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半身を傾けて右足の声を聞きながら
私は君が勧める歌を口ずさむよ

壁は乾いた笑いをむけ
白に囲まれた暖色の夜を待ち
私の青色が足りなくなれば
風をなでる横顔を
塗りつけておくように
人 ....
レンズ越しに見える葬列
蛙の鳴き声に包まれて

猫背のわたしは
足跡のない欠けた部屋にいる
栗の木が窓の方へ手をのばして握手を求めるけど
押し出してくる風のせいにして逃げ出した

さっ ....
恋月 ぴのさんの佐藤章子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やわらかなこえ- 佐藤章子自由詩511-12-23
火葬- 佐藤章子自由詩709-9-25

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