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アダムとイブが
神様の庭を追われた一週間後
アダムにもしものことがあったとき用に造られた
もう一人の落ちこぼれのアダムは
目を覚ました

神様には
目覚めたときに
優秀な方のアダムがい ....
紺色の夜を歩く

街灯の灯りが

少し酔った目に滲む

緩めたネクタイが

ゆがんでいる事に気づく

たばこ臭くなってしまった上着の

袖を少し嗅いで

眉をしかめた

 ....
隠すことはできても嘘はつけない

たとえばインターネット
自分ことは隠せても
相手から聞かれたら
嘘はつけない
うまく隠せても
嘘はいずれわかってしまう

隠すことはできても嘘はつけ ....
貴女が居るから私がいる
私が居るから貴女が居る



貴女が愛してくれるから私も貴女を愛する
私が愛するから貴女も愛してくれる


貴女が生きているから私も生きる
 ....
漫画のような
テレパシーのようなことさえ起こる
恋愛とかないかしら


たとえば、
あたしにとても悲しいことがあって
それでも恋人にはいえないの(*´艸`)

それで、
その彼は少 ....
男は我ら女を侵略する
二つの山あいを 猛々しい手と舌で闊歩しながら
歯向かうものなら 優しいその抱擁を武器に沈めてしまう
……その腕の海に
我ら女のか細い理性を切り取ってしまう
……細い糸を ....
切断された こ、と、ば
断面から折れこぼれ
中途までしかあなたに届かない
だから背を向けたのですか
断ち切られた視線
くちびるのあかぎれ
私は し よ を横に並べて
は に見立てようとし ....
おはよう
いつものように自分に挨拶
心の中で声に出さずに
独りで目覚めた朝はいつも寂しさが襲う
誰もいない僕しかいない

まだ薄暗い部屋の中で
たまに深呼吸すれば
純白の ....
髪の香りが永遠ならば
    わたしはいつでも夜を待ちましょう。
ささやきの苦さがひとときならば
    わたしは今でも夜になりましょう。

ルルリリ メルリ
    いとおしいのは あな ....
{引用=


一、擬人法


かなしむこころではなくて
かなしみという言葉を覚えなさい

よろこぶこころではなくて
よろこびの色彩に詳しくなりなさい

問うことはよそ ....
昨日の夜書いた詩は
納得がいかなくて

でも破り捨てる事は出来ないから
結局はお蔵入り

お蔵に入ったが最期
決して日の目は見ないし
たまに読み返しては
ため息が出るだけなのに
 ....
ちらちら舞う舞う
ゆきのこそのこ
あすふく風の そよぐ黒髪

かえるまい
いや
かえろうか
真白な空の
冷たい熱の 鳴く結晶

あやす涙を
すくいとり
手紙にそえて
あすへ飛 ....
おおきなカバンはいらない

なるべくなら
手ぶらが
いい


気の向くままに街を

ゆかいなものに
流れるものに
みじかく綺麗にあいさつをして
気の向くままにときを

 ....
彼女の記した聖書には
全ての秘密が書かれています
太陽の秘密
世界の始まり
隣のあの娘の
行いまで

全ての秘密が書かれています

お金や権力を持った人たちは
こぞ ....
午後から
雪がすると言って
ハツコは眠った

ハツコ
はつこ
はつ、子



ああそれは
どこまでも
降りしきる降りしきる
降りしきる降りしきる

向こうはもう見えないよ ....
二年前のあした
あの日もたしか、雪が舞っていました
鳴り止まない鈴のように
ただ、こんなふうに

降りはじめに気づいたのが どちらだったか
あなたはいまでも
覚えているでしょ ....
あなたの苦しみは、誰かを助けている。
起こってしまったことは変えられないけど、
その意味を変えることはできる。

壊れそうな夜に、話を聞いてくれた人。
決して否定しなかった人。
 ....
広がりを天に
透明な輝き 陽光を受けて
例えば台所、テーブルの上
飽きもしないで 口をあけて

