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無数の車が海になだれ込んでいた
カプチーノの氾濫
暴走した都会
エス、ケープとカレーション
・涅槃・・
ちりちりと水位が増す
いつか髪は乾かないときがきて
それで ....
――宇宙売春要素、エピキュリアン
青灰色の髪を咬む黒髪の青年
座標に跨がって卑しく腰を揺らし
衣服のように人をまとって
名前を上書きする 季節
コンソールに散らばった
虹の粉はいつ ....
{引用=カンバンです
お花しまいますよ
いいんですか
いくら駅前の喫煙所が近いからって
こんな花屋に居座ることないじゃないですか
これ どうぞ
なんですか
花です
はあ
....
砂にはまったヒールがおかえりと叫んだ。父親の浚われたあしを探す髪はただいまとうすく笑った。むかしから、彼女の大切なものはすべて海に溶けてしまったけれど、きらいなものは削れ丸くなることなく居座り続け ....
冷たい夜のドーナツのかおり
ピグマリオン
標識に巻かれたタオル
一 MODEL
魚の切り身が泳いでる (ふかく(
責任のない情報のマグロ (螺旋階段(
回遊 ....
賢い人は相手にわかりやすく話すという。小難しい言葉を振りかざすことなく、意見を述べるという。これについて、正論だとわたしは思う。話しはいくらか飛躍的になるが、人はわざわざムードを作らずとも ....
みずうみへ
冷蔵庫から取り出した氷たちを口いっぱいにつめこんで走った
夏休みのティーンエイジャーはただただ暇だったのである
ウェディングドレスは溶けだし足手まとい管理職就任
主人はストーカ ....
水槽をぶん殴る女の子
届きもしない 白百合の揺籃
録音された声が漂う館内
あの子の死んだ声帯
―――わたしの髪は鉛のように重い
――どうかどうか泣かないでいて
―いまから眠る/共犯者で ....
棺の風呂で呼吸をする
革命児がうまれた 分娩室
「着床したころが懐かしいね」
「枕もとにクッキーを置いて夢をみた人のことも」
直に循環アダプターと排水溝は痩せるのだろう
タナトス ....
神様に誓うことはしない
私の最愛の人に キスをしても
約束を守る自信はなく
不安定な平均台の上で 手を繋ぐこと以上に
足の置き場も 君の心の在り処もわからない
ただ空や海や木々 鳥と ....
舐められた爪を切る。指を銜えられて人の喉を触っても、引き抜くことはできなかった。喉仏を裏から触れられるまで長い爪だったらいい。指から出た精液を止めるように爪先をスクエアオフに切り取 ....
そこは双子みたいな景色です。ふたつの目は重なりません。 は、しかし孕んだり孕ませたりして遊びました。性別なんてありません。丸くて四本の腕があり、細くて立てない足が四つあり、包めない髪がいくつか存在 ....
左手の薬指が赤く腫れたのは
とても気がかりだった。
ひろい花畑でパズル
800ピースと空の絵柄
ドアは部屋に続く穴であり
隠れ家であり逃げ道であり
泣き場だった気もしま ....
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(13)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
ウォーター、追憶する
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ayano
自由詩
6
12-5-4
青の軌跡
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ayano
自由詩
4*
12-3-12
閉店した花屋
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ayano
自由詩
4
12-1-1
空の子ハイヒールは海に溶けぬ
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ayano
自由詩
3
11-11-13
小詩集_逆ガル翼
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ayano
自由詩
2
11-10-30
You'll_see._(今にわかる。)
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ayano
自由詩
3
11-8-21
ユニヴェールを探して
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ayano
自由詩
4*
11-8-14
夏の水葬館
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ayano
自由詩
8
11-6-11
双子の致死量
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ayano
自由詩
9
11-4-19
満而不溢
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ayano
自由詩
3
11-1-24
アンビバレンス
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ayano
自由詩
4
11-1-22
幽婉で華奢な迷子
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ayano
自由詩
5+
11-1-9
回帰する光のブレーキ
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ayano
自由詩
4*
11-1-4
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