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旦過市場を抜けたはいいが
山を越え
谷を過ぎ
ここはどこやねん
ぐるぐるぐるぐる
廻る道
これがニーチェの言っていた
永劫回帰か
あほんだら


天と地におけるありとあらゆるも ....
何かを求める
何かを探す
何かを目指す
何かに恋する
何かを愛する

目的語が明瞭な文章がタイトで力強いように
力強く輝き他人を惹きつける人間は
必ず「何か」を内に込めている

私 ....
新世紀。
 とは言いながら
殺戮の大義に明け暮れの
墓穴堀りは相も変わらず
{ルビ典籍=てんせき}{ルビ天窓=てんそう}に{ルビ堆=うずたか}く、
歴史は繰り返すと錯覚させるが
掘り返せる ....
まあるい墓石に水をかけ清めると
{ルビ空=くう}の字の彫刻から 遅れ水が流れてくる
丁寧に拭きあげるのだが
涙の跡のように、うっすらと水垢が残ってしまう
墓石用クリーナーとウサギの形の大小のス ....
眠るとき
いつも思う

地球は誰のことも
抱き締めてくれる

さみしい人も
犯罪者も

億万長者も
名優も

美人も
ふとっちょも

凡人も
偽善者も

それは人だ ....
わたしを見ている
あなたのネクタイが
少しだけ曲がっているのが
気になって仕方がないけれど

愛しさが憎しみに変わる瞬間を
型に流し込んで作った
わたしの細すぎる指先は
ディスプレ ....
満月か? 14番目の月か?  

星座と月の輝きに見とれて、身体が冷えた


もうパン屋には灯り そろそろ焼き始めるのかな
 
 
煌々と月や星が輝く
夜空が明るいと 真夜中であ ....
   あなたが望むことを言えない

   あなたが喜ぶことをできない

   「こういうの、平行線だね」

   適当でもいいかげんでもなく

   真摯にまじめにじっくり考え

 ....
拒まれて
塔の傍らに一人
辿りつけなかった人だってきっと多い
命あることはそれだけで幸甚だ
ひと気のないはいいろ硝子の塔へと
電梯にせり上げられていく
この眺めだって
十分に「上海的」だ ....
夜は記憶の始まりから来たのだと
慰めるように紡いでいた物語を
君が聞くことをやめてから
どれだけ経ったのだろう

昨日から
世界にひびが入りはじめている

そこからあふれる酸素 ....
僕はいまだによく悩む
そんな時頭の中では家なき子だ
じっと我慢
ハリーポッターの魔法の棒でもあればね
石ころが美女に変身するような
ひらめきと
それまでのくよくよを一気に粉 ....
 リアルには実態がない
 わけではない、勿論
 ただそれが波及する場所に
 なにかしらの不具合が
 生じてしまうのだ、きっと

 リアルはとても
 いたずらっ子だから

 リアルは
 ....
 
  夕暮れの喫茶店

夕焼けの陽の
 黄金色
 雲間に沈む
 湖の
 喫茶「シャレー」
 の窓ガラス

 キャンドル・ライトの
 ほのゆらぎ
 秋は去りゆき
  ....
ここでいいんですかね
もったいないような気がしちゃいますね

きみとあの子のくれたプレゼント
itモヤモヤ
咀嚼して味わいます

帳面に書いてるんです2005年からずっとね
ここでいい ....
また動物の話をはじめた

彼女はたまった動物番組を見ながら

いっしょに歩くように話してくれる

自然が好きなの、山登りじゃないよ、そういうんじゃないの、

やわらかな鼻声がかわらしく ....
お母さんはビールを呑んで


喋りだします


今にも泣きそうになりながら


姉が買ってあげたメガネをかけて

わたしを見ます



そのレンズを通して


 ....
海流を眺める
油絵の具を指で擦った様な道
夜の灯りをギラリと跳ね返し
いくつもの美しいラインが交差する

背泳ぎを見ている
行く先も見えずにただ進む
後に残る軌跡は直ぐに消える
いつか ....
全ては言葉で始まった。

ものは言葉で存在し

言葉で言えないものは無い
存在しない

絵に描けなくても言葉になって

人の間に漂って

人の気持ちも言葉になって

言葉が無 ....
 
