すべてのおすすめ
たとえば
晴天で
海沿い
海岸線
僕はモーターサイクルで
あなたは一艘の舟
並行して走る
僕は大陸を飛び跳ねるが
海原に出られない
あなたは七つの海を越えられるが
陸では乾いてしま ....
鳥は
自由に羽ばたく姿こそ美しい
私如きが
その軽やかな{ルビ踝=くるぶし}に絡みついて
ともに堕ちてはならない
いつか
大きな空になりたい
そんな、さよなら


相反する不確かな ....
危ないから
ちゃんと
つかまってて

そう、
しっかりと
そう、
強く
もっと、
強く

君の夏蜜柑が
その形を
変えてしまうぐらい
私が今どこにいるのか
あなたには
分からないかもしれません

でもいつか私は
一つの灯台となり
私の存在を
あなたに知らせることでしょう
広大な海をも超える
確かな力を手に入れて
 ....
始まる
始まるよ
パレードが

人を愛し
言葉を生み
血を
絶えることない血を伝い
パレードが始まるよ
笑ってる
笑ってる
いじめられっ子のあの子も
 ....
通りゃんせ 通りゃんせ

ほそ道に咲く梅が香に
思い出づるは幼き日
祖母に引かれて踏み初めし
天神道の梅まつり

通りゃんせ 通りゃんせ

赤き兵児帯祖母が手で
結びて咲かす梅 ....
昨日までの鬱屈を
雨が洗い流したのか

カーテンを開けると
底抜けの空のあおさが
広がっていた

一週間の汚れを
一緒くたに
洗濯機にぶち込んで

ガラガラ回しながら

 ....
 広い空の見えない街角
 電線に雀が止まってさえずる
 地を這いつくばる俺達をどう見ているのだろう
 
 擦り切れて勢いのなくなった魂は
 春の暖かな太陽を切望している
 透き通るよう ....
煙る午後に
まどろむ陽光が
研磨された鋏刃の隙間
さわさわと開放し行儀良く
沈静し少し乱雑に
定着する


鼓膜を突き抜け
仄暗い床板の軋みに
胡坐を掻いて青い影を落す
女の ....
午後1時がかたどる窓の光線
電子ジャーのふきんに居て
お茶の湯気
キラキラとたちのぼり
しゃべりまくる徹子
テレビの中で2時を待つ

宇宙の果てのむこう側
むこう側にも果 ....
いさかいなんて どこにでも あることで
うつろなんて 小石みたいに ざらだね

かえすがえす なおざりに うらがえる
そうじゃないだろ ほんとうはなんなのかの思い

ただずまいは  ....
逢いたいと、口に出してしまえば簡単だけど
わたしは自分でブレーキを踏む

逢えないこの時間も、恋の一部だと思うの



逢いたい
逢いたい
逢いたい



たくさんの逢いたい ....
なかなか歩かなかった
かいちゃんが
とうとう歩き始めた

まだよちよちだけど
少しずつ歩く距離ものびて

もう少し歩くのが上手になったら
まあたらしいくつをはいて
お外をいっしょに散 ....
稲妻でみんな酔って終われるって言うから此処に来た
だから早くそれを出せばいい
そう言いながら手を傷つけて血を流しながら
貝殻を握りつぶしている友達を笑って見ている
俺たちはライトアップ ....
一人の罪人とすれ違う
一つでいいから
俺の罪を背負ってくれ
心清き青年は
一つくらいならと受け取った

二人目の罪人と出会う
もう一つくらい背負っても大して変わりはないよ
 ....
あなたの指し示すその方角へ

私は黙って歩を進める

あなたの見上げるその空を

私も黙って見上げる

あなたのすくったその水を

私は黙って飲み干すだろう

あなたといる限り ....
ねぇ、キャロライン
僕らは何の為に物を作っているのかな
僕らが作ったものたちは
いつか消えて
見えなくなってしまうのかな

ねぇ、キャロライン
僕らが作った物たちをいつか
次の時代 ....
窓際で、本を読んでいる
風がさらさらと長い髪にふれている
春の香りがあたりに漂う
時々体の位置を変えるたびに
自分の存在に気づいているのかと不安になる

こんなにも後ろめたいことなら
い ....
社会の授業で
何も考えることなく
黒板の文字を
そのまま写していたあの頃

ページを変えなくてはならなくなって
めくったまではいいけれど
ふと何も書かなくなった
理由は何もないけれど
 ....
             2007/02/21
樺太犬 
タローとジローが見つかって
生きていて
良かったなあと
みんなが喜んで ....
果して
愛は
枯れないだろうか

愛はいのちを生かす
愛はすべてに宿っている
愛は忘れ去られることはない

しかし果して
愛は
死なないだろうか?

