すべてのおすすめ
剥いたばかりのオレンジの皮には
世界中の切なさが詰め込まれている



予期せず飛び込んでくる酸味はほろ苦く
容赦なしにやわらかいところを襲い
細胞のわずかなすき間からもぐりこんで
き ....
その人とあまり話したことはなかった
小さい頃だったから
大人の人と何を話してよいか
わからなかった
車に乗せてやるからと言われて
田舎道をドライブした
当時、車は珍しかった
ドライブ中も ....
誰かが世界に対して何かを叫んで忘れている
片っ端から記憶が消えていくのはあらかた嘘だろうけれど、その場には忘却の二文字が
確かに、確かに、
脈々と 存在していた

嘘のように
本当 ....
ドーナツ屋さんの3Fまで
えっちらおっちらトレイを運んだ
窓から見える銀の雨脚
お客もいなくてガラガラ
チュロをかじって見下ろすと
一面に咲いた傘の花
横断歩道を流れていく色の洪水
 ....
私が永遠に朝にならないので
後続する螺旋は、夜空にひねりこみだしました
すると我先にと町工場が巨大プラスドライバを打ち上げて
夜のネジをぐるぐると外してゆくものだから
空からたくさん落ちてきた ....
小さな水口から
待ちかねたように水がほとばしり
山吹とコデマリの花びらを散らして
春色に染めていく

かたわらでは
田植えの準備が賑やかで
初めて田に入る子供が
父から苗をもらっている ....
自転車を転がして
きみの帰る坂道を
すれ違っていく

街灯の影が頬を寄せて
わたしの帰路を
こっそりと示したけれど

すぐには帰る気になれずに
坂道の終わりで立ち止ま ....
モノ言う知事の鶴の一声で
急遽ネーミングが変わったのだが
大江戸の名は意外に馴染んでいる

最初は環状線になるはずだったのに
いつの間にオタマジャクシ型に
計画変更されたのだろうか

 ....
コンクリートの石垣と
区分けされた高台の下
淀んだブルーの海に
白いヨットの群れが
白いダンゴムシの死骸のように
そして、漂っていました。

風は海から吹いていたはずなのですが
魚の干 ....
記憶を
残す
出来るだけ
美しい形のものを
渡す
それが
なんなのか知ったのは
ずっと
後の話





いつか
死ぬことを
知らずにうまれ
しばらくは
その ....
 ぱぱ

 ぱぱ

 大好きよ

 心の中は、あなただけ


 会いたい

 いますぐに


 あなたの声を聞きたいの

 優しい声を聞きたいの

 手 ....
やがて季節を失った君


感覚の鈍る 僕は
時間の流れだけを
ただ感じていた

涙は
どこへ向かうのか

この笑顔に
君は気付くだろうか


痛みと引き換えに
何を得 ....
体が鉛のよう 心に少しずつ重い時間がのしかかる
それでも
貴方と一緒に働いて 共に時間を過ごすことが
一番幸せなのです

心の中のちくりとした感覚は
貴方には幸せな家族がいるからでしょう
 ....
現実世界なのに現実から浮いている
ふわりと白いくせにぴりりとした空気が漂っている
座っている青いシートの椅子さえも虚空に感じる
この世界でもっとも異世界に近い場所に来てしまった

しずかなの ....
押してみました
濡らしてみました
息吹きかけました
触れてみました
カサカサでした

今日からボクのものです
好きにさせていただきます

先ず
シャワーを浴びて
それから
ベッ ....
わたし
蝉の脱け殻を着て雨を凌ぐ
小さな鳥になって、
探す
虫入り琥珀のえいえん。

跳ね上がった水の群れ
地面に海面に雨粒
幾万幾億個もっと、もっとだったから
よろよろと力なく流れ ....
 いつの間にか捨てられていた 僕の渡したピアス

 何の予告もなく
   前触れもなく
 いつから途切れたのか 君の送信が

 
 何度 受信を選択しても

   新着なし   と表 ....
宇宙は溌剌としていた
滴るような蝉の声が宇宙に降っていた

病院ですれちがう人々はどんな人も
それぞれの生や死をしのばせていた
ぼくはそれに無関心を装いながらエレベータを探していた

ぼ ....
人の気持ちを量ろうとした
わたしは許されてはならない存在

持病か仮病かわからない
肉体か精神かわからない
弱気になったわたしはきみにコールする
待ち合わせの三十分前
「やっ ....
お前もおれも
じつのとおころの、なさけなマン
なんだな
小さいボックスの隅で
笑ったり、おこったり
している
じじむさーい、なさけなマン
それいがいのものでは
けっしてない
おれも、 ....
冷たいものを飲んで、それがツーっと体の下へ落ちていくのを感じるとき、口から一直線の道筋を筋書き通りに間違わず当たり前のように辿るとき、生きてるなあって感じる。
私の体、今日も正常に動いてました。ご苦 ....
あたしが
置いていかれることを
どれだけ恐怖に思ってるか
君は知っているくせに