 
「通学」

しょうがっこうまで
あるいてかよった

ちゅうがっこうにも
あるいてかよった

こうこうまでは
じてんしゃでかよった

それからはもう
かえってこなかっ ....
初めて幻を見つけたのは
君が歪んだ空を息に含ませて
その吐息で僕を掻き消した頃だった
遠のく景色の奥の方で
誰かが僕を呼んだ気がした

何も知らないふりをして
君のコートを腕に巻いた
 ....
いえね タイトル負けの
しんや
液晶画面は踊りあかすよ
「く」の字や「も」の字の
光線びーむ
(BGM/波のように大貫妙子)

つぶやきりん)近頃のねずみはしっぽもない 耳にさわるな
 ....
{引用=

指の先で三日月が伸びる夜
まるまるふとった空に
ふぁんたじいを映して
げんじつが困ってしまうような視線で見た明日の

熱烈な

  *

光を集める目のなかを
飛 ....
「有害な空気を生み出す煙突のようだね」

そう呟いたのは、他でもない私の心でした
体内をぐるりと回り行き場を失くした有害物質は、ため息と共に吐き出される

透き通った冬の空気
吐いた息は煙 ....
ダイスを転がして運命を決める

でも出た目が何か決めてなかったので

僕は都合のよいように解釈する

何回振っても薔薇色の未来

そんな運命を望んで

でも不思議と1のぞろ目は出な ....
霧氷を知らない 海風の町に
 ひと夜の冬化粧
  許された 雪の舞う月の夜


すべてを白く染める 悪のような力で、
あなたの寝室の灯かりが消える
 僕は自分であろうとして
  逃げ出 ....
ある日70メートル離れて後を付いてゆく 。
ボルカ氏の散歩は奇妙だが目的地はちゃんとわかっているつもりだ 。

ゴチャゴチャした秋葉原の街。ぐるぐるとまるで空っ風のように旋毛曲がりに通り ....
月が好きだということは

ひかりが好きだということです

太陽みたいにどぎつくなくて

月にあたってやわらかく

はねかえってくるひかり

そんなひかりが好きなのです


緑 ....
                大きなまつぼっくり
                拾い集めて
                クリスマスツリーを作るの
                おもむろ ....
天高くヒト肥ゆる秋雨の宵
換気扇がブーブーと油煙を吐いて
焼け爛れたローズマリーの匂い
隣のアメリカ人は今夜も豚肉らしい
ブーブーブー これで一体何頭目?
カンサス・シティーの豚舎の嘆き
 ....
風はとうから吹いていて
それはまるで空回りする蔦のように
くるくるとからみつき
見えないままで終わるよう
まぎれもない事実のように去って行った
振り向くことはしなかった

夜中にのどが渇 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15806)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
イン・ザ・祭り- 真山義一 ...自由詩18+10-11-28
生きるということ- yumekyo自由詩9*10-11-27
日常茶飯- salco自由詩5*10-11-27
ウサギの親子スポンジ- 鵜飼千代 ...自由詩8+*10-11-27
大きな揺りかご- 小原あき自由詩6*10-11-27
マネキン- nonya自由詩14*10-11-27
マイナス1.4等星のシリウス- 北大路京 ...自由詩21*10-11-27
創書日和「拒」_よりそえない- 逢坂桜自由詩2*10-11-26
創書日和【拒】Point_of_know_Return- 大村 浩 ...自由詩3*10-11-26
雑音になった君へ- ゆるこ自由詩510-11-26
悩み- 乱太郎自由詩1210-11-26
リアルのすべて- 豊島ケイ ...自由詩14*10-11-26
「夕暮れの喫茶店」- 生田 稔自由詩5*10-11-26
正露丸- カチキ自由詩410-11-26
この世のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩710-11-26
6年振りに親子- くゆら自由詩410-11-26
嗚咽という沈黙- プル式自由詩810-11-25
ことばはことば- ……とあ ...自由詩6*10-11-25
旅路- 小川 葉自由詩210-11-25
ニコラシカ- 智鶴自由詩210-11-25
いたずらだいすきピーターラビット_(ご利用は計画的に)- 乾 加津 ...自由詩3*10-11-25
とりっぷ- 佐藤真夏自由詩6*10-11-24
Zombie- 三奈自由詩1310-11-24
ダイスを転がせ- うずら豆自由詩4*10-11-24
ひとひらの雪- 月乃助自由詩9*10-11-24
ボルカ氏の散歩- アラガイ ...自由詩4*10-11-24
ひかり- 吉岡ペペ ...自由詩810-11-23
クリスマスが来るから- 鵜飼千代 ...自由詩10*10-11-23
豚肉を哲学- salco自由詩5*10-11-23
灰色ウサギの残像- 西日 茜自由詩5*10-11-23

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