すべてのおすすめ
粟立つ気泡に抱かれて
私は目覚める
真冬の夜に
梟とともに体を震わせ
パチン、と
弾ける

それはきっと終わるということ
ひとつの形の終わり
涙を流すのは
私だけじゃなく
時間を ....
 辞書を誇る

吾は辞書を誇る
七冊の辞書を机上に並べ
喜ぶ
いつの日かこれらの辞書
自在に使い
わが使命を果たさん

辞書を誇るを
難ずる人あり
学を誇り、知識を偏愛すと
わ ....

白い月桂樹
風の冷たい夜
/クリスマスな夜
ふるさとをいますぐ飛び出して雪の富士、富士山を見に行きたい
そんな、そんな、
そんなカラ空カラな夜だ。

*騒ぎたい夜にはトリスを飲 ....
めしいの       め
とうめい傷を
おしあてました

みあゲル のでした でも

ても 叩き落し
ても 踏みつけ
ても 凝らし 床に
うち つけ ないすれすれの
   ( られ ....
     その女は
     目も耳も鼻も利く
     しかし
     見たことにも
     聞いたことにも
     嗅いだことにも
     関心がなかった。

女の背後 ....
 いくつもの
 ヒルとヨルとを重ねあわせた
 一枚の都市の風景画と
 そこのみで生きる人物が描かれているとして
 かれは
 どこのマチカドを
 いくど
 折れまがり
 バス ....
唸り声をあげ奥深い夜の森を駆け抜けた氷の風
冬は痛々しい姿で朝陽を浴びる〃針葉樹の霧氷はさらに美しい〃
ひとつ白い息を吸い込んで吐いた
孤独だろうと、そっと目を閉じれば、 広い母屋にひと ....
雨が滑り落ちる
雪が零れ落ちる
花が乱れ落ちる
涙が伝い落ちる

決められた方向で
定められた法則で
ただ落ちていく

あらゆるものを
ありのままに
受け止める大地に
突っ ....
真っ赤な お鼻は、呑んでるし・る・し〜♪
焼酎片手に〜 テレビと喋る〜♪

不景気といえど やっぱボーナス出たら、嬉しいなぁ

初ボーナス♪

久しぶりに贅沢して、美味しいものでも食べよ ....
月の裏側には

闇ウサギがいるんだよ

絶対誰にも見えないんだ

これは月の秘密


僕の心の裏側には

いったい何がいるでしょう

これは僕の秘密


秘密がある方が ....
今年の冬は心あたたかく過ごすんだ
クリスマスもきっと家族とだけど
プレゼントもたぶん買わないけど
今年の冬は気持ちホッカリと過ごすんだ
だって考えることがみつかったから。
かみさまみたいなあ ....
海の味を覚えている
アサリよ アサリよ
お前が居た海の味をこの舌は知っている

私は明日 おまえを食べるだろう
そのために舌で味を見ながら
砂を吐かせるための塩水を作る

おまえはそん ....
だれひとりとしてしることのない果実の
種子のほほえみは約束 され
底も無い墓標により
うきぼりにされ た
(風の透明度は(曲線の乳房(声も
(ふるえ(、を(空きすぎる、
(かかしの大空 ....
 K

親不孝な倅の
誰も知らない部屋の机のひき出しには
それでも両親に宛てたAIR MAILのクリスマスカードが
残されていた
研磨剤じみた陽光が降り注ぐだけの
カリフォルニアの生誕祭 ....
日本人は
源氏物語を禽獣の所業とは言わない
日本人は
赤穂浪士をテロリストとは言わない

日本人にも思想というのは
一応 存在はするのだけども
思想が規範となることは
原 ....
やけくそになるいがい

じぶんをつなぎとめることはできなかった

だからそれをみてやるために

いちばんみじめなことをしようとしている

たとえばおまえのドアノブに

オリーブオイ ....
世界の崩壊する様なシアン
突然の雨にピアノは響く
雷鳴とのコンチェルト

鼓動の高鳴りとビオラの直線
空に向かって雨は斜め113°
浮かび消える水溜りの波紋

手のひらにある孤独
遠 ....
小指が気になる

今日この頃



なんかいいな

かわいいな



遠くでも

よく見えてたから

寂しくなります






(不思議な話)
 ....
温められた皿が食卓に置かれている
「私を彩って。そして汚して…。」と
上気した白さで語りかけてくる
アンティパストでは物足りないと言いたげな光沢で
ゆるやかなフォルムの輪郭を際立たせている
 ....
  ぼくは いつも何よりも 彼女のことが たいせつで

  ぼくは 彼女を愛してた

  ぼくは 彼女を愛してた

  彼女の望む幸せが 叶えば良いと 叶えば良いと... 


