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おもいうかべる


予感をくすねて
疲れたようにたおれる
肌のあかり 縛られたままで
暗い食事の時間を知る


軽くみすえる
秒針と影の空気
まっすぐに近づくほど信じられる
 ....
耳が動いて
ふゆの知らせ
どこもかしこも
なんの匂いもない
白い犬並んで
黒い犬と並んで


でかけながら
遠ざかる 町
みどりの橋のほうで
あるく人はどこへ
しるしを付けて
 ....
そと は
つめたくよどみ
暗い

十一時十五分

ガラスのくもりを 手で拭う
駐車場で
           内側から
外側の色彩はさびしい
点滅する蛍光灯
ペンキの剥げた看板『 ....
濃縮されかけ
広かった
集合のあとのゆうべ
くらむ
景色と
寒さのなかに
伸びる指先の
ひどく ながい
影の はやくとどけ
のりものにのるから

てのひらの
離れないと
しる ....
都合をつけたならば

このまま

流れましょう

雪も灰もことりも みな

くぎを打っています

消えない

かおりに

つつむ場所があるなら

時刻までに

ふる ....
恋月 ぴのさんの根岸 薫さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
折れぬ指先- 根岸 薫自由詩3*12-5-29
手紙- 根岸 薫自由詩4*12-2-7
ああるえくうすせぶむ- 根岸 薫自由詩4*11-12-24
ねずみ- 根岸 薫自由詩2*11-11-25
くれないの中でいつまでか- 根岸 薫自由詩4*11-11-20

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