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ランドセルから8年目
いつもと変わらぬ見慣れた風景
昔はそうじゃなかった
眠りを忘れた第二の故郷
夜中は真っ暗だったはずなのに
今は夜でも雲行きさえも見えるほどに
誰かが付けた ....
昨晩から一年ぶりに実家に帰ったが

田舎のはずの実家も次第にひらけていて

もう田舎とは言えない環境に成っていた

料理は得意だがおふくろの味の料理は

また格別でとても美 ....
 詩人のさだめとして
 生きることは
 茨の道
 自分の苦痛をフィルターにかけて
 美しく輝くものに変えねばならない
 世間の不条理
 我が身にも降りかかる
 ある時は
 腐臭ただ ....
うすずみ色の空はひくく 
ピアノ線を地におろし 
哀しみという歌をかなでる 
さえずる鳥さえもいない 

こんな午後は 
暴かれてしまうことをおそれて 
いくどもたしかめた肌の  ....
月は泣く
また一人だけ
真っ暗闇に照らされて

遠い遠い昼間の
あの太陽へ

手を伸ばせども
届かない
もし辿り着いても
か弱い彼女の体はきっと
丸焼けになってしま ....
勤める店のある街には
空は上にしかない
疲れた街路樹から
遥かに上
高く遠く硬い

季節は駆け足で過ぎてゆく
日々は戻らぬから
私は大人にしかなれず
この街が似合う年になって
こ ....
がらくたを集めてそこに塔を創ろう
僕たちががらくたである証にも



ペットボトルを集めてそこにオブジェを作ろう
僕らがアーティストである証にも



空き缶を集めて模 ....
ピンセットを手に取りあなたの棘を
丁寧に一つずつ抜き取ると
小さい棘がこんなに痛みを作るなんてと
不思議がるあなたの手にはたくさんの棘

気がついているのでしょうか
私の体を抱く度に棘は刺 ....
深い谷に橋を架けよう
向こう側へ行く 旅人のため
大きな川に橋を架けよう
渡し守が 今以上傷付かないように

こちら側と向こう側があって
渡るための橋が架かる
どこにも属さないそこは
 ....
庭に落ちた夕焼け、それだけじゃ
君を好きになる理由にはならないけれど
よく挨拶を交わす新聞配達夫がいつもよりも少し急いで
豆腐屋のラッパがいつもよりも何だか妙に心地良い
ご無沙汰だった静寂を内 ....
こんなたとえ話から、
はじめてみます。


ぼくは毎日こわれています。

それは、
九十八マイルの速球を投げた、
松坂大輔の肩が、
一球ずつ壊れてゆくように。 ....
こぼれ落ちる涙に
いとしさを聴く

ときには
いらだちを聴き
いたずらもいましめも聴く



わたしたちは温度を知っている

あるいは
温度の選択を知っている



 ....
  {引用=
    先日、詩の朗読会に参加しました。
    といっても、見てるだけでしたが。
    しかし、得るものは多かったし、
    楽しく、おもしろかったです。
  }

 ....
 
秘密の愛になっちまった、
僕らはこれからどうしよう。

君は一人のさみしさに
ほとほと疲れて傘の中。
勝手な恋のお付き合いに
ごめんなさいって言いながら、
しっかりと僕を引く君の白 ....
年末と言うのに
テレビが悲しいニュースを告げる。

『発達した低気圧のため、北の海は大荒れ、
 ベーリング海にて、港帰りの漁船、遭難!!』

ああ、こんな時に。

凍てつく北の海に ....
  
久しぶりの
雨の
窓叩く音が
私を招く

人影もない
真夜中の
常夜灯に雨は
照らされて
絹糸のように
白く光っている

時折過ぎる車の
雨の飛沫が
耳を掠めて
 ....
壊れた部品のお取替え
旧式だから全替えです

いろんな思い出もあるでしょうが
バックアップはとっていますし
どうせ代わりはいくらでもいますから

実際として
彼は死んでしま ....
 息を飲む
 この瞬間にもハイエナは
 俺の蜜を奪おうと目を光らせている
 人と人との出会いの物語
 いずれエピソードになり
 別れが待ってる
 一粒の涙を残し
 静かに愛する人と過ごせ ....
招き猫が嫁に行った
注文の多い小料理屋には
微笑みも衒いも無くなり
自然
お客の足も遠のいて
入り浸りだった
どこぞの
ペルシャも
シャムも
来なくなった