君は
いつも
寂しさから
きえようとするんだね

あいされてるのか
きらわれているのか
もうわ ....
私はもう死んでしまったの
時間なんて必要ないわ
でも魂がきえるまで
どれくらいかかるのかな

生きていたって死んでいたって
関係ないよ 私は私

肉体という容れ物はないけれど
まわり ....
銀色に耀く世界で
今宵月とダンス
幾重にも重なる歌は
足に絡んで
一つの旋律を紡ぎだす
星に指先が触れた時
時間は止まり
永遠に続く鼓動は
リズムを刻む
大地の彼方で空と溶けたなら
 ....
ラッキーなことに、虫歯が出来た

私には砂糖をおつまみのように手掴みで貪る習慣があるので
虫歯くらい出来て当たり前といえば当たり前だった。

砂糖はどんな食べ物や飲み物にもよく合う。  ....
おまえは自分でかわいらしいなどと思ってはいなかった。
まわりはかわいいという
しかし、おまえは自分が不細工と
信じていておどおどしていた。
幼稚園からの帰り道
手をつなぐ同級生がわずらわ ....
ねぇ、ママ

硝子の靴は
彼女にしか
履けないんだよ

暗闇は
僕らを照らしては
くれないんだよ

そうだろ?ママ



ケータイのメモリは
減らじとも増えもせず

 ....
3年前に行った 岩手の景色
あたし まだ覚えてるよ
ミヤザワケンジが好きって言ったら
その翌日には予約いれてた
せっかちだったね せっかちだった

暑い日だったね
まぎれもなく あの ....
隣の部屋の老婆が
拾ってきたのであろう西瓜を
妹は器用に食べ進め
その残骸を
彼女は私の枕元に置き去り
遂には
そこから芽が生えてきて
いつしか
私の寝床たる場所は ....
長いものには巻かれるほうだ。
だから君にもグルグル巻かれてる。
あんまりキツク巻かれたりして、イテタタタ…みたいな時もある。

時には撒かれちゃったりして、君の姿が見えなくなっちゃったりして困 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15768)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
オレンジ- あ。自由詩10*09-8-14
しなそば- ばんざわ ...自由詩2*09-8-14
くらげのしたい- ゆるこ自由詩209-8-14
THE_THIRD_FLOOR- とうどう ...自由詩4*09-8-14
奪われた夜のネジもしくは私が夜闇に奪われた、あのネジ- 北街かな自由詩13+*09-8-14
水口- 西天 龍自由詩8*09-8-14
帰路- 山中 烏 ...自由詩5*09-8-14
大江戸線- kauz ...自由詩10*09-8-14
マリーナの夏- ……とあ ...自由詩9*09-8-13
森は人に届く- 石田 圭 ...自由詩2409-8-13
思慕- 柊 恵自由詩909-8-12
隙間- Izm自由詩209-8-12
仕事という名- 茉莉香自由詩209-8-12
病院にて- 緋月 衣 ...自由詩3*09-8-12
ボイン- 乱太郎自由詩8*09-8-12
軸のうえでは/右矢印- 佐藤真夏自由詩4*09-8-12
残された部屋のなか- within自由詩8*09-8-12
溌剌とした宇宙- 吉岡ペペ ...自由詩1309-8-12
病い- 百瀬朝子自由詩7*09-8-12
なさけなマン- 生田 稔自由詩109-8-12
ひとすじつう- つゆ自由詩3*09-8-12
火曜日の憂鬱- ジャイコ自由詩3+*09-8-12
遺影少女- 朽木 裕自由詩209-8-12
月夜に見た夢- ミツバチ自由詩1*09-8-11
ホワイトスノー- ひとなつ自由詩4*09-8-11
三歳のおまえ- ……とあ ...自由詩13*09-8-11
旅に出ようか- 小岩井祐 ...自由詩309-8-11
夜に_つぶやく- はるこ自由詩209-8-10
舞台裏- 山中 烏 ...自由詩4*09-8-10
ギリギリ- BOOKEND自由詩10*09-8-10

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