すべてのおすすめ
 

何時の頃からか詩が化けている
病身の助けになればと書いてみた
介護詩は気味の悪い怪語詩に
看護詩はよく解らない漢語詩に
理学療法詩はまさかの自爆消防詩だ
イガ栗養蜂詩になりたいと打 ....
謙虚な君 主張する自己を脇に置き

傾ける耳の側に 妖精を瞬きと共に見る

 乾燥した晴れの海に沿う アスファルトの道で謙虚な君を初めて合致する出逢いをした

 私は私を主張する自己を真ん ....
静かに腰を下ろす 吐息のような暖かい風

風使いは風伯の子供

神に習い 風を吹かす 意味を込めた透明のキャンパスに釘を打つ阿吽

日差しを素直に浴びた 褪せたカーテンは
風使いの遊戯相 ....
やまびこの遠く澄み渡るを聴く。この連嶺の偉大さよ。
夏にいまだ白く残る雪を携えて、今、この世界に君臨する。
比類なき荘厳。重厚な交響楽。
私はただその頂にて感嘆し、言葉を失う。

母なる ....
今、私の見ている夜空をあなたもきっと見ているでしょう。
それはなんと素敵な事なのでしょう。
遥かな時を超えて今輝きを放っているこの星々は、
私とあなたの魂の結びつきを担っているのです。

 ....
まくらを抱えてすみっこへ
あざだらけの脳みそを抱きこんで
痛む歯を舌で舐めている

でもあたしは愛されている
覚えていないくらいむかし
あたしはだれかにキスされたから
歯が全部溶けて ....
 まっピンクゴール裏
 アジアチャンピオンズリーグ決勝トーナメント一回戦一発勝負
 ダービーの息はずっと過呼吸
 おぉ バモス セレッソ
 セレッソ セレッソ バモス セレッソ
 おっおっお ....
あの現代詩は
約250年前から高い品質と
こだわりの発想で愛されている現代詩です。
改稿を重ね磨き抜かれた言葉と強めの毒で
すっきりとした爽快な読後を味わえます。

この現代詩は
こんが ....
忘れ去られた庭に
突き刺さる太陽の痛み
去年の夏のひまわりのお墓
誰に知られることもなく

なつかしい小鳥たちも
黒い森へと帰っていった
この庭を愛した人も
閉ざされた扉の向こうに眠る
存在の肉



身体に備わった物質
肉には
心地よいか
心地悪いか、の
世界がある

肉は
その肉を保つために
食事を必要とする

肉は
欲望をまとい
裸を欲する
 ....
ここに
コンクリートの破片がある
砂と水を固めて
作られた人工の石たち

人が集う会館になり
公園の遊具になり
学校の名を刻む門となり
新しい道となり
駅となり
小さな島に架かる橋 ....
傷つく準備

傷つかない準備

私は傷つく準備のほうをとる

一人では生きてゆけないから

なんども分かったことだから

傷つく準備のほうをとるのだ

傷つく準備

傷つか ....
    台風の目の中で
    りんごの皮をむく
    なすがままに
    つらつらと

わたしの水筒は
風邪をこじらせて
夏がくる前に
しんでしまった
(ヒマワリのたねを四粒入れて
からからと振ってやる)
からん
からん
からん
からん
(あっけないほどのあ ....
曲線がマーブルに沿って腕を放り投げるように
湾を描く 描く

何色をもカウントし訓え 重ね叶える 想いの色才の芽生え 生き
生まれながらの 棘のない 美しい美しい 香りに伝う

光を身ごも ....
雷師の不完全燃焼の稲妻にさえ 鳥肌が立ち 怯える
五大四季の一つに 終わりを打つ 生温い稲妻の出し切らない感情

雷師の感情は こんなものではないと 滑稽な想いを抱く
雷師の心を久しく感じられ ....
酷い話だ
身内が横たわっていても
涙一つ出やしない

酷い話だ
悲しくならなければいけない
と自分で言い聞かせても
涙一つ出やしない

酷い話だ
死に顔をじっくり見ても
とて ....
あたしはしがないティーバッグ だれもあたいなんか見向きはしない
男に飲まれ味あわれて生きてきた 昔は跳ねっ返りなんて呼ばれてたっけ

あたいの味は出尽くしてしまったの 悲しいけれど もう恋もでき ....

