すべてのおすすめ
季節の車輪を転がしながら

時代の坂道下って降りて

さあ年の終わりと始まりのテープが切られました

あなたの目にはどんな時代が見えますか

世界は灰色にもバラ色にも染まります

 ....
 
世界平和なんて願わなくていい

家内安全、商売繁盛、合格祈願、恋人ができますように、何だっていい

目を見開き、そして願え!



 
               121231

ザルで掬い取ったざらざらの砂粒を選り分けている
もとより砂金など含まれているはずもない裏川の黒い砂粒も
大晦日の朝日に煌めくと黒曜石の誇りを取り ....
小さなツリーに飾りつけ ケーキを食べて
プレゼントを期待して眠った子供の頃
夜中に聞こえてきたのは 言い争う声

弟達は眠っている 耳をすますと台所で
父と母が言いあっている
なんだろうと ....
ゆっくり湯を沸かし



大きな器に ひとかきの飯を入れ

わずかばかりの具を入れて 雑炊をすする

これで いい
大晦日の朝は これでいい
主婦が三日寝込んだだけで
高く高く それは高く
見事に築き上げられた
お皿の山
洗濯物の山
子供が引っ張り出したガラクタの山
塵・埃・ゴミの山…

実家を離れて初めて知った
美味しい ....
LEDひとつに
頼るだけの夜の一人は
優しい時間を知っている
あのひとがくれて
のこして経った
時間もまた
優しくて

十二月だ
死をふたつ知っている
十二月だ
あした雪は降らな ....
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あなたが望む世界がひとつ
彼氏が望む世界がひとつ

親兄弟とか仲間とか他人とか

でも同じコルクボードに鋲で留められる

百個は許しても一個はあなたのものだ

その一個が

大好 ....
六月の朝に好きな人に会う。

新しいときの創造は過去を手放すことなのに、音をたてて崩れる国のまえで、いまは少しも淋しくなれない。

ほんの小さな単語たちにも特権は与えられる。神は完全な意味で公 ....
クリスマス以降
全くやる気が起きなかった
どうにか今日で仕事納め 
やっと時間が心に追いついたのだ


裸婦像みたいな街路樹の肩にカラス


除雪車に削られた白い壁に車を着けて
ふ ....
蟻を奥歯でかみつぶし
くるぶしを白くいじめていた

ここにはなにもない

あまりに寒く
はく息を凍らせて
楽器のように鳴らしている

見たことのない誰かの部屋の窓が
すこし
 ....
あの頃よりも綺麗になった君を
呼び止められなかった右手

苦し紛れの甘い褒め言葉に
不覚にも照れてしまった右手

掴み損ねた夢みたいなものを
慌てて誤魔化そうとした右手

振り返 ....
まほろばが うたいはじめるのです
フライパンの中は カタクチイワシの まほろばなのです
心が自然と フライパンに降りてゆき
放物線をえがいて 炒られて対流する香ばしい香りに
うたいはじ ....
独りじゃないと想っている間は
大地を踏みしめて生きていける

でも逆境のとき苦境のとき
ひとは独りだと気がつく

差し伸べる手はなく
悲しみの海に沈みそうなのに
だれも浮き輪は投げてく ....
水色の瞳に黒が大きい
いつも獲物を狙う 鼻くそ模様をつけた うちの次男

血の繋がりのない拾った子供
アパートの下で必死でアピールしていた 健気な子
頭にコーヒーの染みつけた けれど匂いは獣 ....
得体のしれないものが浮かんでいる
球体なのか
立方体なのか よく分からない
時々 雀がとまる
もう一年以上浮かんでいる
雨で落下するわけでもなく
風に流されていくわけでもなく
そこに 浮 ....
書き散らかした
言葉のきれはしを集めて
布団にしていたけれど
とうとう
足の踏み場もないほどになってしまったので
優しく重ねて
クリップで留めておく

クリップが
あなたの詩集だよ、 ....
茶色の液体を溜めている 冬の間
白く染まるわけでもなく 雪が積る

 この冬はコタツは出さない
 丸くなるのは 代わりのマイクロファイバーのチビモーフ
 君サイズ

本物の毛皮身につけて ....
新年がやってくる
お腹にいた君も
来春には中学生
中学生ってどんなだったっけ?

