すべてのおすすめ
天国に一番近い場所と言う名の屋上で
翼の如く両腕伸ばしてみたりする
9番目の素数は23 逆数の循環節は22桁
次の素数までの差 あと6つのリズムでセレナーデ
ところで天ぷらのぷらって何ですか
 ....
愛情のひとつまみ
塩をふたつまみ
今日もあなたは笑顔で笑う
切符を握った手が濡れてきたから
てのひらを上に向けて解放してやった
そうしたら切符は川になって
行き先はすっかり見えなくなっていた

川は
僕だけが感じる速度で流れ
薬指、から滝 ....
雨音はうるさく感じない。

胎内にいた頃の音に似ているのだろうか。

本を片手に聞き流すラジオのように

傍らでそっと邪魔をせずに正座している。




垂直に降る水の簾をかい ....
この花を咲かせないために
この雨を止ませないために
背中合わせのぬくもりを
打ち消すために
吹く風のような
思えばどれもこれもが
規格の怪しいものさしばかりだ
醜悪きわまりない視力だ
なあ、太陽には愛がある
そう思わないか?
太陽がもし熱いのなら
俺の心は冷たいんだろうな
この世界を構築してい ....
よこでちいさないきがする
とてもちいさな それ

そのひそのひ おんていが かわる
ふしぎな これ
心を正方形に切って
飛行機を作った

前を歩くあの人の背中に飛ばす

飛行機は心臓の裏側に
ピンポイントで突き刺さった

彼は気付かない様子で前を歩く


突然立ち止まり
背中 ....
宵月が、点滅する
熟したサンドウィッチに齧り付く、君の90°は
壊れる「僕、遠視だから」
頂を避けて、着信履歴、文明機器の縊れを
誘う「頬骨を、殺してよ」
後手に仇、蜜の様なバスルームで ....
何を失ったの?
何で失ったの?
何か忘れてるの
どうして?
どうして忘れたのかな
大切なものを失ったのに
大切なものを忘れてしまった

血塗られた心に
光はもう届かないかな
助けは ....
パクリのパクリの
パクリのパクリの
パクリのパクリの
パクリのパクリに
影響を今、受けています。
僕はとほうにくれている
手術のまえの十分間

いっぷん

         手を洗う    
             にふん
                足を洗う
        ....
一。

僕はにはかない重さなど無い
そう思うから
語りつくされることも
例えば僕が空に消えても
君は行方を見失ってしまう事も無いだろう
過去にいく事も未来に行く事も
記憶に残る事も忘れ ....
パサリと乾いた音がした



遠くに何かが有るのだろうが
僕にはそれが何なのかは見えない
夜中の公園のような気もするし
昼間のようなな気もする
それは随分と昔に見たような
初めて見る ....
声にならなかった
あらん限りの力を込めたはずなのに

例えばそれは
孤島に取り残されたおとこがひとり
遥か水平線に見え隠れする
船影を
蜃気楼だとはなから諦めているかのように

もし ....
洒落たカフェを借り切って開かれた
長い付き合いになる友人の結婚披露宴の席で
禁酒中のチナスキーは溜め息をついている
生ハムをかじっては水を飲む

祝辞を読んだ
新郎との付き合いの年数を数え ....
夢を見た。
胡蝶の夢ならぬ、夢なのか、現実なのか、区別のつかない夢を見た。
彼は、夢の中で、花を喰らっていた。
何かの為に、必死に、花を喰っていた。
いつかその花に、喰われてしまえ ....
いつか来るその日のために
わたしはあなたに笑いつづける
楽しそうに笑っていると
呆れて見てくれたらそれでいい


いつか来るさよならのために
靴を履く準備をしておく
泣かないで歩け ....
八月はしづかに
葉先からくれないに燃え
白い節くれだった骨になる
そのつつましさの中に
芽吹こうとする強い意志を隠しもっている
漂流する鳥たちは
わずかの間のよすがを求め
自らの骨のゆめ ....
二十歳の黒髪のような、
ブルックリン橋から、曙橋を繋ぐ空が、
未踏の朝焼けを浴びてから、
青く剥落して、雨は降ることを拒絶した。
とりどりの青さを、さらに青く波打って、
空は、傘を持たずに、 ....
                070913



