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修正ペンで
過去を塗り潰した
逃げ込んだのは
真っ白な家

白い壁
白い天井
白いテーブル
白いソファー
白い扉
白いベッド
黒い心
僕だけ仲間外れ
 ....
仮想現実
仮想家族
 
僕等まだ
おままごと状態
 
プラスチックの人参
食ってりゃいいの
 
すべり台の上で
君の帰り待ってるよ
 
偽装現実
偽装家族
 
雑草お味噌 ....
ホントはずっと前から知ってたよ
だけど信じたくなかったから
現実を見たくなかったから
知らないふりしてたんだと思う

ゆっくり目を開けてみると
やっぱりあなたはいなくて
周りを見渡しても ....
「おらあ悪党だすけ、地獄の閻魔様にも嫌われてなかなかお迎えが来ねぇ」
と元気に遊びに来ては、父によくこぼしていた祖父だったが
晩年はながいこと寝たきりだった
曲がったまま固まっていた脚のせいで棺 ....
                     ―RIOJAにて



?.

なんだかこれは
フリーメイソンみたいだ
俺達は深い地下にいる
NAVARIDASというリオハ ....
あなたの声が聴きたい
かつて私を魅了した神秘的なあの{ルビ詩=うた}を
あなたの声を聴かせて
そしてまた私を夢の世界へ{ルビ誘=いざな}って

あなたの声は
私の梢を揺らす一陣の風
あな ....
生きている世界に
足跡を遺して月の影の扉をあける
小さな扉は静かに傾ぎ
永遠の世界に繋がる

旅人は僕
月の虹に立つのは君
押入れの中に詰め込まれた
古い衣類はしわしわになったまま
寒い夜にはそのまま冷えて
家で母と一緒に年を越す

滅多に開けられることのないふすま
取り出されることのない衣類
毎日開けられる ....
田舎道で話しかけられました。

「ピープル!」って言われた。

私しかいなかったから 私のことだろうと思います。

相手は トビでした。
羽をなくした鳥は
 
もう二度と
 
飛ぶことは出来ない
 
でも歩くことなら出来るわ
 
だから助けはしない
 
遠くから
 
見守ることにしたの
いつかあなたは僕の絵を
「痩せた狐の落とし子ね」
笑って僕に言いました

弱って僕は、虹のあなたに
「よくも、よくも」と笑ってました

いつかあなたは僕の絵を
「止まった時計のようだわ ....
指先で辿るだけのものにも
どこかに意味はあったのだ
そう気付かせてくれる君たちの声は
どこまでも、仄かに明るい
埃を被ったままの本の
隙間を捲る指の順番から
繋がっていくものがある
体温 ....
沖からの風は
ずっと前に止んで
マリンブルーのジュースの
べたつきだけ残った

たった一口
飲ませて貰った
激烈な甘さも

くちびるに染みいる
かすかなぬるさも
飲み込んでし ....
地の底の歌を聴き

暗がりの言葉をまさぐり

ざわめく井戸端をなぎたおし

しどけなく横たわる

絹のストールをひき裂き

ヒリヒリといら立つ

昨日を脱ぎすて

ゆがんだ ....
雨降りの日はなぜか不機嫌で
できればそばに寄りたくない僕の水玉ガール
ちょっとカッコイイ先輩には笑顔振りまいて
その分僕に当たるのはよしておくれよ

不機嫌な理由を尋ねたら
ますます不 ....
君という雨に打たれて
私のあらゆる界面で
透明な細胞たちが
つぎつぎと覚醒してゆく

 夏の朝
 影に縁取られた街路
 やわらかな緑の丘
 乾いたプラットフォーム
 きらめきに溢れた ....
いつだってそう
自分がひとりぼっちになった瞬間に
自分自身の
弱さと小ささ
このふたつを改めて実感する
この街が奇病に犯され始めたのは
冬が明ける前だった


『蒸発王』



最初の目撃は
髪の毛だったらしいが
全ての症状は同じだった


蒸発する


感 ....
飛んでけ 想い
  
    春がくるよ
  


  生暖かい風を君は気持ち悪いと言ったけど



飛んでけ



  あたしは好きだよ。

 ....
濁った沼のある寂れた町に
マリーという女が住んでいた
マリーの本名は誰も知らない
彼女は
夏の真夜中のような眼をした
中々の美人であったが
友達はいなかった
若者はみな都会 ....
後れ毛 梳くうて そっぽ向き

