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灰色
のカスがらせんにおりてくる
と同時にカラスがゴミ箱から食う物をうばい
尖った爪にマックの包みがひっかかり上がっていく
誰もいない閑散としたアーケードに音がすいこまれて
何も無 ....
土飼いの葉ソリが吹く
赤耳にみかづきクレヨン
地下で数えた爪のおしゃべり
ワン・ナイト

ふさに届いた指に
触らないおとぎ話という
誠実なウソから間違えた
抜け殻の中の蝉
飛んでいく ....
幾度も、なんども
夢から覚めると右手にアクセルの感覚と
四天王寺から日本橋へ車線変更
遠く、象の鳴き声を聞くのです
松屋町筋へ曲がるという
思い出のような物語はいりません
ビル風に吹かれて ....
 空に浮かぶ雲を指で描く
 走馬灯のように煌く
 すぐそこには楽園
 もうすぐ、闇を超える

 人が待っている 
 誰しもが繋がるはずなのに
 誰しもが他人の顔をする
 寂しさに酔 ....
運ばれてゆく
ものがたりについて
ずっと聴けずにいたことを
ようやく受け取ったのは
はやすぎた夏、の
たてがみ辺りの
なごり風


 眠る、ということが
 どれほどの守りで ....
妹が嫁に行くのですよ

あれは妹が3歳ぐらいのことだったか
サンタクロースがやってきたとき
母にしがみついて 泣きじゃくってた あの娘が 嫁に行くのですよ

「幸せにしてもらえよ」と言 ....
鍋の中でパスタがふやけるのを眺め
ご飯が食べたくなって炊飯器をいじる
惣菜を見に行くとパンが焼きたてで
一斤買う
テーブルの上では
マグカップとポタージュの粉が
昨日からずっと待っていて
 ....
好きなものってないのよ
頭にはつねに飴玉が詰まってて
集中なんてまるでできないの

猫が連れて行かれて
缶詰がまだたくさん床に積み重ねられたまま
あなたを待って
それがどんなに意味のない ....
ああ ああ ああ あなたに
どっくん! どきどき、 どっくん! どきどき。


{引用=なあなあ、ココ、テストに出るかなー?}
そう言って 真剣に私の対策ノートを見つめる顔に


{引 ....
昨日の疲れた仕事のメモを 
丸めてゴミ箱に放り投げる 

( ストライク! ) 


日々のユニホーム姿で立つ 
少し高いマウンドは 
いつもたった独りだ 

バッターボックスに立 ....
追ってはいけないと
心にブレーキをかけたら
《恋しい》気持ちが加速するから

いいのこれで
すでに美化され
あとは風化を待つばかり

きらきらと
はらはらと
想うは私、一人でも
 ....
背中でみず色をうたっている
こんなにも乾いているから
詩のたましいを“ふたあつ”もつ子の
みずのうた

誰もいない広場に
けやきやいちょうが積もっている
小さなひざをミルフィーユに沈める ....
いるはずのない
あなたの姿が
そっと
目を閉じていると
現れる

遠い昔
私が
初めて
愛した人

今は
思い出にしかない
あなた
どこにいるのか
なにしているのか
わ ....
冬の朝の肩口を
ふゆ
となぞり、柔らかさを与えてみる
100℃が滑り落ちていく、
白い学校から海までの坂道のなかで
袖をつかまれたまま
伸びきってしまうラーメンのような

(海はきらき ....
 
石畳
わたくしの爪先は
ようようと白く
染まり、
その足音は
薄暗い灰色の中
に、溶けて
いくのです
 
短くなった、指が
弾き出す旋律は
やはり
赤や黄をまといながら
 ....
 
  

あそこで
庭木の手入れをしているのが父です
もう随分彼は
そこから動かないので
毎日
朝夕の水遣りをするのが
私の日課です

週に一度
伸びすぎた腕や増えすぎた首の ....
一.


青を
反故にした

よりも
事情がある

真昼につき、
雨はふらない




二.


鋏の持ち手が緑だったことから
分け合いたくない
ままの
手 ....
寒風に手指をかばう
待つとも待たないともいえぬ朝まだき
冷え切った空気が
空高くから透明に降りて
ちいさな公園の
遊具に残る最後のぬくもりを絶やす
ほぅ、と湿った息を吐く

 ....
明日のための『今』を食べる
『今』を吸収した体は少し古くなり始める
古くなる体を抱えて、明日の続きに怯えたり、期待する
明日の続きは死へと確実に繋がっている
一つの歯車が錆始める
きゅるきゅ ....
「星に願う」と言った君の幸せを
今日は青空に願ってみる

自分へのコーヒーを入れるわずかな時間
青空が清々しい
「今日も良い日になりますように」
君と
自分の為に


ゆっくりと落 ....
わたしはトイレ
オフィスのトイレ
和式トイレ
となりは洋式トイレ
女子トイレ

みんなのひみつ
しっているのよ
みんながだれにも見せたことのないものや
見せたくないものを
いつも見 ....
海がそっとまぶたをとじる
青い響きの中
かもめは
追撃機のようにまっすぐ堕ちた

手のひらにすくう砂
ランプの芯のようにあたたかい
ぼくは見上げ
あたたかいのは君の手だと知る

浮 ....
蜜柑の木々が生い茂る 
庭園の芝生に立つと 
山の緑の間に 
遠い海は{ルビ煌=きらめ}き 

枝々の無数の実は 
青みがかった光を帯びて 
自らの歓びを 
天に捧げておりました 
 ....
心さえも{ルビ滞=とどこお}る
いつのまにか
何もかも凍てついて
時が止まったかのように
白い霜に閉ざされる朝
私の指さきも
じんと凍えはじめる


指に触れた薔薇の花よ
霜に降り ....
ちょうど二秒の
時が止まった
あなたを見つめて時が止まった
階段を昇って
やがて見える窓からの朝日を背に
立っていたあなた
なんでもないように
挨拶をするのが
とても難しくて
とても ....
暗闇に指と指を絡ませて
ほろ酔い肌のぬくもりに酔いしれる
熱いときめきが過ぎて行く
あなたは真夜中に背を向けて
私を抱いている時も夢の中でも
他の{ルビ女性=ひと}を抱いている

ひとた ....
夜明け前
海を望む寂れた町の小さな駅から
各駅停車の その車両は出発する
ゆっくりと少しずつ 速度を早めながら
私の全てとも言える寂れた町から遠ざかっていく
流れる景色が一定の早さで ....
昨日、往きすぎた駅――

マイホームは地図に載ってない。 )))

疲れ果てた大勢の人たちが、
十二月の憂鬱なプラットホームで
蜜柑の載った赤外線炬燵と
逃げ場のない積みあげた日々の
 ....
伝えたい言葉、三つ
時計の針が四周
五番目の夜明けに
やっと呼吸を思い出した

四番目の夕暮れには
もう気付いていたんだ
じっと眼を瞑って
イヤホン越しの君の悲鳴をただただ噛み砕くこと ....
プラタナスの高い梢の先で
まるい種子が揺れている
風の匂いが蒼くあるのは冬しるし
澄み渡る空気に月は銀色に光る

耳をすませば
眠る者たちの息づかいまでもが
聞こえてきそうな静寂
まだ ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15768)
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