すべてのおすすめ
それぞれの速さで歩む人の群れ

その何割が自分の速さでであるいていて

その何割が他人の速さに合わせているのだろうか

僕が生きている内にすれちがった人は

世界のの人口の大体何%かな ....
きっと

この世のすべては

過程なのよ

肩の力も必要さ


誤解は和解のために

平衡は無限遠点で交わる

ユークリッドなんて大嫌い


幾何学に愛を

未 ....
  心

自分の宗教を心の中で
否定しだした
一から十まで数え上げた
自分の宗教の欠点

今朝は目覚めて
妻のため歌を作った
二首の歌を
妻の携帯に送った

心って不思議だ
 ....
オレの胸の奥底に深海魚が眠っている
時折目を覚まし尾ひれを影のように揺らす
鬼灯を口に含んだように頬をふくらませて

きゅっきゅっ 
と小さく鳴く

月を見る猫の目のような
 ....
のぼるくんはある時ふと思いました。

知りたいと思ったことを知りたいと思ったときに調べられる環境と時間があることは本当は幸せなことなんだ。

当たり前過ぎで気づかなかった。


そう思っ ....
むしを食べ 手指を舐め 詩思をうたう
飢えた怪物のような向日葵だ
仲間外れの罠にもかからぬふりで
グラウンドを睨んで揺れている

なまぬるい呼気を吐却して
腫れぼったいくちびるから
高ら ....
たなごころに
すとんと収まるその笛は
尊い土の重さと
ほのかな内空の軽さを
同時に伝える

私は
澄んだ森の気配に
肺胞を湿らせ
惹きつけられるように
ほっこりとしたぬくもりに
 ....
曇り空のしたを歩いている

電車に乗っている

お客様に挨拶している

仲間にメールしている

六月の闇は深くなる

雨に濡れた髪はひじきになる

宇宙のからくりをふたつ考える ....
   人でなし

森が忙しく葉を揺らす
カッコウが巣の上で木々を見渡していた
小石のような小鳥の卵を
一つ二つと落としていくのだ


真ん中に一回り大きな卵を産むと
愛しむこともなく ....
公衆浴場のぼんやり広がる湯気の中
いろんな裸がごろごろしている
あたしだって そう
ひとつの肉の塊に過ぎない
すべる足元にご注意を――――
それにしてもここの照明は明るすぎます
 ....
逃げ出した黒猫を追うな
桃色肉球の柔らかな足跡、その跡を辿って捜しあてるのはやめてくれ
悲鳴だ助けだなんだと、指さして決めつけて
鉄筋のガレキのすきまに手を器具を首を突っ込んで
あたりかまわず ....
うすい水の膜を通して
いちにちの過ぎるのを待つ
泳ぐに泳げない、
不器用な蜥蜴の成れの果ては
にんげんに良く似ているらしい


わたしは髪を切る
意地の悪い快感をもって
不運の絡 ....
 おい
 イタル
 たかこぎするべ
 といったら
 うん
 というので
 チヨオ
 しんぱんしろ
 といったら
 うん
 おすなよ、うしろから
 ぜったいに
 うん

陽に ....
カタチを変えても
ワタシはワタシ
根っこは変えない
コレで行く
掛け軸の後ろにあるものは
じっとしている

いらないと仕切られた上に
何がかけられたのだろう

絵は語るのだろう
字は話すのだろう

ただ外と中を区切り
支えるだけでは
満たされ ....
僕が本を閉じたときに
誰かが新しい頁をめくるでしょう

僕がまぶたを伏せるときに
目覚める朝もあるでしょう

僕がこぶしを握るときに
手のひらを開いて母を求める
新しい命がきっとあるの ....
置かれた環境や
色の溢れる胸の内は
適度な重力を宿し
他人の腹の上をのしのし歩く
打ち明けばなしは
互いの腹をぐるぐる回り
僕ら時分を問わず
許し合うことを知る

親しい歩行が生む
 ....
分かち合うことが

人と人との繋がりならば

いずれにせよその繋がりは

細い糸の様な物であろう

ヒステリックな世界の背景は

いつしかアメーバによって

浸食されていく
 ....
今は遠い貴女へ



身も心も離れた今でさえも
魂だけは
夜毎、貴女へと帰りたがって僕を離れて行くのです
僕を見捨てて貴女へと帰って行くのです


今夜もまた
僕は、魂の脱け殻となり
それでも貴女 ....
乾いた指先は死の前触れ 曲がった爪が擦れる音は最後の扉が閉じる音
何故こちら側が地獄なの 内側が表だと信じていたの
息を止め耳を塞いでもひび割れた錯乱が体中を食い荒らす
私はもう限られてしまった ....
嘘を3枚出して
幸福を200g買って
涙のおつりを受け取った

涙のおつりを出して
愛を2個買って
嘘のレシートを捻り潰した

綺麗事を繰り出して
涙のおつりを買おうとしたら
 ....
愛ってなんだろ
ぽつりと吐かれた言葉がフローリングの床に落ちて
それは真っ黒な染みになった



白いワンピース
春色の爪
茶色のフローリング
漆黒の染み
ピエ ....
夕暮れの
韓国料理店の
店先に
出された
長椅子
の上に
地球儀が
鎮座する

海の色は
リアルに
青く
塗られている
くせに
陸は
ピンクだの
レモンイエローだの
 ....
アスファルトの照り返しは穏やかではない
24号線沿いのひび割れた歩道を蹴って
いつまでも変わらない信号を見上げる
太陽がもうひとつ増えた気がした

雨と晴れの境目を見つけた少年時代の君を
 ....
あなたの叫びが また心をえぐってくのよ
聞こえない叫びが ずっと耳の奥でこだまして

ごめんねって 届かない声で 泣くの

贖罪に人を愛して
自分が愛されることを 恐れる人よ
もう 赦さ ....
ねぇ、知ってる?
あの空も
この言葉も
本当は何もかもパプリカなのよ
私の創り出した世界

(レプリカ、と言いたい?
な、なに言ってんのよっ
パプリカよ
決まってるぢゃないっ

 ....
見知らぬところで

ひとのこころは

てのひらを返したり

大人だからだまっていたり


六月が川面をぎらつかせている

ぼくは見つめている

なにかを吐き出したくなっている ....
君がいない朝の曇天は
なんて気分の悪いものなんだろう

このままずっと君のにおいがかすかに残るふとんにうずくまって
もう一度君があのドアを開けるまで目覚めずにいたいのに

非情にもアラーム ....
ひだまり食べてほっぺた膨らまし
オイラも妊娠5ヶ月になったお腹をぽんぽこぽん
メタボメタボとお騒がせも
そよぐ風が気にするわけでもなし

河川敷は川の流れに追いつけ追い越せと
ジョッギング ....
心が安らぐ時間
カラスが鳴き
カカシが笑い
トンボが踊る

大きな太陽
小さなアメンボ
なわとびもって
弟の手をひく

幸せな時代
幸せな心
純粋な時間
愛に満ちた生活

 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
人類は繁殖し続ける- こめ自由詩1009-6-25
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見知らぬところで- 吉岡ペペ ...自由詩609-6-19
それは鈍く長く- ウデラコ ...自由詩1*09-6-18
お散歩- 乱太郎自由詩9*09-6-18
田舎道- ペポパン ...自由詩6*09-6-18

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