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僕はキミの海で溺れる魚
どれだけ嫌われても
嘘の愛情でも
与えられると嬉しくて
悲しい程に切なくなって
瞼の裏の真実を裏切る勇気もないまま

偽物でもいい
キミの傍で呼吸をしていたい
 ....
見渡す風景は透明な水色
水の中より君を見る
舞う蝶よ
ここでしばしお休みなさい

厚いガラスに気付かぬふりで
我らはしばし寄り添おう
夜になれば
きっと境も忘れよう  ....
ある日満たされるかもしれないという懸念を抱く大西洋
船は蛇行した
巨大な河
中流にさしかかるほどスプーンは増えていった
 やむを得ず
 一行はガイドを流木にくくり付ける
 その一本の紐はど ....
木が二つないと
涙を流して君を想っても
「淋しい」にはならないから
声に出しても言えず

たった一人
君を想う僕は
悲しみを沐す

恋しい恋しいと降る雨に
根腐れしそうになりながら ....
真夜中の街
儚い灯りを縫い合わせて
君はいくつも
星座を作ってみせ

物語がわからなくても
知ったかぶりで綺麗だねと
僕は何度も
言うのだろう

  地上の流れ星はいつも
  赤 ....
ウエッジソールのサンダルなんて
3年たったら過去の遺産
昔はやった厚底サンダル
今年のウエッジソールと何が違うの


星型の砂を探して
海に行こうと決意した
私はふわふわと波に乗る女
 ....
煙草なら2本ぐらい
珈琲ならカップに半分
散歩なら近所の公園まで

君と話すなら今日の予定ぐらい

キスならたっぷり

それぐらいの時間で
もうすぐ太陽が顔を出す

夜明け前
服の仕立て屋の看板の前のバス亭から
町を離れる時刻は 数本

昨日の夜から待ってた 朝は
大きな通りに 越えて 来た

牛乳配達のバイクが かちゃりと 続く
家の開けられた窓からは 蛇口 ....
ジー・・

動かない机の上で
覗き見していたのは

俺さ

夜の学校におりたつよ
夜の学校なんて行きたくもなかった。

肥大した俺の魂

夜の学校はみんな活発
それは
あり ....
夜明けの窓は孔雀色
今年もまたうたうように
アガパンサスが咲いている

七月はわたしの中で
いちばん甘く実る果実
君はいつかそれを 別の名前で
呼んだかもしれない

少しずつ風がうご ....
 曇天の空の下
 ざわめくこころ
 まだ若きころの青空が時折
 脳裏をかすめて
 ぼくを困らせる
 表通りを行進する
 きらびやかな衣装を纏った
 瞳が宝石のように輝く人々が
 新 ....
さて
飽きるほどの恋からも遠ざかり
梅雨の間隙を縫う洗濯ばかりに
脳みそを支配されている私に
今のところ夏の予定はありません

貴方
先月結婚したそうでおめでとう
おかげさまを持ちまし ....
遠い朝 日に乗るように
長靴が 畑の真ん中に立っています

沈んでいく桃色の光が 靴底で
何人かの村人に 似ていきます

ひそりと ゆえに おもむろに かぜ

駆け出しそうな 針葉樹の ....
これは6月にはじまる
怒りのものがたり
無にされたひとの墓碑
降り続く雨のなかに
いつのまにか青く牙を開いた樹
物言わぬものが
そんなにも美しいか
君!


大文字で書かれたNOT ....
この眠れない夜
少し開いた窓の隙間から
カーテンの裾を揺らすのは
頬を掠めるひやりとした夜風
紛れ込んできた露の雨音に
畳の匂いが、一層、濃くなる

月があるわけでもないのに
外は仄か ....
地球をおおう大木に生るひとつの実としてのわたしは

わたしは?

わたしは
何を言おうとしたの?

地球をおおう大木に生るひとつの実
とはつぶやかれたので脳に録音されていた
それより ....
新しい世界を開く事で
新しい不自由も
引き受けなければならない

コンピューターは未だにあたしには
ブラックボックスである事は確かで
黒い魔法の小箱の扉を開けると
静かに息づいている ....
 草の茂みから 
 木の上へ
 さらに
 低空から
 中空へと舞ふ
 一匹の蛍

 漆黒にあらがひ
 淡く
 かぼそき線を曳き
 線といふよりは
 点滅
 ・・・・・・・
 ....
お空のおふとん、
干しておいたから、
今夜はきっと、
ふかふかねむねむ。












           了。
 ....
窓を閉め切った真夏日に
枕に
むせ返る香水の薄靄に
顔をうずめて
真っ白な交わりを

まだ梅雨は帰らない

降りそそぐ
部屋中のアクロソーム
その先体構造に侵されて

私、 ....
土砂が流れ、人が死ぬ。
山あいの村を、水があふれる。
生活をすべて、押し流していく。
ささやかなものを。

IT長者たちが、お互いの富を分配する。
早い者勝ちですよ、と
悪びれずいう。 ....
アナタノ様ニ強ク
アナタノ様ニ優シク
生キテ行キタイト願イ

アナタノ様ニ儚ク
アナタノ様ニ美シク
死ンデ仕舞イタイト願イ

雨音ノ中デ彷徨イ
土煙ノ中デ{ルビ蹲=ウズクマ}リ
日 ....
思い出せない人
どうやって

思い出せない人
思い出せる?

思い出せない人
目を伏せたまま

思い出せない人
わたしに話した


つねって
振り回せば?
からっぽの体で ....
 うなだれる頭に滴る雨のしずく
 無能さを隠す術をもたずに
 今日もまた無表情の日々が降りてくる
 
 暗闇の中を奔走する
 あなたの声が胸に滲む
 あなたの笑顔は胸にしみる

  ....
あなたに会いに行くの
目覚ましより先に起き出して
まだ暗い夜明け前
雨もまだ止まないけど
大好きな曲を聴きながら

あなたの笑顔が見たいから
決めたことははひとつだけ
チ ....
宛てたい心があります

傍目には
いまさらでしょうが
いいえ
いまだからこそ

伝えたいことは簡単なのに
前置きが長すぎて
床に散る便箋は増えるばかり
傍目には
綺麗な足元か ....
僕と僕が語り合う夜
煙と溜め息の
化合物は昇天
夜と煙草と雨の
交じり合う微香空間
さてもう寝ようか
こわい夢を見る前に今日は
月の
背中の
粘着質な唾液の
日々の
なぞり愛 ....
 {ルビ一歩=いっぽ}踏み出せばどこまでも
 この季節が続いてゆきそうな気さえする

 はやるきもち
 紫陽花とひまわりの{ルビ間=あいだ}
 入道雲の{ルビ構成=つくり}
 光のつぶ
 ....
黒色の雪がヒラヒラ舞い落ちる

それに合わせてリズムをとるぼく

ブランコにのりながら遠くまで飛ばした

靴は雲の中に突き刺さり落ちてこないよ

ぼんやり光っている電灯に夜蝶が ....
楽しかった時間が過ぎ
さようならの時間が訪れる
いつまでもこうしていたいと
切り無く思ってしまうけれど
やがてさようならの時間

僕等はさようならをしたけれど
嫌いだからじゃなくて
君 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
溺れる魚- AKiHiCo自由詩406-7-24
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アナタの色は何色ですか?- こめ自由詩1006-7-21
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