微かに震える伏せ睫毛
 
「辛くはないの?」と、宵の月


若やる胸に絡ませた

好きと嫌いの綴れ織り

先夜の淵に咲く花を

見ては見ぬふり ....
「西高東低の気圧配置はしばらく続くでしょう」と
天気予報のお姉さんが
カメラ目線でうったえている

僕はコートを羽織って
襟のホックを上手くかけられないまま
仕事へ行こうと玄関へ向 ....
病室の窓から見える金木犀の葉は
季節の変化と共に舞い落ちる
その葉は最後の瞬間まで
生命の光を放ち続ける

彼女は春からずっと此処にいる
医療の限界を超えた力に
少しずつ細胞 ....
ぽっかりと空いた穴に私は舞い降りた
瞳も何も映さず鳴り響く足音だけが
その存在を知らしめ
誰もいないこの場所にて私は舞う

忘れよう 忘れなくていい
思い出 未練 忘却 苦しみ 
渦巻い ....
マリアの下の
小さなお人形
 
そのアタシを
初めて笑わせた紳士
 
床についても
忘れまいと
柔らかに抱きしめ
 
あの世でも
忘れまいと
静かにねむる
 
ああ
青白 ....
アイスクリーム
持っててね
って
いつまで
待たすつもり?
 
とけた液体が
腕まで浸透してきたよ
 
お気に入りの
白いカーデも台無しで

香水のローズの香りの代わりに
チ ....
君を空に重ねて見たら
本当に君の顔が出てきてさ
驚いてる僕の横で君は笑ってた

君と空は似ているね
なんて言ったらさ
嬉しそうに笑ってた
目を濡らして笑ってた

君は空
君は空
 ....
青い空がそこにあったので
とりあえず君のことを尋ねてみました
答えはわかっているから
聞かないね


いつから
そうすることがクセになったかな
あたしは左にひとつにまとめた髪をくる ....
紡ぎ繋ぐ言の葉を

深海の波音に乗せ

唄って

漂い揺れるこの身を

深海の潮流に乗せ

流して

泪頬を伝う夜に

聴けない声を恋しがり

鳴き交わすイルカの群れ ....
嗚呼嫉妬する己が醜い
彼の人を見つめる貴方が愛しい
殺してしまいたいよ
貴方の愛する人を
消してしまいたいよ
貴方の脳内の記憶から
嗚呼切がないと貴方は言う
それは分かって ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16259)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白い部屋- 1486 106自由詩9*07-2-26
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虚無感- 美月朱恋自由詩5*07-2-26
おらあ悪党だすけ、- 渦巻二三 ...自由詩8*07-2-26
AVE_MARIA- 水在らあ ...自由詩15*07-2-26
あなたの声が聴きたい- 未有花自由詩15*07-2-26
月の影と僕の轍- プル式自由詩5*07-2-26
朝の挨拶- Six自由詩4*07-2-26
田舎道で話しかけられました- るるりら自由詩1007-2-26
第二の自立- 倉持 雛自由詩307-2-26
或る絵描きの悲劇- 蔦谷たつ ...自由詩8*07-2-26
形状- 霜天自由詩607-2-26
ラムネもどきの海- 曳舟自由詩307-2-26
ストレス・フリー- 渡 ひろ ...自由詩3*07-2-26
僕の水玉ガール- はるこ自由詩3+*07-2-26
約_束- 塔野夏子自由詩30*07-2-25
新・枕草子_「いつだって」- 緋月 衣 ...自由詩5*07-2-25
蒸発王- 蒸発王自由詩13*07-2-25
飛んでけ- かとうゆ ...自由詩4*07-2-25
喪服屋マリー- 吉田ぐん ...自由詩1707-2-25
先夜のほどろ- 朱雀自由詩5*07-2-25
「北風が吹いている」_(青年詩片)- ベンジャ ...自由詩9*07-2-25
朽葉色- 1486 106自由詩4*07-2-25
空虚- 茉莉香自由詩507-2-25
メープルの悲歌- 夢人めー ...自由詩307-2-25
待ちぼうけ- 倉持 雛自由詩5*07-2-25
空〜君の風〜- 美月朱恋自由詩507-2-25
ぽつり- 瑠音自由詩207-2-25
海遊波夢- 彌月自由詩3*07-2-25
貴方の愛する彼の人〜嫉妬の愛〜- なかがわ ...自由詩3*07-2-25

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