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それは眠る事さえ制限した作業が
淡々と始まる予兆に過ぎなかった

バックアップと復元と言う単純な作業を
待ち受ける時間にどれだけ時代が動いたのか
例えば ....
万里の長城の城壁を全て絵で埋める計画がある
という嘘を
昔、画家志望の少女に吹き込んだ

少女は膨大な時間を費やし
ありとあらゆる美術技法を身につけて
そんな嘘などすっかり忘れていた僕 ....
ほら ごらん
腕を組んで 笑ってる


虫が
木々が
人や
鳥が
一つの星の上で 暮らしてる



人生は "いつも一緒"じゃなくって
どんな時も 
 ....
夜の海は感情を押し殺し
皮肉を投げかける
それを皮肉と気づかない
ゆるされたような
気持ちにさえなっている
やさしさと取り違えて
心を開け放した恋人たちは
無防備に抱き合う
今は何も知 ....
( 錆びた鉄筋を剥き出しにした、
 崩れかけた支柱が夕映えの空へと伸びる )

すでに蝕まれたコンクリートの構造物に滲みる、声

 絶間ない、呪いにも似たその響き )))
 おそらく、何ら ....
ささやかな我が家は
海風を松林がさえぎる
小さなキャンプ場に
僕と君の子供の手で建てた

細引きはしっかり引っ張ってとか
ペグは斜めに打ち込んでとか
入り口の向きの決め方とか
寝心地の ....
  あなたのまえでわ あたしはうさぎ

  どんなちいさなひとことだって

  このミミにびんかんにひびいてしまうから

  きずついたり しあわせだったり

  おちこんだり ....
ヨレヨレながら
ここまで歩いてきた

そりゃ呑んだくれて
暴れる日も愚痴りつくす日もあったが

それなりに足場を固めつつ
ここまで来たのだと思っていたけれど

今となっては
足元は ....
毒が溢れ出していた、
   動脈を流れるように
鼓動を鳴らしながら、
   溢れていた
それはとても黒い色をしている筈だ
そうでなければモノクロの世界だ
(僕には関係ない)


そう ....
滴る血潮からは
羽を持つ馬と


赤い花が生まれた


『母の日のメデューサ』



母にとって
父の面影を落とす私は
恐怖の塊でした

父が何をしたのか
母がどんな目 ....
 支離滅裂な時代
 人の足跡が残っていない場所などない
 ありきたりな人生を
 嘆いたりふざけたり
 ふいに気付くあなたのやさしさ

 大それた夢は見ないことにした
 夕闇に浮かぶ月 ....
 
微生物くらいまで
小さくなれば、
君の一粒の涙も
大きくなるだろうか。
 
砂浜で寝そべる、
波の一つ一つに違いはない。
微生物になれば
波に成れるだろうか。
 
 
その ....
がんばろう
苦しんでいるのは
自分一人だけじゃないんだ
苦しいと言っているだけじゃ
一つも解決しないんだ
何かしなくちゃ
何も始まらないんだ

がんばろう
辛いと言いたいのは
自分 ....
服買いに行ったつもりが ウクレレ買っちゃった

なんて 君は照れ笑いしながら

買ってきたウクレレ ポロンと鳴らす

知らなかったよ 君がウクレレ弾けるなんて

ポロン ポロン ポロロ ....
プレハブの 
休憩室の入り口に 
日中の仕事で汚れた作業着が 
洗ってハンガーにかけてある 

ドアの上から照らす電球の 
茶色いひかりにそめられて 
干されたまま 
夜風にゆられる作 ....
ある日の{ルビ些細=ささい}な出来事で 
仲良しだった 
AさんはBさんの陰口を 
BさんはAさんの陰口を 
別々にぼくの耳は聞いていた 

夕暮れの 
空気のはりつめた部屋に 
Aさ ....
全てを

全てを白紙に出来たなら

頭痛の晴れない日中を
捨て去り忘れて眠れるのにね


目が合って

すぐに逸らして何事も
無かったように振る舞えば

報わぬ恋は夢物語


簡単に拭えない

築いた ....
過ぎ去りし
思い出を
風が運ぶ
急ぎ足の
春を乗せて
‐  
斜影に射した
春の日差しが
匂い立つ華の香りを
引き立てる
‐  
田の畦に咲く
タンポポの
黄色に
命輝 ....
戦争を終わらせていく
疲れた瞼を押してでも洗った
展望を転がしてでも
果たさなければならないことを
鼓動で作り上げた

不意に浅く刺さってくるものと対峙する
埃を拾い集めている
子供た ....
君に、伝えたい

伝えたくて 伝えたくて

うずうずしてる


でも こんなこと言ったら

笑ってくれるかな?

困らせちゃうかな?


君への想い 打ち明けた ....
朗々と響きわたる


近代文学の子守唄


木漏れ陽の差す教室


初夏の午睡の時間


嬉々とした休講の掲示


なくしてしまったカレッジ・リング


合コンとい ....
智慧乃実の凹凸は
円い孔に嵌ると
憧憬の内に何百倍と膨らみ
何時か原型さえ支配するかと思われる


熟れたアーモンドは皆
障害無く通過する為の
放射線を刻み潤滑油を纏いて
孔を墜ちて ....
絹のような糸を編み
かざした月光下
浮かび上がる紡ぎは
運命を掬う


闇に差し出した孤独
降り注ぐ雫は
伝うことを忘れて
刹那を反射させていく

命を織り
月の淡さをたぐりよせ
揺れる生糸
そよぐ星 ....
見ろ
あれが孤高の星だ

ちらり ちらり

銀河から随分離れ
淋しいところではあるけれど
暗がりにこうこうと輝いているではないか

僕は屋根の上に寝転んで
呼吸をする

 ....
私は朝からずっと観覧車に乗っています
同じところをぐるぐるぐるぐると
朝からずっと回っています

病室の窓からは
あの人がこの観覧車を見ています
そして時折絵筆を取り出しては
 ....
パンドラの箱だったのか定かではない

黒い魔法の小箱の扉を開けてしまった
目新しい冒険談のまっただ中をうろうろ
見る物聴くものうきうき楽しくって
実体験しなくても経験値が倍増していく
 ....
たとえばだれかのこうふくが
だれかのふこうのうえにあるとしたら
それはとてもかなしいことかもしれません
そのかなしみもまた
だれかのよろこびのかてになっていて
だとしたらとてもふくざ ....
彼女は死んでいる
悲しくはない
はじめから光などなかった 
彼女は死んでいた はじめから
なにもかもが闇だった 
なにもかもが星でも なにもかもが糞でも同じことだ
彼女は包んで欲しいと言う ....
過ごしやすい何かになりました
きっとそんなに悪いものでもなかったと信じています
あなたへ発せられた
中途半端に重力のかかった小言を忘れないで下さい

それはいつまでも
わたしの中できゅんき ....
何かが芽吹き
何かが産れる
何かが始まる
何かが動いた

魔法使いの呪文
水玉模様の服装
地を這ううなり声
そこはもう別天地

競い合うのは
もう止めよう
自分のペースでいい
 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16259)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
リカバリ- 松本 卓 ...自由詩107-5-30
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