ぼん ぼん ぼん
ぽろろん ぽろろん ぼろろんろん
ぼろぼろ ぼろろん ぼろろんぼん
ボボボボ ボボボボ ボボボホボボ
ふーふる ふ ....
ちょっとだけ
前向きな自分
ちょっとだけ
頑張ってる自分
そんな自分を
好きと思える自分

ちいさなしあわせ
仮眠のつもりが中途半端な時刻に起きてしまった
私を迎えてくれたのは激しい頭痛
朝に降る雨のようにしばらく止まない予感を孕ませながら

私はもうどこへも行かないから
望みどおりに寝かせ ....
ロメオの心臓を鷲掴みにして
握りつぶしたら
明日は雨が降るだろうか

メイドインチャイナのフォーチューンクッキー
流し込む薄い珈琲

あの子の事を好きなのは、
可愛い声でギターフリッ ....
いだいてくれていた
ちからがぬけていく
だれのまえにもでない
ねいろで
いとしさで
ふさいでいてくれていた

もういいよ
めをかくしてくれていた
いじのわるいてが
なきむしのように ....
          水に挿した青磁器を彩る

          切り裂かれた花々たちが

          私に{ルビ現在=いま}の終わりを告げる

          過去の栄華を断 ....
ぼくはぼくという世界の中で
毎日を過ごしている

きっと今日すれ違ったきみは
きみという世界の中で生きている

またね
と告げてわかれた花に
再び出会うことはない

久しぶり
と ....
たっぷりとあふれんばかりに
湛えて
零さないように歩くアナタの
《ブンサイ》がウラヤマシクて
一滴の飛沫さえと
舌をのばしてもとどかず
しかたがないので
自らもとめようと
行間のふちに ....
溶け出した日々の力は
透明な糸巻きに絡め取られ
季節の風景を作る
色の音は季節ごとに変わり
風を数えながら進む
比べたくなるものがある
幸せの度合いとか
それぞれの人生のありようとか

ひとと比べることで見いだせるものとは

柱に刻まれた幾筋かの古傷は
生を授かった証であり
輝ける未来への歓声で ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
天国に一番近い場所- 榊 慧自由詩4*07-9-17
早路に恋味- プル式自由詩6*07-9-17
夕立の語源- Rin K自由詩29*07-9-17
ゆうやけ- こうや自由詩2*07-9-16
約束- アイバ  ...自由詩307-9-16
- チグトセ自由詩2*07-9-16
いむねり。- 長谷川智 ...自由詩4*07-9-16
飛行機- 宮市菜央自由詩8*07-9-16
why.- 自由詩2*07-9-15
喪失- 桜木 ハ ...自由詩2+07-9-15
オリジナル- udegeuneru自由詩7+07-9-15
___僕はとほうにくれている- 紅山「そ ...自由詩307-9-15
十の取り残された意識- プル式自由詩5*07-9-15
淡き明日に月が昇りて- プル式自由詩3*07-9-15
- 恋月 ぴ ...自由詩31*07-9-14
いいから酔えよ、チナスキー- 楢山孝介自由詩7*07-9-14
パラドックス- 榊 慧自由詩207-9-14
勝手- 唐草フウ自由詩12*07-9-14
螺旋- ワタナベ自由詩2007-9-14
夕暮れの光景の彼方から- 前田ふむ ...自由詩18*07-9-14
美しかった国- あおば自由詩6*07-9-13
ちいさなしあわせ- 優羽自由詩7*07-9-13
たゆたい- 宮市菜央自由詩3*07-9-13
メイドインマイブレイン- 虹村 凌自由詩2*07-9-13
とべ- 砂木自由詩14*07-9-13
花葬- 渡 ひろ ...自由詩8*07-9-13
それでもぼくはぼくという世界の中に- 夕焼け空自由詩9*07-9-12
Webからのインスパイア- 渡 ひろ ...自由詩5*07-9-12
二度と今日に帰ることはない。- プル式自由詩5*07-9-12
- 恋月 ぴ ...自由詩31*07-9-11

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