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ふわり

つまむ

ふわり



ふたりがひとつに ....
osarusandes編集
cold milk

間違いのない歌を
歌うには
冷たい朝
牛乳を飲まなければ
屈伸をしなければならない

牧草
茅葺き屋根の家の前で
わたしは上半身 ....
        そら泳ぐあめんぼに
        なりたいと
        みあげるあおぞら
        すいすいと
        雲のなみまをぬってみる
         ....
 舌の部

<舌の根も乾かぬ内>
というのは
砂漠で口を開け放しにせぬ限り
また死後冷蔵でもされない限り
舌根部が乾くことはないのだから
唾液が分泌する間
つまり生ある間は ....
損か得かもわからない

疲れ終わったからだには

世間の香りが辛かった


諦めきれない思いより

あなたと繋がっていたかった

さびしい変態行為でも

あなたに見ていて欲し ....
嫌われたくないなら
好きにならなければいいね

貶されたくないなら
頑張らなければいいね

裏切られたくないなら
信じなければいいね

掌の上の宝物
全部捨ててしまえば
失わずに ....
太陽が戻った

もう ここに居るのは疲れたよと東へ流れ去って行く雨雲を見送れば

残していった渇いたため息が 風に変わる

うまく やり過ごした
のびのび体を開いて歩き出す
急げ ....
男性が声を殺して泣いている 大声を出して泣けない性に
もらい泣きをしてしまいそうだ

何があったかわからない遭遇に 色々あると
ただ通り過ぎる

性別に限らず どこかで誰かが泣いている 殺 ....
原稿用紙の裏の 自由帳
もう文字しか書けないけれど それが満足

私の意味はそれよ

好きな科目の中の愛 文字を生みたい もっと果てしなく深く

語り切れないという言い訳のトンネルに い ....
眠るたび
おとずれる
目覚めるたび
おとずれていた

あの日言えなかった
叫び
テレビドラマのように
決して
未来を予知することもなく誰かを助けることも出来ず
ただ
吐き出せなか ....
光を見つめる
自分のなかの
誰にも放てないもの

あなたからもらったものが
沢山たまっているんだもの

ゆっくりわらって欲しいんだいつもみたいに
そんなの問題じゃないから

あなた ....
適当に流さないで噛みしめること

爽やかにカリッとでもいいからとにかく流さないで

自分の実体験として受け止めたい

目を逸らさず血肉の経験となることを願って噛みしめるのだ


たと ....
気がつくと
幻影は去っている
残された静けさが
開放感と
自分であることの証しの取引が済んだことを
物語っている



 不思議なもので
 心の中から自由がきたとき
 彼は門の鍵 ....
  投げつけた白球が
  君に届く前に
  風にほどけて
  宙に舞うリボンになる

  草むらに転がって
  土のにおいを嗅ぐ
  俺はここから生まれた


  ミツバチの羽音が ....
  

  のばした指先の向こうに
  サクランボが揺れている
 
  それを
  掴むことができる

  噛み 食んで
  味わうことができる


  幸せが揺れている

 ....
涙がとまらないよ

どれだけこの世が淋しいところか知ってるよ

それをみんなに気づかれように

ふたりでありがとうって言葉見つけ出したよ

いっつもごめんな


幸福は状態じゃな ....
あなたのせい
と、言わないのは やさしさ
と、じぶんのおへそに
言い聞かせていた
けれど
これは プライド。
わたしがわたしでわたしの重みに耐えるため。

**

日付が変わる直前 ....
湿り気を帯びた水曜日の午後
回し忘れた回覧板の中で
『実りある都市計画~その概要』のパンフレットが
気まずい折り目をちらつかせながら
遅々として進まない事業の行く末を気に病んでいる

テー ....
雨編む朝は天邪鬼
いま忌む意味を遺書にして
嘘に倦んでは海に埋め
えにし選べず益を得ず
恩は怨へと惜しみなく

春は華やか白知の波乱
昼の日中に日照りの蛭か
古き深井戸腐の吹き溜ま ....
ちいさなころ
そだたなかった
相互理解のうえに
築かれる
友情という名の
つながりを
恋するあなたがいない場所でも
ひとりで
作っていけるように
なりたいと思う