閑古鳥を捕まえに
 ....
根雪というも、いずれは川になる
姿は消ゆれども
解き放たれる
いずれは川になる
根雪  去ったあとから芽吹く、新芽に
何かを告げることさえ請いもしない

落ち葉はいずれ母になる
 ....
夢の重さは儚く溶け出し
小さな海を造る
その小さな海で泳ぐ僕は
熱帯魚にはなれ無いから
空ばかりを見ていた
空は明るく
ゆっくりと雲が泳ぐ

僕はいっそうの事
この海になって仕舞いた ....
あたしの体は商品です

なんて
陳腐なことは申しません

シケモクはまずいのです

でも
あの感触は あたしを大人にしてくれるようです


あたしに覆いかぶさる男の人は
いつも ....
ざぁざぁ。

でも私の心は雨じゃないです。

でもいっそ雨に打たれたいの、ね。

ざぁざぁ。

ざぁ ザー …


嗚呼 溢れ出そう
全部ながしてくれるんですか ....
場末の小さな店を出ると
もう真夜中のはずなのに
不思議とあたりは白っぽく明るい
街灯もひとつもともっていない
しかし明るいとはいえ太陽がないので
なんだか昼間とはちがった
さびしい明るさだ ....
夢と心を
夕空に放ち
林檎を かじる

しゃりっと
音を出す度に
淡くなる空

雲のドミノ
神が倒さない

ミルキーロード
気流が駆け抜ける

鳥のダンスに拍手を送る
夕 ....
降りそそぐものは、波です

満ちてゆく潮風に
しおれることも
ときには
開花


白銀は、あこがれですか
うらがわですか

ゆるやかになきます
あの、下弦



背中を ....
うれしい朝だね
ほら、鳥がみんなで飛んでゆく
きっと
空にあいさつをしているんだよ

明るい朝だね
ほら、子供がみんなで遊びにゆく
きっと
思い出をつくりにゆくんだよ

優しい朝だ ....
僕の名前はリナ・ローウェン、
かの大詩人が即興で名づけた
 ニックネーム。 )))
彼は人並みに僕を抱いて
  「もう愛してなどいない
            と、言った

そしてパリで ....
僕がなかなか寝ないので
ママが「おやすみなさい」の森へ
行きなさいと言った
僕はしかたがないので
安心毛布を引きずって
「おやすみなさい」の森へ向かう

森は暗くて静かだった
誰もいな ....
混沌とそこで波立ち、
彼女は待っている。

すべてを脱ぎ捨て飛び込む。

飛沫を上げ、
彼女は受け容れる。
全身で全身を包み込む。
ゆるやかに彼女が浸透 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ランドセルから8年目- Taka★Hajim ...自由詩306-12-29
実家にて- DirectConnec ...自由詩6*06-12-29
アラーム鳴りっぱなし- 山崎 風 ...自由詩806-12-29
冬の雨- 落合朱美自由詩29*06-12-28
月が泣く夜に- なかがわ ...自由詩5*06-12-28
大人になる- さくらほ自由詩17*06-12-28
がらくた- DirectConnec ...自由詩5*06-12-28
- 茉莉香自由詩606-12-28
64、橋_【はし】- 雨宮 之 ...自由詩8*06-12-28
○○○- はらだま ...自由詩6*06-12-28
「_ぼくらは毎日こわれてゆく。_」- PULL.自由詩7*06-12-28
いのちの音階- 千波 一 ...自由詩16*06-12-28
声に乗せて- 逢坂桜自由詩4*06-12-28
傘の中- ネコ助自由詩7*06-12-28
悲しいニュース- ネコ助自由詩4*06-12-28
冬の雨- LEO自由詩27*06-12-28
サラリーマン機械- なかがわ ...自由詩7*06-12-28
召集令状- 山崎 風 ...自由詩1006-12-28
占め子の兎- あおば自由詩7*06-12-27
閑山の寒- Rin K自由詩25*06-12-27
僕は遠くの空を見ていた- プル式自由詩5*06-12-27
あたしの体は- ごまたれ自由詩13*06-12-27
札幌は雨です。- あさみ自由詩606-12-27
明るい真夜中- 塔野夏子自由詩11*06-12-27
18歳モラトリアム- ゆうさく自由詩6*06-12-27
二十三夜- 千波 一 ...自由詩14*06-12-27
うれしい朝だね- ぽえむ君自由詩1506-12-27
新世界- atsuchan69自由詩7*06-12-27
「おやすみなさい」の森- 未有花自由詩16*06-12-27
「_異宙星愛。_」- PULL.自由詩11*06-12-27

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