すべてのおすすめ
次に接近するのは60才後半かな?
その次は90才近く?



そんなんで大丈夫?
って、
年季が入っているから
大丈夫なの。



衝突して
どちらかが消滅するま ....
あたし世界中を旅するの

大学病院小児科病棟の主
チエちゃんは言う

イチロウにやる!

僕と同い年の女の子
チエちゃんはいつも上から目線

僕は週に一度か二度
グリコのおまけを ....
化粧を落としても
わたしは見えない
そこには
皺と染みの増えた顔があるだけ

わたしはまだ
様々なことに怯え
かたかたと震える
小さな小さな
わたしだというのに

化粧を落として ....
(ボクめせん)


ボクね
けっこうはながきくんだ

あまいイチゴのにおいとか
けむたいたばこのにおいとか
くっさいオナラのにおいなんかも
すぐにわかるんだ
かあさんはいつも
 ....
冬の透明で静かな風と共に
奴らはやって来た
この世界に存在する
あらゆる現代詩を見つけ次第
容赦無く始末する謎の集団
その名も現代詩バスターズ
今のところ奴らの目的は不明
昨日も
ある ....
今日の仕事

朝のコーヒー店
陽の明るさ
部屋に立ち
診療所の
コーヒー店
九時半に来て
準備して
私達の仕事
これからだ。
ススキが風にゆれる狭い道の際に
錆びた譜面台が立っていた
譜面の代わりに
たっぷり枯れ葉を置いて
クスクス笑いながら先を行く

気がつくと
辺りはモノクロになっていて
鉄条網に囲まれた ....
悪いことをしたわけじゃない
好きな人の名前を言っただけ

大切なものを大切だと
この自分と永遠に不可分なものがあるのだと
これはもうひとつの塊なのだと
無理やり取り去ればそれは切除では ....
ひとはそれぞれの色を持つ
混ざるもの混ざらないもの

それぞれの色がキャンバスのうえで混じったり混ざらなかったり
様々な色調とタッチでそれぞれの場所を見つけて収まりひとつの風景をなす

そ ....
   透明な空に
   透明な鳥が
   飛んでいる

   草を蹴って
   跳ねる子供が
   捕まえようと
   手を伸ばす

   晴れた空は入口
   空想の世界への入口 ....
昔とおんなじだったというのは
本当には少し違っていて

こうだったら良かったのにって
ふたりだった



会えば楽しいけれど
別れたとたんどっと疲れたり、

約束して ....
散り敷かれた落葉に半ば埋もれかけている公園のベンチが私に語る。
この人間の抜け殻のような落葉達のお陰で私は寒さをしのげるのだ、と。
お前はお前のその心を寒さから守ってくれるものを持っているか、と。 ....
叔母さんが亡くなった
いとこが
「顔も見てやって」と
お棺のふたを開けてくれる
御顔を覗くと
少しも苦しそうでないので
ホッとして
「おばさん」て小さい声で言って

お葬式には少し慣 ....
時折 挫折します

嘘です

いつでも挫折しています

そのうち挫折があたりまえ

嗚呼 挫折こそわが人生わが歌

骨折も痛いが

挫折も痛いああ痛い

坐骨神経痛を略 ....
「今」という車窓から 地球を覗き込むと、中心は相変わらず たぎっている
「まいど」という だれかの声は きっと 
腕時計型端末を耳に当てて 
 最新の黄昏方をしている 


黄砂も ....
ね、といって目を閉じた
静かにその翼を閉じるように
ね、あなたの見る夢のなかに
白い鳥、翼をひろげて飛んでいった
その羽ばたきがかすか、耳もとにくちづける


ね、あなたは今も孤独なのだ ....
信号機よ
なぜ
お前らは周りの状況を把握せずに信号を繰り出す

たとえ
お前らのいる交差点で死亡事故が起きようとも
お前らは
4機で微動だにできぬ死者を囲み
進めだの
注意しろだの
 ....
かすかな風は髪とタオルを揺らしただけだった
裸のまま 心のままで
僕は霧深き海を見下ろして立つ
愚かな自分を鏡に映す
冷え切ったからだにのこる温もりをさがしてみる
かつて確かにあったその感触を思い出してゆく