 ....
お前が私の頭に触れることは
玄関で靴下まで脱ぎ、放ったあとの
一つの儀式だった

おい、納豆の匂いがするぞ
八歳の妹は部屋から顔を覗かせる
お前はその頭も追うのだけれど
 ....
咽がカラカラよ
潤う体とあがる呼吸に
甘く香る枕が湿ってく


ください、くださいと
髪が揺れる

笑う貴方に
私はそっと泣く


震える携帯電話
一瞬目線を向けただけ
無 ....
よしたあとでみつめて
うつしそびれたのどかなあおを

石の空にこすりつける
指が汚れて

しかたないとふきとる
雨が来ない

ぱちと さえぎる
空腹の火種

湿りに破れていく草 ....
眼差しの消失点へと駆けていく
中身のない信仰を抱えた踊る胸
爪先に跳ね上がる泥も
大地に繋ぎとめられない楔
芥にも成れない
逆さまに回る壊れた時計の
文字盤に白と黒の鉱石を並べて
連 ....
わたしたちは生きのびて
また
残された年の
とびらが閉まっていく


精霊たちもねむる
誰もが永遠をくちにする夜
そとは降りはじめた



落ちるほどに白さをます街は
いつ ....
縫合する。
離れてしまったものを無理矢理縫い合わせる。

赤い糸。
結ばれなかった片割れを捜している。

白い糸。
一つだったはずの肌色を引き寄せて。

黒い糸
溶けた場所から壞死 ....
そのペンを持つ手
電話をにぎる手

無意識に髪にふれる手

ギターのFコードを押さえる手
ピアノを弾く手
絵を描く手

手話を正確に表現する手

文庫本をめくる手

そして細 ....
パラパラパラパラパラパラ

カサカサに乾いた落ち葉が
風にまかれ車に踏まれ転がって行く

それは何でもない風景
心を軽くする風景

何処までも転がって行って
何処にも辿りつこうとしな ....
ふあんていな
子供が
丘の上から
きみをみている

ぼくをみているのかな?
ほんとかな?

きみが首をかしげるたびに

丘の上の子供も
首をかしげる

まるで鏡みたいだから ....
60年代、私は赤ん坊だった ハレ、ハレ、クリシュナ
インドについて考え始める前にはガンジー女史が
長期政権の玉座に鎮座ましましていた 
3段腹の俗人ガンジー 
憧れのマハトマではなく
60年 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
根雪に眠る町- within自由詩5*10-12-17
辞書を誇る- 生田 稔自由詩310-12-17
空からな栗と栗鼠(からから)- アラガイ ...自由詩6*10-12-17
へや_(幻肢の砦たち)- 乾 加津 ...自由詩5*10-12-16
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戦場の外れにあるコーヒーショップで- 石川敬大自由詩13*10-12-16
_追憶- アラガイ ...自由詩7*10-12-15
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赤い服の取り立て屋- 北大路京 ...自由詩13*10-12-15
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十二月_─2010─- 佐和自由詩510-12-15
食物連鎖と転生と- 相差 遠 ...自由詩13*10-12-15
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1214_討入の日の夜に- yumekyo自由詩4*10-12-14
やけくそ- 吉岡ペペ ...自由詩410-12-14
- プル式自由詩410-12-14
_- 自由詩3*10-12-13
メインディッシュ- 渡 ひろ ...自由詩19*10-12-13
空飛ぶ潜水艦- 北大路京 ...自由詩9*10-12-13
失くし物- 山中 烏 ...自由詩6*10-12-13
ください、くださいと- 幼虫バニ ...自由詩11*10-12-13
野良- 砂木自由詩6+*10-12-12
キセキ- 高梁サト ...自由詩5*10-12-12
聖夜- 月乃助自由詩11*10-12-12
『縫合』- 東雲 李 ...自由詩1*10-12-12
恋しい手- 森の猫自由詩8*10-12-12
落ち葉- kauz ...自由詩3*10-12-11
ふあんていな子供- 真島正人自由詩3*10-12-11
__ずれてます- salco自由詩5+*10-12-11

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