すべてのおすすめ
夜を歩く

夜を軽く

ひとりで歩く

ふたりは軽く

外灯は真っ白

雲は虹色

月は金色

あたまは薔薇


恋人の息子を

殴る

そんなじぶんを

 ....
輪ゴムのように生きろ
小さい頃から父に
ずっと言われ続けてきた
その父も祖父から
ずっと言われ続けてきたらしい

輪ゴムのような生き方って
どんな生き方なんだろう
伸びたり縮んだり
 ....
それ ちがうと
おもう ぼくは
わかりあうために
かくんじゃないんだ
それだけは わかる
探し物をしていたら
押入れの奥から出てきた
学生時代のルーズリーフ
こんなものがこんなところに
物理のノートだろうか
数式やらグラフやら
長々とした漢字による専門用語やら
今では何が書か ....
残念ながら
愛はもうどこにもないので
地球外生物を探しに
旅に出るしかないのかもしれません
地球外生物にはきっと愛がある
地球内生物には愛なんかない
いくらひび割れた心をくっつけようとした ....
小さな埠頭に飾られた
裸婦像のデッサンは
優しい夜を映していて
僕はそれを見るのが好きだった

そのデッサンには
味のしない名前がついていて
僕が生まれてから死ぬまでの間に
たった三人 ....
一人ぼっちだ
花々の中で

麦畑を風が渡って
そこに点在するポピーは
そのひとつひとつが
恋で

黄色と赤の美しい翼を持った小鳥が
巡礼道の真ん中で風に吹 ....
美しい旋律
力強い低音
心が洗れる
神聖なる音

楽しく毎日
全てが順調だ
何も心配する事はない
話はそれだけかい?

全ては気持ちの持ち方
全ては同じ1日
全ては笑顔
全て ....
古い日記の頁を{ルビ捲=めく}ると 
遠い昨日へ 
葬られた{ルビ女=ひと}の名前 

( 霞の向こうに立つ、その人影 ) 

左手首に巻いていた 
あの日の腕時計は 
いつのまに、{ ....
揺れる電灯を
膝立ちのままで、消す
扇風機からの人工が
生々しく
私の頬を通り過ぎる
 
茶色い光の下
飛び交う光がある
テレビを消してみた
全く
見えなくなって、しまった
 
 ....
すやすやと

安らかな寝息を立てる

ちいさなちいさな背中



このちいさな背中に

どれだけの重荷を

背負わせてしまったんだろう



たくさんの痛みに耐えて ....
にちようびが
しゃらしゃらとやってきた

とろとろしてたぼくは
もそもそして
ぽやぽやして
むしゃむしゃして
またとろとろした

それからすこし
かなしいゆめをみたぼくは
めそめ ....
なんでこんなに苦しいんだろう

ふうっと息をゆっくり吐いて
何事もなかったように
凛然として前をむく

まなざしは遠くを見つめ
キッとむすんだ唇
力が入ってしまう肩

ヤセ我慢をつ ....
飛び立つ鳥のかたちの木と
降り立つ鳥のかたちの木とが
風のなかでとなりあい
はばたきと狩りを語りあう


常にどこかにいる冬と
めぐりつづけるものらとの
軋轢の色とかけらが ....
あの日。
あなたと出会った日。
頑張っているあなたの姿を見てときめいたのは、
だだの迷いだったのかな。

あの時。
あなたに声かけた時。
どうしても「お疲れ様」言いたくて引き止めたのは、 ....
優しいことば
耳をなでで
風に乗って
君の唇まで飛んでゆけ
アキコの場合も

どんな言葉言っても

すべて受け入れて

よけいに気持ち強くなっていった

おなじものを感じます


あれっていったいなんだろうね

正しいことがどうのこう ....
配られた答案用紙
並んだ難解な問題も
複雑な方程式で
幾つかの整数で回答できる

だというのにわたしは
まだ書けないのでいるのです
用紙の右上区切られた四角の中
使い慣れ ....
一つの仕事を片付けて
わずか数十分のお昼ご飯
さっと席を立って
次の仕事へと戻ってゆく
仕事の段取りを考えている中で
そのご飯についていた土の匂いに
あなたは気づいただろうか

毎日の ....
   生成のサウンドを折りたたんでゆく
          たそがれが訪れると
       にぶくなったひかりのなか
   夕刊を斜め読みする紙音だけが囁く
                 ....
今夜半過ぎ
関東から東海地方にかけて
優しいものが降り積もるでしょう
と、予報士は言った

