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降り立った駅のホームには
潮の匂いの風が吹いていた
タクシー乗り場では
タオルを首に巻いた運転手が
ワイシャツには不釣り合いなほど
日焼けした顔で機嫌よくドアを開けた

エア ....
夏にゆうれいがいなくなってから
夜はとても蒸し暑くなって
何だか過ごし辛くなった

ゆうれいを捜しに
ときどきぼくらは心霊スポットに出掛けるけれども
工事中にたくさん人の死んだトンネルにも ....
カタカタと軋んだ音をたてて 五線譜の上に
吐き出されていくのは あの夏のことでした

紙杓子で掬ったあかい金魚を手放したのは僕

とっぷりと暮れた空にあめが降りつづいている
何処かに傘を忘 ....
伝えてくるもの
伝わるもの

届けたいもの
届くもの

ねぇ 
そんな事より
抱きしめて欲しい

あなたに
この世の天国かと思っていた
右も左もわからない
何も見えない天国への入口
痛みも無ければ
快感も無い
暖かくも寒くも無く
匂いも無く
生きている感覚すら危うく

そうか
全ての ....
昔男を取り合った女はわたしと正反対で
なんでまたそんなことになったのか覚えていない
わたしは余裕で調子こいてたから彼女を敵とみなしていなかったが
わたしがいろんなことに忙しく男をほったらかしてい ....
I keep a parrot
that have vivid feathers.

Into a cage.
The parrot is heared my voice
that I h ....
もう少し先まで行ってみよう
目的なんか無くても
理由なんか無くても
手探りで歩いて行こう
見えないものを信じて
信じなくても
いいけど
僕と君
僕と君
僕と君
宇宙の広さを信じよう ....
生活習慣よりも、性格習慣を変えましょう!。 いつも彼の瞳の端ばかりに存在していた自分

ひとりよがり、とか

ひとりぼっち、とか

わたしなんか、とか

そんな言葉ばかり心は発していた。

将来的には、とか

憶測ではあ ....

こんなことできるんだ

腹の底から
あんな絶叫

後の痛みを考えず
打ち付けた拳

流れたマスカラ
振り乱した髪

ペンを投げ
グラスを割り
イスを振り下ろした

 ....
もう着古した服みたい
わたしのからだ
アイロンかけたり
クリーニングに出したりして
どうにか綻びを繕って
お出かけに着ていくの
どこへ行くにも
着ていくの
サプリメント
ダイエット
 ....
目の前をころころ転がるあきかんを

なんの気もなしに蹴っ飛ばす

高く高く飛び上がったあきかんは

太陽に照らされてまぶしく光る

夏のにおいのするあきかんは

冷たい飲み物が入っ ....
名前のない鉢植えを買って
如雨露で水をやっていたら
ある日 みぎとひだりの
ひとさしゆびの さきっぽを
あわせたような虹が咲きました
蹴った石の音が
朽ちながら
からから、石を乾かしてゆく
腕に抱くものが欠けている
そっと、歩行の動作に紛れて探れば探るほど
空間は何処か冷静だ


石は乾き果て
気が付けば音も、 ....
その一瞬の沈黙で
都合のいいことを考えている
ひょっとしてあなた何か 言い出ださないかしら

瞳をのぞくのが好き
それですこし困って微笑うしぐさを見るのが
たまらなく好き

どうし ....
両手で首を絞め
殺してやりたいと泣きそうな顔で言う男を
創ったのは私

殴るように仕向けたのも
壁を扉を破壊させたのも
汚れた暴言を吐かせたのも



身から出た錆
ボクは君を
幸せにしないでしょう

それと
逢いたい気持ちとは



小さなパラソルに
寄り添って歩く

少しだけ
雨が降って
 
 
 
煙草を吸って待っていたのに
人間観察をして待っていたのに
スタバのコーヒー片手に待っていたのに
既に全ての行動に飽きても待っていたのに

テメェアホ面で遅刻すんじゃねェ

とか

ゴ ....
オアシスに刺さった
鋼鉄のストローの先端で
砂塵に揺れる
ユニオン・ジャック 星条旗 トリコロール
日の丸 五星紅旗も仲間入り
乾いた大地 唯一の至宝
石油を果てまで吸い尽くす

