すべてのおすすめ
書きたいこと
書きたいことはたくさんたくさんある
次から次へと噴出する感情
それらが蒸発してしまう前に
ガラスの瓶に少しだけ詰めて
机の上に置いて
眺めて
振って
眺めて
言葉でスケ ....
あわいにたゆたうスポンジ状の光。向かい側では何を喋っていたか。蝶のトケルマデ、またいで、くらんで、主人公たちにルビをあてる。
後ろの正面に泳いでいる黒衣も、また、体制を整えている。寝返りを打つ度の痛 ....
愛の深さを測るのは
起き抜けの眼差しです
             2007/05/04




走って転んで
起きあがって
出来ることをしなさいと
近所の
半熟の先生が
優しくおっしゃった

ギラギラのコミックばかり ....
酸素は息苦しくなった
どうも心地よく自分が循環していない
もともと組織とか社会というものに
馴染めるような体質ではなかった
求められるものに求められる分だけ
与えているだけで十分だった
そ ....
病院の最上階の病室の
眠れぬ夜に少年は
夢で作った絵具で
誰も知らない絵を描く

空は大きなキャンバスだ
ひとりでさびしい少年は
空にたくさんの友達を描きました
父親を知らない少年は
 ....
月が昇った夜の下
白い光に満ち満ちて
遠くお空に浮かびます
暈を重ねてぼんやりと
ひろくせかいを照らします
夜明けの眩しい太陽に
月の明かりは隠れます

月が籠った夜の下 ....
その 光

透明な 陽光を 受け止める
光 在る者に

悪心の傷を
痕跡もなく 浄化しなくては

いつも 手をかざし 
光を受け止めている
額が熱い情熱で溶ける

陽光は 憧れ ....
僕の手が
僕の指が
父の手にみえることがある

どこからか父の
僕を呼ぶ大きな声がきこえてくる
指さす先には誰もいない
声だけが耳に残る

七年ぶりに
父の洋服ダンスを開けた
 ....
百聞せずに一見したら
まぁ それなりに感動した

百聞して一見したら
そりゃあもう感動した

百聞は一見に如かず
これ ちょこっと違う

百聞は一見のマザー
うん これが正解! ....
腕を酷使して焼き上げた
そのにんじんケーキの中に
丸い未来を
込めたつもりです

お願いだから
そぉーっと
ゆっくりと
食べてみてください
目玉磨きは今日も目玉を磨いてる
キュッキュッキュッ
キュッキュッキュッ

黒い目玉に茶色に緑
青い目玉に疲れた赤目
毎日毎日忙しい

夜になると
こっそり瞼を押し上げて
せっせせっ ....
ただの生活の中を
ただの生活だなんて言って
大して感動もせずにフラフラ生きてたら
ときどき前方不注意で
誰かの真摯な想いの背中にどしんとぶつかることがある
いい加減見かねた神様にマジビンタを ....
もちろん たしかに
自分の身体を愛するように
私は
この国を愛する
憎悪に満ちた社会であろうと
しなやかに愛してみせる
きらめく山河
海輝き
空はとどろく
はてしなく
おもいは駆け ....
おらのかかぁは
おっちんだ
できればみんな
ないてくれ
かかぁはあした
ほねになる
夜が
明けないうちに
こっそりと
地平から
覗いてみたよ
旅立ちの日


君の食べられる野菜
食べられない野菜
を知ってたのに
僕との距離を
知らない

やがて
そんな ....
愛していた日々を薫りに変えて
砂は静かに落ちていた

トキメキを含ませた粒子は
弾けることもなく
ただただ軟らかに流れているだけで
緩む頬が戸惑いに
くすぐられた

何気ない言葉と
絡み合う瞳
懐かし ....
繰り返される風と雨は
石を山から転がし
石はその道の中で
削られて丸く小さくなり
やがて深い海の中へと
沈んでゆく

繰り返される下り坂と上り坂は
人を生へと動かし
人はその道の中で ....
会いたいよ
たとえ君があたしを忘れてても
思い出したくない過去にされてても
 
最近ね、すっごく君を思い出すんだ
話なんかろくにしたこともなかったのに
写真のように
鮮明に

でもね ....
涙はきっと
優しさの後に流れるから
それはきっと
君が優しい証さ


今日も日が落ちる
水溜まりは雨粒に跳ね
差した傘さえ無駄なくらい
履き古したジーンズは
太股までびしょ濡れ ....
漆黒の右手が伸びて
のど元を掴む


“踊りましょうよ”


ポップじゃない
ロックじゃない
クラシックじゃない
ダンスミュージックですらない

音楽が 掛け布団の様に迫る
 ....
帽子の鍔で
隠した僕の
瞳を君は
見て笑った


指先の繊細さとか
髪の毛の柔らかさとか
感じられる距離に
笑う君が居る

濡れた睫毛とか
唇の濡れた感触とか
感じられる ....
夢の中で醒めた
生憎の雨だ
生き生きしている草花を見て
僕は死んでいる
そう確信した

真夜中に開かれた
パーティーで僕は
100人目だったらしく
腐ったケーキを渡された

不毛 ....
.

母が死んだ日の翌朝
わたしはいつもの時間に起きて
いつものようにご飯を食べた


横たわった母の手を
そっと、さわる
(つめたい、手)
(瞼はかたく閉じられていて)
これが ....
あなたが急いでうちにきたら

何事もなかったように笑うつもりだった
  手を赤く染める雨を一粒。
  摘んで捕まえた。
  つぶしてしまわないようにそうっと。
  空に泳ぐ寸前の雫の形のまま。
  目の前にぶら下げる。
 「こんにちは」
 (こ ....
子どもたちのかおり水はかがやく
わたしの足をのみさらうもの
それはとても自由な戯れに見えたけれど
目をとじて 耳をすませば
ひとつの韻律をかんじるわ
わたしもむかしは うたでした

 も ....
何も見えなくていいのだ
握りつぶしてきた虫の数を数えてみようったって
できない
地球の反対側の生き死にだって見えやしない
私は限りあるイキモノであって
書物だのインターネットだのが親切にも教 ....
開け放たれた窓から
夜風がカーテンを揺らし
月の光がこぼれだす

少女の眠れぬ夜はするどく
闇の中へと切りこんでいく

少女がひとさし指で
空をなぞるように
星の数をかぞえている
 ....
息のひとつ

触れる指先

たゆたう視線の彼方


奏でる音のひとつ

その音のひとつひとつに

知らずして

あふれている

哀しいほどに

せつないほどに

 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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セッション_一、二、三- クマクマ自由詩907-5-4
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その_光- アハウ自由詩507-5-4
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見聞を広める- 優飛自由詩5*07-5-4
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目玉磨き- なかがわ ...自由詩2*07-5-4
オニキス- チグトセ自由詩12*07-5-4
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かなしみ- 渡辺亘自由詩1*07-5-3
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M- 万里自由詩207-5-3
ずぶ濡れラブソング- 蛇苺自由詩307-5-3
オシャレnaダンス- 酸素の枷自由詩3*07-5-3
星空涙#- 蛇苺自由詩4*07-5-3
幽体離脱- ゆうと自由詩3*07-5-3
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初夏の森には秋の風- 佐々宝砂自由詩1807-5-3
イメージと空白- 村木正成自由詩10*07-5-3
青空に- 桜子自由詩307-5-3

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