翌朝
優しいものは降った様子だったけれど
予報どおりに積もってはいなかった

私たちは ....
好きだった男の背中に爪を立てた次の日

その男の妻が現れて私に平手打ちをした

ちょうど

仕事でミスをして上司にこっぴどく叱られた日

男に慰めてもらおうと男の帰りを待っていた時だっ ....
私たちは
雨の絵を描いたり
バケツに水をくんだり
シャワーから水を出してみたり
思いつく限りのことをしてみたけれど
先生はそうじゃないと言って
青空のはしっこをつかんで
そっとめくってみ ....
ハイ松の低く自生する
ゴロタ石の 登坂道

岩に付着した わずかな土を糧に
可憐に咲く 薄ピンクの高山植物

見上げれば
万年雪の雪渓

緑の絨毯と白い雪は
自らの領土を主張し
 ....
ふたりで
なわとびしながら笑い合って
僕たち
何 見てたかな

ふたりで探し当てて
確かめ合って
僕たち
何 見てたかな

フルムーン
満ちるたび
『愛してる』と言って
僕た ....
隣の席で
難解な数学の問題を
すらすらと解く彼が嫌いだった
無能な自分を見ていた
何でこんな複雑なものを
考え込むことなしに
さばいて見せるのだろう
その姿勢がどこか傲慢で
さらに彼を ....
白い光でスキャンされ
忘れていた癌がズキンとする
お母さんの両手から
ポオンと青空に放り投げられた開放感と孤独感
夕暮れの罪悪感
ランドセルの手触り
時が止まったせいで
古い記憶がジワリ ....
いつまでも変わらない
そんな優しい歌の話をしよう
夏の朝焼けの中で見た
あっという間に消えていった夢の歌
小指が触れるだけの
小さな思い出が
大きく膨らんでしまわない様に
小さな夢の話を ....
きみは激しく泣いていた
初めて背負う肉体の重さと、
もう止まることのない時間の速さに怯えて
予想もしていなかった祝福と、
手荒い歓迎の痛みに驚いて
きみは激しく泣きながら産まれてきた

 ....
その広い丘にはドアがあって
朽ちかけたドアだけが、ひとつ、あって
その横で佇んでいる、家族だった影が
心を裏返すほどにゆるしたかったものは
自分たちだけ
だった

 ドアを開けると道が広 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16259)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜を歩く- 吉岡ペペ ...自由詩607-6-25
輪ゴムのような生き方- ぽえむ君自由詩10*07-6-25
そろもん(伝達の話)__- みつべえ自由詩707-6-25
思い出ルーズリーフ- ぽえむ君自由詩11*07-6-25
地球内生物へのメッセージ- チアーヌ自由詩507-6-25
- おるふぇ自由詩807-6-25
小さい- 水在らあ ...自由詩37*07-6-25
パイプオルガン- ペポパン ...自由詩6*07-6-25
浜辺の女_- 服部 剛自由詩10*07-6-25
遭難- 山中 烏 ...自由詩1207-6-25
ちいさな背中_と_無力な両手- 宮本 心自由詩25*07-6-25
しゃらしゃら- 松本 涼自由詩707-6-25
体温- 渡 ひろ ...自由詩5*07-6-24
ノート(かたち_さざめき)- 木立 悟自由詩1207-6-24
花占い- 緋月 衣 ...自由詩6*07-6-24
優しいことば- 楓川スピ ...自由詩2*07-6-24
転送- 吉岡ペペ ...自由詩607-6-24
まだ書けない- 朝原 凪 ...自由詩507-6-24
ご飯についた土の匂い- ぽえむ君自由詩5*07-6-24
落日- 信天翁自由詩507-6-24
坂道- たもつ自由詩1607-6-24
女であるということ- yoshi自由詩707-6-24
先生- 小川 葉自由詩607-6-24
高山にて- アハウ自由詩707-6-24
フルムーン- 楓川スピ ...自由詩4*07-6-24
無能な自分- ぽえむ君自由詩16*07-6-24
ストロボが教えてくれたこと。- 結子自由詩407-6-24
海と夏と朝焼けの波- プル式自由詩6*07-6-24
今日、産まれたきみへ- Tsu-Yo自由詩8*07-6-24
停留所家族- 霜天自由詩707-6-24

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