終わ ....
落下してゆく世界の欠片を
拾い集めても足りないほど
争いの無い世界とやらを求めてたけど
僕は平和な世界を知らなかった
崩れた壁の向こうで
銃撃はいつも続いていたし
やめてくれと叫ぶだけで終 ....
午後6時
とある郊外の
マンション群の外れにある
ハンバーガーショップ
窓際の席に座って
冷めたフライドポテトをかじりながら
手をつないで信号待ちしている
小さな兄弟の後姿を眺めていた
 ....
兄はケッコンしてつまらなくなった

私は思う

別段
破天荒な人生などではなく
公務員の次くらいにお堅いお仕事
今ドキの中学生に現代文やバスケットなどを
教えているらし ....
ふと

背中は正中から割れて
わたしはゆるゆると
中から這い出した

新しい皮膚は
まだ少しだけ熱い

背中には
哀しい羽が生えている
わたしは約束の空へ

短さを張り合うよ ....
僕は世界の広さに悩み
君は夏の陽射しに笑った
アスファルトの熱と 急な坂道
駆けていったのは 子供の頃の僕たちで


坂の上では君が待っている
麦わら帽子はいつだって風に飛ばされて
 ....
明けて、色彩が始まり
かつて刻んだ果実の朝の瞬間に
黄緑色の芳香と共にかつてたちこめた笑い声が
初々しい果実として、生まれ変わっているのを感じるから
わたしは齧る



ずっ ....
こころはいつも ゆれていて

いつのまにか ゆれていて

いつ とまるとも わからぬまま

ゆらゆら ゆらゆらゆれつづけて


あすになれば きっと

あさになれば き ....
失う事が怖いのではなく
失う故が解らぬのが怖い

流れがときと別れても
滞らなければまた続いていく

自分の場をしっかり保てば
何かを見つける事も
何かに見つけられる事も
容易くなる ....
僕の家は
山を切り崩して立てられた新興住宅地
昔はベッドタウンとして高値で売られていたけれど
今は値崩れして
半値以下だ

僕の家の
となりでは
鬼が数匹、共同生活している
ルームシ ....
彼は泣いた
わたしが書き上げた詩を読んで泣いた
ことばに泣いたのではない
すばらしさなど彼にはわからないから
詩の気持ちがわかるから泣いたのでもない

むしろわたしの気持ちがなかったと気 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15806)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
帰省- 落合朱美自由詩13*05-7-29
ゆうれいがいない- tonpekep自由詩12*05-7-29
*蒼夏*- かおる自由詩10*05-7-29
飛び越えて- ノクター ...自由詩2*05-7-29
レベルD- 虹村 凌自由詩4*05-7-29
新築祝いを送るよ- チアーヌ自由詩705-7-29
The_vivid_parrot_(綺麗なオウム)- kw自由詩3*05-7-29
天上へ- チアーヌ自由詩605-7-29
「_夏休みの課題。_」- PULL.自由詩5*05-7-29
真正面で勝負するんだ- Ree.自由詩305-7-29
爆発- スプート ...自由詩7*05-7-29
着古したわたし- チアーヌ自由詩1105-7-28
夏色あきかん- 兎乃 し ...自由詩4*05-7-28
そろもん(鉢植えの話)- みつべえ自由詩905-7-28
半月の叱責- A道化自由詩905-7-28
女性上位- 夜景自由詩205-7-28
身から出た錆- スプート ...自由詩3*05-7-28
パラソルライム- umineko自由詩8*05-7-28
遅刻魔- 無知アコ自由詩8*05-7-28
アラビアの涙- kw自由詩3*05-7-28
イージー- りぃ自由詩205-7-28
冒険者たち- 大覚アキ ...自由詩305-7-28
- umineko自由詩13*05-7-28
蝉の記憶- umineko自由詩13*05-7-28
夏色寓話- 紫乃自由詩11*05-7-28
転生浴- A道化自由詩1005-7-28
こころ- Ree.自由詩305-7-28
光と影- ノクター ...自由詩3*05-7-28
となりの鬼が島- 初代ドリ ...自由詩5*05-7-27
なにか言って- 鳴々門 ...自由詩205-7-27

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