暖かい手を心に紡いでみる
たぶん忘れてはいない筈のことばを捜して
記憶を暖 ....
表情の少ない
甥と姪が泣いている
眼を腫らしてはにかんでいる

泣くことなど想像もつかなかった
山男の義兄が
もう少し生きて欲しかったと泣いている

葬儀の場は
涙の大きなプールで
 ....
懐かしむ 振り返る過去が増えてくる
決してしがみつくものはなく 黄昏は生まれながらにもっている

私の夕刻の風

四季の問わない八方へ広がる 無菌空間の感情
誰にも晒されない 寂しさをずら ....
ほんとうをひとつ石のしたに埋めた
約束をひとつ鏡の裏にかくした

退屈がちょっと窓からのぞいた
懸命がぼくのしりをたたいた

月は宙ぶらりんで柳のしたを通りがかった
杜甫と李白がちいさな ....
時を経て散り行く枯れ葉

地に落ちろうとする姿は

その間際まで心奪う様に

我を忘れる程の美しさを

見せ付けては舞い落ちる

少しの風にひらひら落ち

強い風にも優雅に落ち ....
テレンバッハは言う
われわれは
かおりに気づくことによって
雰囲気に関与していると

ブラザーアンドレは知っていた
やさしい愛撫が苦痛を和らげ
人々を助ける
奇跡を起こすことを

 ....
あなたを指した指に
刺されたあなたの
痛みが刺さり

腕を駆け
胸に針刺し
脳にとどまり
壊れた羅針盤で
/これがこの詩の一行目ではない
壊れた羅針盤で一針一針丁寧に縫い付け
詩人の口を塞ぐ
孤独を売りさばき建てられた黒い城
その地下室で真昼に暗殺された
一羽の青い鳥に対し何を ....
時空のゆらぎを感じて漂う心情。
ある時は旅情となり、またある時は慕情となる。
孤独に縁どられた私の過去の墓標の前には、
今はもう懐かしさを感じさせるものばかりが並んでいる。

私が嫉妬を ....
お気に入りの女の子の鷲鼻
久しぶりに若かった頃を思い出す

呼吸で濡れて
すべて思い通りになると思った
その瞬間をほんのフタツキだけ味わって

永遠と思われた群れない日々は
貴女よ
 ....
箸が並んでいます
きれいに連なって並んでいます
じいっと
待っているのです

箸が並んでいます
もう
ここには帰ってこないのです
        かなしみが
        かなしみが
        ふってくる
        
        おともなく
        
        しずけさに
 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
彗星- 鵜飼千代 ...自由詩17*13-11-23
グリコのおまけ- ichirou自由詩10*13-11-22
仮面- 小原あき自由詩9*13-11-22
におい- hiroto22自由詩6*13-11-22
現代詩バスターズ- 左屋百色自由詩10*13-11-22
今日の仕事- 生田 稔自由詩413-11-22
有意義な時間- ichirou自由詩213-11-21
罪悪感でいなくなれるよ- クナリ自由詩7*13-11-21
colors- 梅昆布茶自由詩1213-11-21
霊感の鳥- まーつん自由詩9*13-11-21
あのね- 鵜飼千代 ...自由詩14*13-11-21
冬に立つ- ヒヤシン ...自由詩9*13-11-21
お葬式- Lucy自由詩16*13-11-20
挫折の人- ただのみ ...自由詩23*13-11-20
世界の半分に捧げる歌- るるりら自由詩19*13-11-20
白い鳥、飛んでいった- 石瀬琳々自由詩12*13-11-20
信号機に化体される無情- ichirou自由詩413-11-19
露天風呂- Neutral自由詩313-11-19
ただこころのなかで- 梅昆布茶自由詩1113-11-19
葬式- ……とあ ...自由詩22*13-11-19
懐かしむ風- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-11-19
そんな花見- 梅昆布茶自由詩1813-11-18
落葉・・・- tamami自由詩913-11-18
きっと言葉でも感じ合える- ichirou自由詩413-11-18
人差し指- イナエ自由詩9*13-11-18
くちばしに- 左屋百色自由詩10*13-11-18
幸福のゆらぎ- ヒヤシン ...自由詩9*13-11-18
サウザンハーベスト- コバーン自由詩313-11-18
- 乱太郎自由詩2213-11-18
おとのないよるに- 石田とわ自由詩14*13-11-18

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