満たされるのを待つ
透明感をまとって
海の青 空の青も
細長く切り取って、私は立つ

 ....
兄の背中を見ながら
考えた

大きな体を丸めて
窓際の席でひとり頷きながら
形のいい耳に
壊れかけたヘッドフォン
六法全書をいちページ捲る毎に
くるっとマーカーを回す

デスクトッ ....
あなたの背中を眺めている

遠くから眺めている

手を伸ばしても

もう届かないと判っているから

少し泣きそうだけど

視線だけは逸らせないでいる


うつむいて

靴 ....
グスタフ・クリムト作 『接吻』には、
恋人の頬に背後から口づける男と
その愛撫に恍惚の表情を浮かべて応える
女の姿が描かれています。

他者を愛することのできないわたくしは、
これまで自 ....
 赤い糸が見えるなら 黙って斬って
 脈が打つままに 起こして狙って

 眼鏡はずしたほうが 視界がぼやけて
 あのひとのこと 想像しやすいでしょう

 誰かの代わりでも あなたがいる ....
女子校育ちは気がつよくて
と、眉を顰(ひそめ)る父の
たしなめる手にエスコートされ
日曜はショッピングに行く

青白いガラス窓の
温室に咲く花でさえ
その身を愛らしく
あざとく子種を残 ....
ぱっくりと割れた
蛍光灯の光が
あんたの足元に
突入している

あたしは足元に広がる地面を
かきむしり始めた
誠実な犬のように

驚いたあんたは
その場所から動けな ....


そろそろ着陸する
と云うので
五人の宇宙飛行士たちは
めいめい
色鉛筆や携帯電話や文庫本やマニキュアなどをしまい
いやいやながらも手をつないで
着陸に備えた

しかしそれ ....
目の前にはたくさんの優しい言葉の数々
綺麗なガラスの花 可愛いぬいぐるみ
そして友達の心のこもった笑顔

髪の毛を切ってみた
少し違う自分が鏡に向かって微笑んで
違う人になれたなら
そう ....
冬の陽ざしがうれしくて
君は僕に笑いかける
あたたかな冬の光がまぶしくて
君は泣き顔をして横を向く


風が山茶花の花をゆらして
通り過ぎていった
その花に触れるのはおよし
君はそこ ....
焦りをおぼえた場所からは
やさしくきこえる
誘惑のつめ


口笛をなつかしむまでは
曲がり角などこわくはなかった


憂いにまみれた地平には
消せないほのおと
水夫のつばさ
 ....
穏やかなので
忘れているのでしょう
温もりは 
触れなければ伝わらないことを

温かく大事に思うことは
こみ上げてくる愛しさとは
少し
少し
違うと気付いていますか

穏やかに幸 ....
心の中にある草原に
乾いた強い風が吹いているので
雨を降らせてみました
大きな虹が架かかりました

心の中にある森に
細くて尖った枝が軋んでいるので
葉を茂らせました
多くの鳥がさえず ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
もう一人のアダム- なかがわ ...自由詩11+*07-1-11
彼女- yoshi自由詩2*07-1-10
隠すことはできても嘘はつけない- ぽえむ君自由詩14*07-1-10
存在- DirectConnec ...自由詩7*07-1-10
チキショー- ごまたれ自由詩12*07-1-10
愛を盾に- きりえし ...自由詩8*07-1-10
切断と鏡像と- 佐野みお自由詩407-1-10
朝を教える天使- AKiHiCo自由詩307-1-10
音のない部屋- 藍静自由詩21*07-1-10
小詩集【擬人絵図】- 千波 一 ...自由詩13*07-1-10
苦悩?- 優飛自由詩6*07-1-10
小雪(こゆき)- こしごえ自由詩12*07-1-10
スケッチブック- 千波 一 ...自由詩13*07-1-10
彼女の聖書- なかがわ ...自由詩7*07-1-10
- ふるる自由詩17*07-1-10
透ける- Rin.自由詩16*07-1-9
忘れないように。- bjorn自由詩1*07-1-9
66、グラス_【ぐらす】- 雨宮 之 ...自由詩4*07-1-9
- 士狼(銀)自由詩9*07-1-9
背中- yoshi自由詩4*07-1-9
心の在り処- 白寿自由詩4*07-1-9
首輪- 北大路京 ...自由詩15*07-1-9
アザレア- フユキヱ ...自由詩13*07-1-9
大きな木の下で- むらさき自由詩4*07-1-9
家族制度(又は宇宙旅行)- 吉田ぐん ...自由詩1307-1-9
叶うことのない- 茉莉香自由詩8*07-1-9
やわらかな虹- 石瀬琳々自由詩22*07-1-9
列島- 千波 一 ...自由詩13*07-1-9
てのひら- さち自由詩9*07-1-9
心の中にいる自分に- ぽえむ君自由詩16*07-1-9

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