すべてのおすすめ
指し示す指が
ぶるぶる震える
なんでもない
ただ指をさしておしえるだけのことで
からだはこわばり
震動は腕を通って
指先へと伝っていく

なまのきみに近づいたら
ぼくの妄想の中に生き ....
 かきわけ かきわけ
 ここまでこれた
 
 絶望に乗りうつられて
 生きることをリタイヤしようとも
 思った事もあった

 しかも
 一人の旅の綱渡りで
 溺れても助けを得られ ....
パキシル30mg

の、見せる現実のプラスレート
空想の透明度

限界線を見せない
夏雲の上に抜ける青に似た


昨晩打ち明けられた
銀粘度の約束は
いつか憧れた遠い未来にリンク ....
ふたり来た道
ひとり戻る道
降り出した雨に
そこから一歩も
動けなくなる

泣かないと決めたから
唇噛んで
きみの姿を巻き戻し
雨のスクリーンに何度も映す

いくつもの
色の移 ....
いつまでも あなたに 笑っていて欲しい

いつまでも あなたに 明日を夢見て 生きて欲しい

あなたは かけがえのない 地球の 「輝き」なのだから

大きな夢ほど実現するのは難しい でもあ ....
僕の部屋から見える窓の景色は

一回も同じ景色になったことはない

いつも変わり続ける

そう僕の心のように

ある時は朝日がさんさんと照りつける

爽やかな景色が拡がる

ま ....
砂漠がたったひとつの井戸を隠していたころから

私の瞳は たったひとりの姫を隠していた

床は真四角の部屋 天井が一点で結ばれている部屋で

彼女は いつも たったひとりで 永遠を歌った
 ....
めろんの翠が涼しい頃
強引な若さだけを連れて
新しい部屋を探したわたしが
照れながら甦る

必ずしあわせになるのだと
啖呵を切って
飛び出した古い家
裏付けるものなど何も無く
ただ
 ....
カマキリを殺した
あんまり威張つてゐるから
縄張りでもないのに
アスフアルト道のまんなかに出て
仁王立ちになり
人を通すまいとするから

私はその夏 傷心を抱へて
祖父母の郷へ帰つ ....
{引用=

一、漕ぎゆく者へ


  明るいうたは明るくうたおう
  明るくないうたも明るくうたおう
  そうすれば
  必ず
  いつかどこかが壊れてゆくよ
  治すというのはそ ....
蛇口にもいろいろあんのよ
飲食店の蛇口はいつも元気で
小学校の蛇口はお喋り好き
公衆便所の蛇口は毎日がつまらなさそう
なんで私がそんなこと知ってるかって
旅好きな水から聞いたのよ

私は ....
 酷いじゃないか
あんまりじゃないか
 丹精込めて作った私のお弁当を
フタも開けずに包みも解かずに

だのに
 私がやっと振り絞った声が
   あんたなんて味噌っかすよ
        ....
 単調な生活から恵みの時が訪れる時
 心が軽くなって誰にでも優しくなれる時

 幸せは宝くじでは買えない
 日々訪れる荒浪のハプニング
 心が窮屈な部屋の中で
 ああでもない こうでもない ....
あたしを弾いて頂戴
この暗闇の中で
その人差し指で
マリオネットみたいに
あちら こちら
自由自在

あたしの体は鳴り続ける
それはまるで
海の底に響くピアノ
魚 ....
二人並んで立っていたって
魚眼レンズならばキスが出来るデショ。

気が付いたら胎内に居たんだ。

ここはそう、愛すべき肉の中。
そしてこのオレは肉の塊り。
愛すべき肉の中の肉の塊り。
 ....
?.

(じーっとお空を見上げている
 僕の屹立)


寝過ごして
宿酔で
テラスにでて
サボテンと一緒に
太陽をあびて

磨いていたら
人前で裸になることは
特 ....
初めての海で
吸いこんだ
風のにおいはふるさとのようで
わたくしは、ただ
何万年も佇んでいたような砂浜の印象へ
飛びこんで
いまこの波の揺らぎに没しようと

荒れんばかりの幾多の波の
 ....
夏少年の、硝子の{ルビ背=せな}に
せせらぐ
ピアニシモ

白い{ルビ喉=のど}の、滑るシトラスに
透けてゆく
アダージョ

戸惑う爪先の、細い苦悶
ふるえてゆく
アレグロ

 ....
静か過ぎるくらい静かに
あなたの足音が聞こえました

私を一人にしたまま
あなたは何処に行くのでしょう

私は目をつむったまま
あなたの顔を思い出そうとしました

あなたの残像ばかり ....
 柔らかな風と共に
 木陰を選んでゆっくりと歩いてくる
 アリス

 届きそうに届かないアリスは
 夢の途中に僕に立ち寄り
 その心の純粋さが削られていくのを
 悲しい思いで窓から真 ....
  


