胸 ....
指先で爪
らしい
爪 らしく
きちり

、血のうずく)。不安定な水晶時計(、
の公転にはなじまないけれど
今日のような雨天では
暗雲にさらされて
爪を)紅くぬる

さっと泳ぐのは ....
春のおだやかな日溜りの中
土のにおいがわかりますか

春の息吹で
緑の香りに隠れた
土のにおいがわかりますか

あなたが今
しあわせを感じずに
春をむかえているのなら
この土のにお ....
虚ろな目をして

君は空を見ている

幾分か暖かくなった風に

お辞儀をした

鼻の奥で微かに感じる微笑み

心は癒されはしないのだろか

永遠に


「絵具で描 ....
 季節の変わりめに僕の脳髄の残り火
 景色の変った街角で
 あの娘の姿がふわふわ浮かび上がる
 若いことは罪なこと

 まだ世間のけがれた雨に打たれてなかった頃
 太陽の日差しが僕に向 ....
夕暮れ時になると
ふと考えることがあります
群青色の空と
蓮華色の太陽が交差するのを眺め
吐き出す吐息は
苦しさというよりは寂寞感に似ています
もう少しで夜の帳の降ろされる空に
伸びてい ....
雨の夜はささくれていくよ
言い訳なんかはごめんだ

頭蓋骨がきしり

水音は止まない断罪のようで
息が出来なくなるよ

雨垂れ
死体
仮装行列

そこを行くのはだぁれ?
自転車を転がして遠くに向かう
行く当てなんてありゃしないさ
僕が足を止めた場所が目的地

長い長い一本の線路の横を漕ぐ
電車はどちらから来るのだろう
僕の前から来るのだろうか?  ....
この世に生まれたときから
自分という列車が動き出す

時間というレールの上を
一秒ごとに走り続ける

過去は思い出
振り返ることはできても
戻ることは許されない

未来は追いつけ ....
{ルビ鉱=いし}は水に落ち
布になり
底へ底へ
飛び去ってゆく


名前は流れ
誰もいない日
空を映して
さらに流れる


影をなぞる影がいて
壁のそばから道を見 ....
ああ、あの恋はもう消えてしまったのだろうか
真夏の空の向こう側に
冷たい秋の風が連れ去っていってしまったのだろうか
空の彼方へと
螺旋の様に落ち葉が舞い上がり
夏の名残をかき消していく
留 ....
「今日はプールに行くぞ」
「ぷーる?」
私が浴衣を持ったまま聞き返すと
夢月はコクリとうなずきました
「とりあえず浴衣置けよ紅香」
私が足元にたたんで置いたとき
もう金魚の模様は消えていま ....
秋の公園には

白いベンチが

木漏れ日を浴びて

鎮まつてゐる



桐の葉がひらりと

ベンチにのる

どうぞ私を敷いてくださいな

またひとひら ふた ....
冷たい体を擦って温めて
冷たい心を抱きしめて溶かして
貴方だけが私の命で
貴方だけが私の居場所
壊れるなんて赦せない
壊れるなんて理不尽すぎて

あと、少しだけ

私の姿をさらけ出さ ....
明かりの消えた教室で、
ひとりふたりと、
席につく。

学籍のないぼくたちは、
幽霊みたいにゆらいでて、
いつも不安で不安定。

黒板のかすれた数式は、 ....
夏の熱を切り裂いて宵闇に咲き誇る花火は
彩りと音の仲の良い双子の兄弟で
光と影、それぞれの役割をちゃんと心得ている
江戸の粋を三尺玉に詰め込んで
街のイルミネーションに負けずにきらびやかに ....
まだ9月が始まったばかりなのに
「サンタクロースがやってきたよ」
と、ばあちゃんが言った

耳をすませば

りーん
りーん

鈴虫の鳴き声

りーん
りーん

サンタクロー ....
 絶え間無く巡るめくサークルの中で
 僕達は出会ったり別れたりを繰り返しながら
 約束の地までの道程を喜怒哀楽を共にして
 地平線の向こうまで歩いていく

 小鳥がさえずり
 朝焼け空 隣 ....
葡萄の葉陰に{ルビ抱=いだ}かれて
青い果実のひとふさは
日ごと重くなりました

花びらのかわりに
熟れた種子をいっぱいにして
向日葵は皆うなだれました

高い空
すうと流れる
赤 ....
今日、ひょっこりアイツが死んだ

クラスでお調子者でリーダー気取りの奴だ
いつも馬鹿なことばっかりしていた
だから、いつか何かあると思っていたが
いくらなんでも死んでしまうとは思わなか ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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新たに記す詩には- 山崎 風 ...自由詩706-9-9
カラコロクル- 紫翠自由詩12*06-9-8
今日、ひょっこり- 海月自由詩5*06-9-8

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