足りない
足 ....
昔々の記憶辿りに いくつもの合格印を押された 自分自身に

振り返れば 優しい向かい風が顔を触る 
振り返れば 眩しい流れ星の中を泳ぐ

肯定の印の背骨をしゃんと伸ばす 見渡す見渡せない全て ....
二十六時の幻想協奏曲
メールの着信音はアフリカのサバンナ
飛行する
     (ここは何処でもない
      北極点から南十字星への瞬間移動)

       *

明日は三十四億年 ....
【 桜の散った街を往く 】

立ち止まるしかない 踏切では
たちどころに 遮断機がおりて
多くの人の思いが 通り過ぎる

伝えようとした言葉が
伝えられないときは
立ち止ま ....
      歯磨きを
      玄関のドアを
      シャンプーを
      あなたを

      ためらいはいつだって此処に在る






 ....
あんぱんとカレーパン

明日の食ぱんを買って

パン屋さんを出ると

とっても可愛い白くてパンのような女の子が

こんにちわとあいさつしながら入って行った

毎日ふわふわの出来たて ....
                130416




フェイスブックでもみんな書き込みをするようになりました
ネット解禁で【ジバン(地盤)、カンバン(看板)、カバン(鞄)】のフォントも工 ....
君の耳もとを吹き渡る無常の風を
僕もしっている
ただしそれは知ってしまえばとても優しい

すべての不条理は無常という雨のなかさ
積み残された問題のすべての回答がそこにある

降りしきる哀 ....
足柄山の中腹に
大きな栗の大木が
その巨木の瘤の中
蔓で編まれた黒い籠
籠の中には麻の布
布に包まれ赤子が一人
黒々とした髪を持ち
大きな体に漲(みなぎ)る精気

山の端,やまやま、 ....
僕たちは丘のうえのちいさな雲を思いだす
比企丘陵のなだらかな起伏のうえにそれはほっこり呼吸していた

風が窓辺を訪れて遥かな便りを伝えてゆくのだよ

荒川を挟んで大宮台地と対峙するかのように ....
桜の散り枯れた花びらが道端を汚していた

街道はツツジの赤や白に埋められて

木々は煙りのような新緑を纏い始めていた


移りゆくいのちの景色よ

あなたは無常ではない

私がい ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふわり- 鵜飼千代 ...自由詩15*13-4-20
冷たい牛乳- まきしむ自由詩413-4-20
あめんぼ- 石田とわ自由詩14*13-4-20
理屈に沿う解釈は屁理屈になり得るか- salco自由詩4*13-4-19
世間の香り- 吉岡ペペ ...自由詩713-4-19
相対希望論- 愛心自由詩513-4-19
単独行- ぎへいじ自由詩12*13-4-19
どこかで誰かが泣いている- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-4-19
自由帳- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-4-19
悪夢ちゃん- はなもと ...自由詩313-4-19
恐れを生きないで- 梅昆布茶自由詩1113-4-19
噛みしめる- 梅昆布茶自由詩913-4-18
青春- 乾 加津 ...自由詩8*13-4-18
グラウンドにて- まーつん自由詩8*13-4-18
サクランボ- まーつん自由詩813-4-18
幸福- 吉岡ペペ ...自由詩513-4-18
魚に- 凍湖(と ...自由詩413-4-18
at_the_zoo- 佐東自由詩4*13-4-17
戯言/口元のゆがみ- ただのみ ...自由詩21*13-4-17
ちいさなわたしへ- はなもと ...自由詩3*13-4-17
過去も未来もこの世もあの世も・・・・・・・・・・・- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-4-17
- 乱太郎自由詩13*13-4-17
【さくらの_ゆくえ__その二_桜陰編】_三篇- るるりら自由詩22*13-4-17
もの想う- 石田とわ自由詩7*13-4-17
パン屋さんにて- 灰泥軽茶自由詩9*13-4-16
成長を見守る春- あおば自由詩5*13-4-16
無常の風のまにまに- 梅昆布茶自由詩613-4-16
金時- ……とあ ...自由詩8*13-4-16
丘のうえのちいさな雲- 梅昆布茶自由詩613-4-16
無常と常住- 吉岡ペペ ...自由詩513-4-15

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