けたたましい山羊の蹄が頭上を通過する
夕べの取引先からのメールが
全て獅子唐に変わっていた朝だ
二、三日前から不穏な空気が送電線を伝って来て
この朝の微睡みの中
それは形づいていったん ....
黄昏の街を駆けて行く影法師
眩暈にも似た既視感に
いつまでも立ち竦んでいた
きっと夜はまだ遠い

*

退屈な雨の午後
迷宮のような街を眺めていた
陰鬱な気持ちを弄ぶように
霧雨が ....
草原を照らす月を眺めていた グレイハウンドバスはバーモントの月に似合っているし
僕に煙草をおくれよ まだポケットに残ってる筈さ ねえ君

僕たちは広いこの世界を放浪してきた 旅の終わりはいまだに ....
小高い丘に立ち、眼前の大海原を見つめる二頭の馬。
風になびくたてがみで呼吸しつつ、何故お前らはそれほどに発汗する。
水平線が地球のほんの一部を露呈してはいるが、
それさえお前らの足元を脅かし ....
過ぎ行く風物の色合いに必死に溶け込もうとする人々。
たなびく雲がうすれゆく月を地球の裏側へ隠す。
四方に鋭白の輝きを放つ太陽が抒情の扉を閉ざす時、
ある志を持つ者はその心底に広がる大海原で出 ....
トーストセットを注文すると
今は春のキャンペーン期間中だそうで
赤い三角くじを引かされた
「お目出とうございます。当選です」
グラマラスなウェイトレスが言うには
姪っ子が一人当たったのだ ....
すきなひとのあとを、ついてあるく
ひとつ
ひとつの、ものごとを
手にとって
安全か、においを嗅いで
そのあとを、ついてあるくか考える
かわいい服を着ることをあきらめないで
な ....
寝息を立てる
わが子に思う
一生、そのまま
かわいい赤ちゃんのまま
わたしのそばを離れず
わたしを一番ひつようとし
憎まれ口もたたかず
ただ、ひたすらに
一生懸命たべ
一生懸命あそび ....
道端の芸術
速攻で回収
右脳に栄養
暗闇の文学
孤独な毒書
草原へ移動
逆光と逆説
心臓を創作
反感の売買
脈打つ数字
金属の性質
耳潰す静寂
派手な礼服
前菜と若鮎
言葉 ....
不幸な少年はバスに乗る 何処へも着かないバスに 最果ての街に行きたかった
月の無い夜に生まれた いつも夜を宿している 言葉を持たない

銀河の端っこから滑り落ちてきた魂だもの 空を見上げる
 ....
おいてきたものに
未練はない
きれいさっぱり
忘れるのみ

遠くに
海を見た坂道も
庭に置いてきたつるバラも
咲きかけていたリラも
つぼみだった
ラベンダーも

既に
季節は ....
真夏の夜に飲む
一杯の冷たい水で充分だ
想像力は限界を超え
はるか宇宙へと飛翔する
月は不気味に光っている
もうすぐ夜が明ける
星々も消え
やがて黄金の太陽も昇るだろう
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩人の孤独死- ただのみ ...自由詩31*13-7-6
謙虚な君- 朝焼彩茜 ...自由詩813-7-5
風使いと風伯- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-7-5
新たな道標- ヒヤシン ...自由詩7*13-7-4
夜の目覚め- ヒヤシン ...自由詩4*13-7-4
虫歯- はるな自由詩913-7-4
声は凱歌を歌う前に- 平瀬たか ...自由詩8*13-7-4
あの/この/その- 左屋百色自由詩9*13-7-4
忘れ去られた庭- めれんげ自由詩8*13-7-4
存在の肉- はなもと ...自由詩413-7-4
破片- そらの珊 ...自由詩18*13-7-4
傷つく準備- 吉岡ペペ ...自由詩913-7-4
つらつらと- 石田とわ自由詩11*13-7-4
夏の日めくり- 佐東自由詩10*13-7-4
色彩を描く- 朝焼彩茜 ...自由詩613-7-3
五大四季の中の雷師- 朝焼彩茜 ...自由詩313-7-3
酷い話- ……とあ ...自由詩20*13-7-3
ティーバッグの悲劇- 梅昆布茶自由詩1113-7-3
どろたぼう- 佐東自由詩9*13-7-3
ため息- 未有花自由詩24*13-7-3
草原の月- 梅昆布茶自由詩13*13-7-3
現代詩とは?- ヒヤシン ...自由詩7*13-7-2
疼きこそ、その時.- ヒヤシン ...自由詩5+*13-7-2
春のキャンペーン- 壮佑自由詩9*13-7-2
絶対に大人にならないこと!- はなもと ...自由詩513-7-2
絶対に大人にならないこと!- 小原あき自由詩16*13-7-2
八月の機械- 左屋百色自由詩7*13-7-2
遠い声遠い部屋- 梅昆布茶自由詩613-7-2
おいてきた- Lucy自由詩13*13-7-1
断片- 渡辺亘自由詩613-7-1

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