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1*

あなたとつきあっている

もっぱらの噂よ

そんな事実ないのにね

でも 知らないでしょう

そんな現実を求めている

私の姿を







2*
 ....
玄関の向こう側で
人の声がする
それは私の知らない人の声

玄関の向こう側で
行き来する自動車の声がする
それは忙しいと街が嘆いている声

玄関の向こう側で
ジェット戦闘機の声がする ....
夢現な朝露が
透明を保つ空気の中で
そっと
身体を震わせる、朝
 
細やかな振動は
私が眠ったままの揺りかごを
徐々に強く揺らして
目を開くことを
強要する
 
 
ああ、空に ....
いこう
この丘をのぼったら
一面の星空みたいに、きらきら輝く町並が見下ろせるんだ



キミの手をつないでゆくよ

いこう
澄んだ夏の青は
海を宝石のように輝かせるんだ


 ....
真夏の陽炎の向こうから
短い編成の列車はやって来る

そのいっぱいに開かれた窓から
ショートカットの後ろ姿が見える

列車の外から
車両の様子は
ありありと伺えて
制服の脇に置かれた ....
仕事以外で涙を流すことはない。
それは家族が死んでも、
恋人が死んでも、
変わらない。
もし泣こうとすれば、
笑いが、
出る。
腹の底から弾けるような、
 ....
 瞼を閉じると現れたあんた
 いつも笑顔やなぁ


 寂しい夜だから明かりは絶やさへん
 厳しい人生だから思いっきり笑いたい
 何度も同じ所を回る俺
 間違いさえも再生されて
 出てく ....
旅の合間に
僕を癒してくれたもの
それは遊園地
観覧車に乗って楽しむ

毎日車に乗って
色々な場所に行く
休む日なんてない
一人にされて不安になって

城や寺や山や湖や
毎日日替 ....
森の妖精が
風にのり 便りを届け‥

鈍感な風は 便りに
気ずかず

一年たち
花びらな便箋に
鼓動をならしながら
開く風

怖がりな風が
扉あけ 出会った友

泣く ....
言葉よりも不確かなものを
信じてみようと
努力なんてしなかったけれど
それはあるのだと
人づてに聞いた事があるの

だけど眼に見えないものを
その語感だけで捉えようとしても
は ....
お金持ちのという程でなくても
普通に生活ができて
少し裕福な家庭に育った
そんな奴らが僕は嫌いだ
いや妬ましいのか
羨ましいのか
そんな話を兄貴としていた
どうやら兄貴も
思うところが ....
こんな夜は
星なんかいらない
いろんな自分が壊れて

 風の吹き抜ける地下通路を
 歩くのはひとりだけど
 橋の向こうをめざしていく
 笑いながら

どこで夢見たのだったか、きみ ....
お香の煙が立ち昇る 
傾き揺れる炎の指さき 
すうっとのびて 
天をさす 


  * 


{ルビ蝋燭=ろうそく}は 
人と似ている 

明かりを灯し 
身を溶かし 
や ....
球体を愛せよ 宇宙を敬えよ その外の世界を敬信せよ
神の側に立って万物の蠢きを見据えよ 後は果てしない彼方を眺めて感慨に耽よ
洗剤の匂いに満ちた朝の空気を胸一杯に吸い 清められた思考で詩作に励め
 ....
使い古した心にナイフ突きつけ立て籠もる
ためらい傷を掲げる罪を問う
限りない調和を求める安穏とした世界で
憎しみをいだく罪


万能の神すら恨まれる


聖人君子よ
ひとは憎み
 ....
高い空から照りつける
強い陽射しがじりじりと
焦がれた土は風の手に
夏の匂いと蜃気楼

細い川から流れ出す
静かな音でさらさらと
潤う水は風の手に
夏の匂いと糸トンボ

小さな店に ....
いつまで経っても動くことのない
「もう一度」
を求めながら
僕は夢遊病者のように歩くよ
 
 
てとてと、と踏んだ畳には
陽にやけた跡が真新しく
そこにあったある物を思い出させた
  ....
ご機嫌斜めの横隔膜と 瞼の重そうな君を横に
見上げる夜空は格別で でも素直になれなくて
まだ ちゃんと 見つめられないでいる

幸せになる方法 愛の確かめ方
平和への方程式 煩悩の消しかた
 ....
目の届かないところで 何度も僕は殺されていた
気づかないままでいられたら まだ歌を唄えただろう

誰が見るわけでもないのに 淡い紅の線を引いていた
覗き込む鏡もないのに どういうつもりでいるの ....
眠れない朝にあなたを思う


夜を通り抜けて
窓越しに出逢うあさやけは
そこはかとなくかなしい


あなたを抱きしめるだけの日々に
空で時を知ろうとしなかったから
この ....
どうしても顔も名前も思い出せない人がいる。感覚だけが確かで、ただ単に興味が有ったという感覚だけが確かで。
 それは片思いをしていたあの隣のクラスの子だったような。ちょっとだけ付き合ってキスも出 ....
我は オサ
この 水の草原を 進む
異なる血の 家族を連れて
はるかなる 陸への途上

我は ハシラ
気がつくと 我は長だった
傍らに 成熟できぬ 仲間達
たまたま 我は
手と足と眼 ....
錯覚をかさねて
すすんできた
そして、またしても
錯覚

たぶん、どこにもたどりつけない

だがふりかえって、
遠く、残してきた
いくつもの分身に
ほほえみかけることならできる
 ....
 情熱が冷めてる
 暑い夏に心は冷えている
 眠れぬ夜が続き
 じれったい想いが積みあがる
 それでも…

 時限爆弾を背負って夢見る
 その夢もうつつ
 時の流れに身をゆだね
 ....
よく 浄土教で光の事いうね

お迎えとか浄光とか

西方浄土は光に満ち満ちていると

浄土の光 イメージできる?

強い 光だよ

白光 輝く


最近見なくなったけど

 ....
その日の夏が始まる
トンボが空をすいすいと
気持ちよさ気に飛んでいる
空は泳げることを
初めて知った
昨日も見たというのに

その日の夏が折り返す
繁る木々の葉がさわさわと
軽いリズ ....
今日はお祭り
君はもう十六歳
サングリア片手に
夕暮れの会場を歩く

オレンジやレモン、アプリコット
色々入ってる
かわいい歌みたいなお酒
ひとくち
ふたくち
僕にもくれた

 ....
今日と明日の夜の谷間に
微かだが
感じるあなたのため息
ソプラノ歌手よりも
こころに染みる
透き通ったそのひとの言葉
最上の音楽に聞こえる

胸のふくらみがさらに大きくなり
木管の寂 ....
昔、
暗やみがまだ
鏡の名前を持っていた頃は
安堵という美しさが
ありました

魔性は
ていねいに拒んでいたのです
だれかの
定義の外側を
上手に棲んでいたのです


 ....
かわりばえのない
窮屈な日常も
とりとめのない
退屈な会話も

それはそれで
何らかの意味があるんだと
そんなふうに思えたなら

自分が自分である事を
思い切って許してあげ ....
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