すべてのおすすめ
 右を見ても
 左を見ても
 街にいても
 部屋にいても
 いつも欲望が走りまわっていて
 そんなのいらないから
 休みたい

 仕事をしてても
 遊んでいても
 友達といても ....
夜と静かな 闇
寝入りそうな 息をして

この夜の底を待つ
深夜の二時に訪れる
空想の扉とともに

深い 井戸の底
空ろに響く
闇に闇を重ねた
秘密の場所

この小さな部屋から ....
列車のベルが鳴る


どうして

どうして

僕らは旅に出て行くんだろう

小さなリュックをさげた女の子が
泣きながら
走って列車に飛び乗った

大きな声で
彼女を呼ぶ声が ....
彩る街の中を、寄り添う船が
あの銀色の平原を
滑るように進んでいった

街の中では
音もなくすれ違う人波、灰色の星
それでも
君は華やいでいると言うのだろうか

もう遠い船は
ただ ....
硝子玉みたいなブルー ひとしずく ふたしずく
冴え凍るようなアイスブルー 色に反してあたたかい

白磁の肌にそぅっと触れる

(それは白昼夢のように奇妙な儚さを持つ)

光にたなびく髪は ....
やばいよ やばい

「僕がいるから」

あなたの言葉の不確かさに

「孤独になる」

取り残され  頭上に広がる闇に

「早く 早く」

焦って何かに摑まる  不 ....
どうしようもない私だから
どうしようもないくらい
人の役に立たない私だから
せめて死んだ後くらい
人の役に立てるよう
私が死んだ後
私の体を利用してください

自分があきれられるほど
 ....
もちろん分かっていたの
もう、さようならなんだっていうことは
あんなに熱くはしゃいでいたのに
最近はすごくよそよそしいし
ねっとりしていた風も
そよそよ
蝉も鳴かなくなって

ほんとう ....
 

あなたが知っているのは遠くの記憶と貶めかたであり、
それらをもってしての言動にはいつも薔薇のような棘がつきもの
いくつも刺さってしまえば、存外痛くないことに気が付いた。
(小指をぶつけ ....
エンジン快調アクセル全開
夢の超特急
頭が爆発する
体はもうボイリングポイント

何も考えていない
唯存在するだけ
気持ちがよければよい
癖になる

何を言われても気にしない
夢 ....
ぼくには声はないよ

さけんで さけんで
声はきこえなくなってしまったよ
ぼくは、うたえないよ
ただ、卑屈な笑みしかつくれないよ


正直、今日も死にたいと思っているよ
病気と言って ....
臨界点ならとうに越えた
 さぁ
 夜がくるよ


さよなら お月さま
俺は、あんたに届かない


こうばしいパン
かぐわしいコーヒー
光が蔭る砂時計とともに
ひまわりの形をした ....
海より深いところへ落ちていく眠りの底

横たえる人魚の心は、海よりも青くて


1000年前に置いてきた

『心の笑顔』


錆びていく

日常


いつしか自分が現実の ....
後退する夏の左腕をつかまえて
さみしがる頚動脈にあてがい
しずかな熱をからめる

満たされては退いてゆく
寝息の揺りかご
いちばん弱い部分は
あずけたままで

届かないエアメールの
 ....
UFOニサラワレテミタイ
そんな事を考えながら
グジグジと鼻の脂をティッシュでふき取り
ぼんやりとした
雨に霞んだ夜の街に手を伸ばしながら
ああ、雨
なんて当たり前の見て判るような反応しか ....
今の手持ちあんまりないけど

この半年を乗り切るには十分

かたまりのような不安は

津波のように押し寄せて

飲み込まれそうになるけど…

それでも後悔は、しない。そう決めたから ....
届かない、ところへ
ささやく
あきらめではなく
染め抜くように
静かに
いちばん遠い胸の奥で


  月夜をおぼえているかい?
  欠けた鏡のまぶしさではなく
  影の地平から昇っ ....
雑踏のあちこちで発生する
ポップな着メロ
それぞれの手のひらの中
ぽろぽろとカラフルな
想いをつかまえる


まるでゼリービーンズのよう
人工着色料かけたみたいな
絵文字やコトバが
 ....
私が持っているパーツと
あなたが持っているパーツ


これが合えばいいんだよね?
まるでシンデレラを探す王子様のように
あなたが小さなパーツを持って


「このパーツと合う人を探して ....
近づいてゆく
風が乾いた草の匂いをはこんで
近づいてゆく
滅んでゆくものの気配を
怖がらないで足をのばし
サンダルを遠くに飛ばして
近づいてゆく
秋のサテンのやわらかな手触り
私はこの ....
きらきら きらきら
シルバースター
しんしん しんしん
夜の音
ぴかぴか ぴかぴか
イエロームーン
ぴこぴこ ぴこぴこ
空飛ぶ円盤
朝はこくこくと
近づいている
ニコニコと笑う君も 好きだけど
口とがらせて怒る君も 好きなんだよ
怒った顔も可愛いから
ついつい怒らせちゃう