  赤い鶏頭の花は
透き通るような秋空を
じっと眺めていた

 回転計の針は
 イエローゾーンに
 ぴったりと張り付いて
 エキゾーストは頭の中をカーンと貫い ....
ずっと遠くの方を、
水平線が見たかったのに
空との区切りがよくわからない
から

少しだけ背中を丸めた
薄い水色のワンピースから
覗く白い腕が
夏には似合わない
から

ただ黙っ ....
美しいターニャご自慢のおへそ
モンテヴェルディーの宗教音楽のようだ
禁欲的であり
パンクロックのようでもある

敢えて言うと
退廃的というよりは
健康的だ

忘れられない
20 ....
すぎていくものに吹かれて
川辺で季節におびえ
一掴みの名も知らぬ萱よりも
かほそくゆれ
ただ老いていくことに
腐っていくのでしょう

笹舟のように
未来にむかってちぎれていくものが
 ....
雨雲が熟すのを待てずに
落ちてきた水滴は
過ぎた日の埃の匂いがする

名もなき小鳥が
一斉に声を上げて
巣を目指して羽ばたき
一瞬の喧騒を誘う

今日のわたしには傘がない
誰も此処 ....
豊かなくにの人々は選り好みをする
もともとは貧しかったものだから
それを遠い昔に捨てるため
それとともに
薄れてしまったものが在ることを気付きもせず
豊かなくにの人々は



ある気 ....
今日も終わろうとしています
一つの終点に相応しい月明かりが
街を静かに照らします
無事に生きている事に誇りをこめて
掲げる祝杯で全てを許してあげましょう

皆から非難されながらも
生きる ....
踊る黒猫
踊る白兎
ミックスする
モダニズムの灰色

歯医者の診察台
に座らされ
歯を削られる
リューターの奇声
飛び散るカルシウム

丸い蛍光灯大小2本
収めた四角い枠
ぶ ....
暗いモリの中で僕は

ひとりで迷子になってた

どこに行くのかわからない

いったどこに向かう?

教えてよ神様

何で僕だけこんな目に遭うの?

分からないまま歩く

足 ....
男女の蜜月は4年も続けば上出来で
後は想い出の時を刻んでいれば良い

社会的基盤がペアで行動する事を
定めてあるからか
結婚という契約は惰性というからくり
乗っかっていれば安心でらくち ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
腕が生えました- 七尾きよ ...自由詩3*06-7-12
悔いを残さず- 山崎 風 ...自由詩4*06-7-12
プラスレート- 藤原有絵自由詩5*06-7-11
紫陽花通り- LEO自由詩11*06-7-11
あなたに《1》- トモ自由詩106-7-11
長寿の家の窓から見える景色- こめ自由詩906-7-11
アイリス- るるりら自由詩1006-7-11
翠の夏- 銀猫自由詩16*06-7-11
カマキリ- 杉菜 晃自由詩3*06-7-11
小詩集【水没ハーモニー】- 千波 一 ...自由詩32*06-7-11
私は蛇口- 壺内モモ ...自由詩10*06-7-11
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神々しい- 山崎 風 ...自由詩5*06-7-11
instrumental_myself- むらさき自由詩4*06-7-11
ただの肉の塊- 朽木 裕自由詩2*06-7-10
夏の裸- 水在らあ ...自由詩23*06-7-10
ひとり暮し- こしごえ自由詩15*06-7-10
振幅する夏- 佐野権太自由詩14*06-7-10
鏡の国の- プル式自由詩4*06-7-10
アリス- 山崎 風 ...自由詩5*06-7-10
ストレートエンド- あおば自由詩3*06-7-10
夕凪ぐ、から。- 夕凪ここ ...自由詩9*06-7-10
ターニャのおへそ- けんご自由詩506-7-10
揺れもせず、ただ君と- たりぽん ...自由詩14*06-7-9
俄か雨- 銀猫自由詩12*06-7-9
ある気功術師の悲劇〜この気なんの気気になる気〜- 千波 一 ...自由詩14*06-7-9
- AKiHiCo自由詩406-7-9
灰色猫兎- たかよし自由詩7*06-7-9
絵本の続きを書くのはあなた達だよ- こめ自由詩806-7-9
*ビバ!嘘つき*- かおる自由詩9*06-7-9

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