木の葉が光をみつめている
 ....
怪我をしている
ほんの少し
自分で転んで
怪我をした

怪我しているから
お肌のための美容液が
滲みて滲みて仕方ない
痛くて痛くて仕方ない

あまり痛いので
「ホラここが痛い ....
そして日々は
あっち行って
こっち行って

僕らみんな
あっち向いて
こっち向いて


ほい

ほい

ほいほいほい


しっぺ

でこぴん

 ....
夢静か
脳に映る
私の分身
清らな血は
証を問い正すように
湯船に小さな
波を起こす
かすかな吐息が反響する
この小部屋に
赤い水蒸気が
天上に達し
滴とな ....
あなたといるとね
ほんの些細なことも、幸せに変わるの


たとえば、目が合ったりだとか
たとえば、指先が触れたりだとか


他の子が聞いたりなんかしたら、きっと笑っちゃうね
だって
 ....
エンバリーさんは その日も青をつくっていて

もう一体 いくつめの青になるか 自分でもわからなかったけど
それでも いつもと同じように青をつくっていて

赤だとか 黄だとか 緑だとかが もて ....
走ることは
ほんのすこし
歩くより早いだけで
大地に触れる回数は
結局少なくなってしまう
走るということは
触れないということか

月はやっぱり見えなくなる

世界から消えようとす ....
   理屈じゃないんだ

   理屈じゃ割り切れない


   それを恋と呼ぶのは

   間違っているのだろうか


   あの瞬間に

   あの言葉に

   ....
朝起きるとボスだった
眉間に深い皺が刻まれていたが
特に不満があるわけではなかった

煙草をつまんで深々と吸い込む
ブラインドはない
のでカーテンから覗く
何ということのない休日の朝が広 ....
目覚めると。針のように細い雨が
全てを彩るように 濡らしていて

僕の頬が 濡れているのは

きっと この雨のせいだ。と 自惚れてみる

再生を告げる雨は 停滞する僕に そっと そっと降 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
トマト- 水町綜助自由詩13*07-2-23
鳥の唄- 佐野権太自由詩17*07-2-23
生平- FUBAR自由詩4*07-2-23
大灯台- 三条麗菜自由詩11*07-2-23
Parade〜パレード〜- なかがわ ...自由詩3*07-2-23
通りゃんせ_★古語の宴参加作品★- Rin.自由詩17*07-2-22
*シチューを煮込む鍋の隣で*- かおる自由詩16*07-2-22
せめてため息は- 山崎 風 ...自由詩807-2-22
色彩- はらだま ...自由詩6*07-2-22
木に登る- 七味とう ...自由詩9*07-2-22
うどん- るるりら自由詩13+*07-2-22
逢いたい- ことは自由詩2*07-2-22
かいちゃんと春- 未有花自由詩14*07-2-22
稲妻でみんな酔って終われるって言うから此処に来た- 水在らあ ...自由詩46*07-2-22
罪人- なかがわ ...自由詩2*07-2-22
自信- yoshi自由詩207-2-22
キャロライン- プル式自由詩2*07-2-21
窓際- 暗闇れも ...自由詩3*07-2-21
真っ白な思い出- ぽえむ君自由詩24*07-2-21
春に- あおば自由詩9*07-2-21
果して愛は・・・- こしごえ自由詩16*07-2-21
悲しみ- さち自由詩6*07-2-21
そして日々は- 水在らあ ...自由詩16+07-2-21
夢静- なかがわ ...自由詩2*07-2-21
ちみっちゃいこと、幸せ- ことは自由詩3*07-2-21
エンバリーさんはその日も青をつくっていて- ウデラコ ...自由詩6*07-2-21
それとも指輪の刻印で- たりぽん ...自由詩17*07-2-21
気づいた- 逢坂桜自由詩5*07-2-20
ボスのブルース- 佐野権太自由詩15*07-2-20
春をうつ雨<18のprose-2->- ウデラコ ...自由詩2*07-2-20

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