僕を信じてる君も 好きだけど
僕を疑ってる君も 好きなんだよ
安 ....
真っ直ぐな棒は
水面に
真っ直ぐに写らない

水は集められた檻の中でも
ゆらいでいて
少しの風にも
ついて行く

熱さがよれば熱くなり
冷たさが触れれば冷たくなり

真っ直ぐだ ....
いつもの遊歩道

いつも駅

いつもレール

いつも本屋

いつものコーヒー

いつもの世界

それで満足のはずの見慣れた景色




けれど
僕らの知らな ....
☆ ∴..☆ ∴.☆ ∴..☆ ∴...☆
キラキラな魔法使いに
なれるなら

星空に煌めく
あの月に 魔法を架ける

星つぶが 散らばり
キラキラな 花火のように

夜空へち ....
正しい人は
どこにもいないけれど
正しさを求める人は
たくさんいるね

むずかしい顔はやめにして
軽く、
答のようなものを
肩に乗せてみるのは
どうだろう


きみの知 ....
太陽が沈んでゆく
そこが西の空だ
そして今日は下弦の月
だからすぐには
月を見ることができない
真夜中までじっと待て
そうしたら
太陽が沈んだ反対側を見ろ

今日の理科で習ったばかり ....
青や緑の絵の具を
うすくのばして
あの透明をあらわそうとして
さっきから
なんども失敗している
{引用=
手をひいて
石を渡る
ぬらりとした光沢に滑らせた足を
からだごと、ぐいと引き ....
午前の陽が
空間に満ち満ちて 
こぼれそう

木々の緑に
この陽光は 留まり
深い瞑想の光合成が
効率よく 静かに浸透して
一葉は重く 沈む

地球の裏側で
ラプラタ川のほとりで ....
{ルビ鈍色=にびいろ}に濁るかつての青空
そっと思い出してみて
君の笑顔はそこに在る

見つけたものは、既に死んでて
どうしようもない現実に、
涙はどうせ流れては来ない

鈍色が私の銀 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15814)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
休みたい- 山崎 風 ...自由詩807-9-8
筒状の各々の夜- アハウ自由詩107-9-8
Image- 瀬田行生自由詩807-9-8
冬のミラノ- 智鶴自由詩6*07-9-8
帽子屋の夜は雨降り- 朽木 裕自由詩4*07-9-7
不安定な立場- 森下 流 ...自由詩1*07-9-7
どうしようもない私だから- 明楽自由詩107-9-7
夏よさようなら- ふるる自由詩9*07-9-7
不器用のむこうがわ。- 哀詩自由詩4*07-9-7
昔ある所に城がありました。- ペポパン ...自由詩5*07-9-7
おれも女に生まれたら、ワンピース着てみたいな- わら自由詩27*07-9-7
おくられた影法師(月が輝く大地へ。たぶん愛をこめて)- 空雪自由詩8*07-9-6
青い心- シュガー ...自由詩1*07-9-6
循環する夏のぷろぺら- 佐野権太自由詩9*07-9-6
1_g_の_マトンにかける夢- プル式自由詩3*07-9-6
さよなら- まりも自由詩4*07-9-6
忘れたくないから- たりぽん ...自由詩1107-9-6
ゼリービーンズ- 渡 ひろ ...自由詩10*07-9-5
赤いパーツ- 森下 流 ...自由詩2*07-9-5
秋のぶらんこ- 石瀬琳々自由詩33*07-9-5
夜明け- 未有花自由詩9*07-9-5
ごめんね- 北大路京 ...自由詩23*07-9-5
水面の棒- 砂木自由詩9*07-9-5
出発どきの黄昏- 瀬田行生自由詩607-9-5
魔法- 鈴鈴自由詩5*07-9-4
ライト、ライト、ライト、- 千波 一 ...自由詩6*07-9-4
初めて宇宙を見た夜- ぽえむ君自由詩17*07-9-4
夏のあとがき- 佐野権太自由詩28*07-9-4
秋が・・・ラプラタの詩人へ- アハウ自由詩607-9-4
鈍色が私の銀色- 桜木 ハ ...自由詩407-9-4

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