お母さんは中学一年生のとき
素敵な仲間に囲まれて
ときにはいろんなもめごとに巻き込まれたりしながらも
 ....
耳が三角なだけで かわいい
縁あって飼い猫も 道端でひょっこり見つめる猫も

一方的な私の挨拶に 光速凝視永遠のシカトでも かわいい

 時にトラなる事もあるけれど かわいい
 内出血の私 ....
たたみかける波のように
訪れる悲しいできごとを
わたしたちは
もう 不幸せとは呼べない

昼夜を問わず
ドアは開けられ
手渡される花束
拒むことはできず
両手いっぱいに受けとめながら ....
夜の天幕はマグネット
キミが蹴ったつまらない石ころを
引き寄せて
星にすりかえる
朝が来るまで
せめて忘れたふりしてる

自分が永遠に満たされることのない
闇であることを

さみし ....
軍手の布地が手の水分を奪う

支給品は きゅと引けば地肌が見える粗悪品

レースの手袋じゃあ無いんだから

指紋の汚れを爪で掻き出そうとしても これは染み付いた汚れだ


あかぎれの ....
海まで歩いて五分
日当り良好の 
離れの寝室の
大きな窓辺から
隣の国が見えてくる

そんな気がして
今日は霞がないから
風来坊になって
紙切れのように
軽く飛ばされてみた

 ....
子供が生まれて初めてのクリスマス・イブの朝
旦那がプレゼントは何を用意したか?と訊いたので
「絵本とぬいぐるみ」と答えると
「そんなんじゃ、全然足りない!」と言い放って家を飛び出して行き、
ま ....
ロマンティックが好きである
もう恋をする年ではないけれど
恋をした思い出なら
心のポケットにいっぱい詰まっている

怒りでベッドに
携帯投げつけたことも
男の背中をグーで
思いっきり殴 ....
もっと寒くなれよ冬
体を貫く冷たさで
焦がれてゆくばかりの心を
殺してはくれないか

もっと寒くなれよ冬
町を駆け抜ける風の
ありのままの勢いで
一緒に海へゆこう

春がくる前に
 ....
暖かい所を探す 本能のままに我儘に
日向の窓辺 現在のテリトリーにマーキングはしないが

暖かい所を探す 倒れたロールケーキの様に包まる
日向の窓辺 洗濯物の揺れる影 本能のままに追いかけなく ....
私がこうして何かを書けば

あなたは“それ”を読んでくれる。



きっと、そんなに面白くもない

たぶん、どちらかっていうとつまんない

口語体が多い“それ”を

いつか ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
2013年_新年に思うこと- ただのみ ...自由詩24*13-1-1
初詣- 殿上 童自由詩19*12-12-31
去りゆくものたち、生まれくるものたち- あおば自由詩4*12-12-31
メリー・メリー・クリスマス- 砂木自由詩12*12-12-31
大晦日の朝(こころ)- ぎへいじ自由詩10*12-12-31
私の前にある…- 夏美かを ...自由詩25*12-12-31
LEDよ- もっぷ自由詩712-12-30
檸檬爆弾(大画面専用)- こひもと ...自由詩5*12-12-30
百一個の画鋲- 梅昆布茶自由詩1112-12-30
六月の朝と植物- 乾 加津 ...自由詩15*12-12-29
連休熱- ただのみ ...自由詩15*12-12-29
- はるな自由詩512-12-29
まねきねこ- nonya自由詩20*12-12-29
末広がり- るるりら自由詩18*12-12-29
悲しみの上に- HAL自由詩6*12-12-29
うちの次男- 朝焼彩茜 ...自由詩8*12-12-29
浮遊物体- 空丸ゆら ...自由詩1412-12-29
クリップ- そらの珊 ...自由詩18*12-12-29
それでも清潔なのだ_冬- 朝焼彩茜 ...自由詩612-12-28
新しき- 桜 歩美自由詩4*12-12-28
三角の耳- 朝焼彩茜 ...自由詩1012-12-28
ほほえみ- Lucy自由詩12*12-12-28
マグネット- そらの珊 ...自由詩20*12-12-28
あかぎれ- ぎへいじ自由詩18*12-12-28
海まで歩いて五分- subaru★自由詩21*12-12-27
サンタになんか永遠になれない- 夏美かを ...自由詩14*12-12-27
【_恋に遊ばれて_】- 泡沫恋歌自由詩16*12-12-27
もっと寒くなれよ冬- 四角い丸自由詩5*12-12-27
昼寝子- 朝焼彩茜 ...自由詩612-12-27
私を育ててくれているのは、あなた。- 元親 ミ ...自由詩1012-12-26

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